久々に大ヒットが出るとそれにしがみつくやり方はどうか？と思う。 　「ＭＩＭＩ」に縛り付けられている感じでもあるし「続編」っていつも最初のを超えられないケースが多く、これもまたその１つで残念。

　何故出したのか解からない。 　Ｒｅｍｉｘも特に真新しいものは殆どないし、Ｒｅｍｉｘは好みが凄く分かれる。 　どうしても出すのなら価格はそのままで2枚組程度ではなく10枚組位で出さなければあまり意味を成さないし、レアＲｅｍｉｘも収録しなければ洋楽好きなら輸入シングルくらいは買っている為、真新しさもないし、普通の音楽好きにはあまりＲｅｍｉｘまでは聴かない。 　誰をターゲットにしているのかよく解からない。

　リイシューばっかりだから洋楽は買うのを躊躇いがち。 　「もっと安くなるだろう」「もっとお得になるだろう」…そして何時の間にか興味を失ってる。 　そういうパターンが多い。　 　ＣＤにしてもＤＶＤにしても短期間でリイシューを発売しすぎ。

今の彼女が出せるだけのものを出した究極の勝負作、って感じがします。おそらく前作で大ヒットした「We Belong Together」を意識して作り上げられていて、最初から最後まで捨て曲がない。彼女の最大の魅力であるボーカルも存分に活かされているし、「Bye Bye」なんかは本当に名曲だと思います。前作よりもセールスが大幅にダウンしたのが不思議に思える傑作だと思いました。

EUR盤を買いました。HONEYやｴﾓｰｼｮﾝｽﾞなどはあまり不変的ではないと思うので、ﾊﾞﾗｰﾄﾞで纏めた事は良かったんじゃないでしょうか。ﾍﾞｽﾄでは「#1’s」を持ってますが、これからMariah の過去作を聞く方にはこちらがｵｽｽﾒだと思います!!

昔のマライアにあったキラキラしたトラックはないし、超ドラマティックなバラードもないですが、落ち着いた安定感と洗練されたＲ＆Ｂポップという感じでさすがだと思いました。しかも前作よりボーカルレベルが上がっている気がします。やはりマライアはセレブというのではなく本物のシンガーなのですね。

アートワークやPv、妙な雑誌風歌詞カードなどのヴィジュアルワークにやはり若干の不満が残るものの（かつてのジャケのリポートレートは必要か？）、中身はやはり満足いく仕上がり。特に後半の「Angels Cry」や「I Want To Know What Love Is」の流れは死にます。ただし前半は同じような印象の曲が並び中だるみするのも事実。少しはじけた曲が１〜２曲ちりばめられているといい感じになったと思うのだけど…。ただ１曲１曲の完成度は高く、そこはマライア！という感じでしょうか。２５００円を払っても満足いく作品です。

個人的に好きなMIMI、E＝MC２と、このアルバムがそれぞれ違った印象に仕上げっているから、どれも手放せないアルバムです。今回は、初期からのマライアファンも満足できるバラードもあり、ますますマライアファンになりました。このアルバム本当に良い。ヘビロテしてもまだ全然飽きないです。

これだけ落ち着いて聴いていられるアルバムは久しぶりです。賛否あるようですが、初期のMariah Carey が好きな方は好印象なのではないでしょうか？逆に「バタフライ」以降のMariah Careyが好きな方には物足りない・・そういったところでしょう。個人的には過去の名曲にも匹敵する「Angels Cry」と「I Want To Know What Love Is」は凄すぎる！とため息を漏らしながら聴きました。

このALBUMに関しての感想はCapital Mさんと全く同じです！文章力がない自分には上手く感想書いてくれる人がいて嬉しです(笑)やはりマライアは曲を渡されてただ歌ってるだけの歌手じゃなくソングライターでもありプロデューサでもあり芸術家なんだなぁと改めて思いました。レコード会社社長の旦那と離婚し対立してまで、自分の本当にやりたい音楽を作るという熱い気持ち、感心します。世間一般では最近太っただの肌の露出がどうたのとかそんな話題ばかりですが、裏方にいるアーティストマライアとしても見てもらいたいですね、歌唱力抜群てのはみんな知ってますがね(笑)皆さんこのALBUMは結構いい出来なんで買って下さいね?個人的なオススメはやはり１・３・４・５・９・１５・１６・１７です！