��sleeps with angels�∴ﾈ来の傑作！　Ｎ・ヤングいまなお現役なり！

Neil Young meets Pearl Jam言うこと無し。最高です。

先日NHKで放送したLiveと同内容の物で期待していたが、 画質が放送された物より、 1〜1.5ランク悪い様な気がするのは自分だけ？？？ 演奏内容は大変素晴らしいです。ハイ。FANなら買って損はしないでしょう。

何度聴いても、この重苦しさ・沈痛な叫びが心に迫ってくる。ドラッグ渦で死去した仲間への鎮魂歌だけあって、そのヘビーさは尋常ではない。ニール本人も尋常でない精神状態での作品だというのがよく分かる。ドラッグの怖さが分かっていても、後のラスト・ワルツの時は完全にラリってステージに立っていたニール。人間てかくも弱いものか…

穏やかなニールヤングもまたいいですね。本作に共演しているニコレッタ・ラーソンとの掛け合いもいいんじゃないかな。私は、「今宵…」から入ってしまったので、あの重苦しさに何とも参ったのだけど、一転したこの作品にものすごく癒された記憶があり、今でもＭ１０などは大好きです。振幅の激しい彼ですが、こんな癒しのニールも如何でしょうか？

70年代全般、私は中学生から高校生になり多感な年頃だった。そんな時期にCSN＆Yに出会った。中でもニール・ヤングの哀愁のある歌声に惹かれた。ソロとしての来日公演でも、前半のアコギ・セットでは（ON THE WAY HOME）からセット・リストをスタートしている…本作を聴いて、あの来日公演に思わずタイム・スリップした気持ちになった。失うものが怖くなかった青春時代。女性よりも先に音楽に興味を持った。ロックの洗礼と時の流れ。良い時代だった。時は流れ、いつのまにか大人になり、本年で50才になってしまった。人生の折り返しを過ぎてしまったのだ。しかし…私は今でも音楽を聴き続けている。本作に能書きはいらない。音楽を楽しむ時間は時として時間を止めるの

これ良いです。 あまり思い入れのないアーティストなんですが、思わずこの頃のＣＤを買い足しました。

“Ordinary People”１曲だけのために買う価値アリですね。（トラックリスト、早く修正してよ） それにしても、この秋はボスやジョン・フォガティ、イーグルス、ジョニ・ミッチェルとアメリカンロックの大御所達の超強力盤が目白押しで楽しみですな〜。

個人的には「Are You〜」がお気に入りです。ピアノの緩い旋律がたまらなく良いです。

ニールも年をとった。それゆえに感じる人生への慈しみ。それが通奏低音となってこの作品に流れている。ニールの映像としての最高傑作と断じて間違いない。とくに古くからのファンは必見。映像も演奏も物静かであたたかく、限りなく奥深い。音楽DVDを見て初めて泣けました。