非常にｼﾝﾌﾟﾙな仕様で収録曲も少ないが、さすがBBC！！なかなかの映像を残していてくれたものだ。ｼﾞｬｰﾆｰ･ｽﾙｰ･ｻﾞ･ﾊﾟｽﾄのﾌﾟﾛﾓの為のTV出演だったのだろうか…字幕が無いので時折MCで会場の笑いを取っているﾄｰｸが理解出来ないのは残念だが、貴重な時期の内容の濃いｿﾛ･ｽﾃｰｼﾞが十分楽しめるのは間違いない。ﾎﾞｰﾄﾗはﾓﾉｸﾛで単調なｶﾒﾗﾜｰｸだが長尺のﾀﾞｳﾝ･ﾊﾞｲ･ｻﾞ･ﾘﾊﾞｰが見れる。

ﾗｲﾌﾞの内容としては悪くない。価格も旧盤再発ではなく新譜なのだから妥当だろう。だがDVDは付ける意味が無いな…所詮ﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝ用のｵﾏｹ。ちなみに先立って出されたBBCﾌｨﾙﾑのｱｰｶｲｳﾞDVDは素晴らしい内容だった。

Journey Through The Past(1972)、Time Fades Away (1972)は永久にCD化されないのか？一日も早いCD化を切望します。

私もＤＶＤ！にはめられました！ニールの若かりし顔の静止画像の上をシュガーマウンテンらしい雪がぱらつくだけ。あとは音のみ・・・動くニールの姿をもっと見れると思ったのにがっかり・・・

DVDにはめられたー。ライヴ映像じゃないなんて。国内盤は付けるなよ、、、。

この作品は色んな時期のｾｯｼｮﾝが寄せ集められて作られた為に作風の振幅がかなり広い。実際、収録曲の半分ぐらいは本来ならあの『ｸﾛｰﾑ･ﾄﾞﾘｰﾑｽﾞ』の基となる存在だったのは有名な話。そんな方向性の定まらない散漫さを差し引いても�G〜�Hのﾛｯｸ･ﾁｭｰﾝの流れは強力だ！無難なAｷﾞﾀｰの弾き語りに比べ、お世辞にも上手いとはいえないﾆｰﾙのｿﾛ･ﾌﾟﾚｲも彼だからこそｻﾏになる。下手ｸｿだけど迷いの無い確信に満ちたその音は聴く者を魅了する！

“on the weekend”が心をとらえて離れなかった。どうしてだろうね。今聴いても沸々と…。

出来ればデケイド以降の曲だけで、編集しても良かったのでは..と思います。他の方と同様１枚のＣＤで収めるのは不可能だと思います。ボブ・ディランのように、Vol.2のような形で発売してくれたら最高なんですけど....。ディランと言ったら、ブートレッグ・シリーズ！ニール・ヤングも初期のアウトテイク集などを出してくれないかなぁ！

特に前半の曲の流れが好きです。夜、部屋を暗くして横になって聴いていると、いつの間にか眠ってしまいます。自分にとって、心地よいアルバムのひとつです。

Live Rustと、どっちがイイかって？その日の気分で、その答えが違ってきます。でもWeldから聴き始めて衝撃を受けてしまった人には、Live Rustは少し物足りなく感じるかもしれないです。それほどインパクトがある作品だと思います。映像の方も機会があれば、一見の価値有りです。