ｱﾝﾀﾞｰｸﾞﾗｳﾝﾄﾞ？暗黒？芸術？今じゃ、CMでふかわがTｼｬﾂ着て金返してるよ。最高にｼﾆｶﾙ？泥沼ﾍﾞﾄﾅﾑ戦争と同じ時代だ！

ﾄｰﾀﾙの印象は浮遊感と焦燥感が8対2で以前の作品の対極的作品か？油断禁物！裏ｼﾞｬｹのﾙｰは発狂ｳﾞｨｵﾗよりﾒﾗﾝｺﾘｰなｷｬﾝﾃﾞｨｰでイッテます。

ライヴハウスのドアを開けると、VUという名のバンドが演奏を始める。一晩限りの出来事がやがて世界中の少年少女の想像力を刺激する。ロックンロールがあれば生きていける。

今までで一番ｽﾄﾚｰﾄにいい歌を作ろうとしている（気がする）全体的にゆるくてﾁｰﾌﾟな感じ（いい意味で）の名曲がつまってます。9が怖い｡

クォリティよりも何かの因果でオリジナルに収録されなかった曲。裏ベストと勝手に位置付けて「アナザー・ヴュー」と一緒に楽しもう！モーが歌う１０曲目もかわいいよ。

正直言って、ヴェルヴェッ ツが持っていた得体の知れない怖さみたいなものを期待するとガッカリするが、何か同窓会的雰囲気もそれはそれでいいか･･･。ライヴ映像も発売されたが、今見るとギターを弾くS・モリスンの姿を見ていると目頭に熱いものがこみ上げてくる。二度とオリジナルのヴェルヴェッツを見ることは不可能となった。アルバム中、Rock ’N’Rollは無条件に素晴らしい。

鈍く光輝くナイフのようなロックとあまりに甘美で魅惑的なメロディーを持ったロックが正に絶妙なバランスで交じりあう奇跡のアルバム。セカンドの暴力性も捨てがたいがファーストのこの絶妙さに何年経っても痺れる。

みんな大好きﾊﾞﾅﾅのｼﾞｬｹ｡ｵﾚも好きだよ､どうしようもなく｡ひたすらに現実から逃してくれる｡聞き終えると虚無｡ｵﾚには何もない｡

ﾊﾞﾅﾅもｵｲｼｲけどこれは一度ﾅﾒたらﾔﾐﾂｷです｡ﾉｲｽﾞって少し聴くと騒音に聴こえる､でもその奥には発光してるﾓﾉがある｡音を掻き分けて掻き分けて､光をみつけると涙がでそうになる｡それは置いといてﾍﾞﾙﾍﾞｯﾂは良い!音が割れてたりしてまた良い!もっと質の悪いｽﾋﾟｰｶｰで爆音で聴きたい!

表の世界もいいけどやっぱ裏の世界でしょ！