外部アレンジャー起用の効果もあってか、前作までとはガラッと変わって‘優しい’作風。 どちらかと云えばキリトソロに近い印象を受けるかも。 LIVEでの演奏頻度は低いけれど、何度も聴きたくなる名盤。 特に、「螺旋」は胸を締め付けられるような名曲。

Opening SEを終えての実質的な1曲目である「PANDEMIC」から怒涛の勢いで攻め立てる。 LIVEではこのalbum収録曲が最も演奏頻度が高いと思われる。 KOHTA(ba.)が初めて作曲を手掛けた「薔薇の花」等、前作よりも幅が広がった印象。

良くも悪くもPIERROTを求めてしまう中で、アレンジに物足りなさを感じてしまうが、LIVEではそれを補って余りある爆発力を秘めているので、是非LIVEで聴いて欲しい。 特に、5人編成になって以降はアレンジも変わっているので、原曲との聴き比べと云う楽しみ方も可。