Comp.symphonies: Barbirolli / Vpo
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火へんに華 | 千葉 | 不明 | 05/July/2006
ブラームスではなく、バルビローリを聴く演奏だ。バルビローリファンなら必携すべきだろう。楽曲をある意味でグロテスクに伸張して演奏している。バルビローリのスタイルはブラームスの女性的・粘液的とも言える資質を表出させている。同時に新古典主義的な骨格は崩されており、その点でぼくはこの全集を評価するのを躊躇してしまう。濃密なロマン的なブラームスは個人的な演奏になりがちで、聴いていて「自分には場違いではないか」などと思ってしまう。ぼくの様な人は同じDISKYから出てるボールト盤を聴けばいいと思う。6 people agree with this review
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