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2010年5月28日 (金)

マーラー:交響曲第2番『復活』2台ピアノ版
世界初録音


ブルックナーやラインベルガーに師事したハンブルク出身の作曲家、ヘルマン・ベーン[1859-1927]は、マーラーとの手紙のやりとりもあった同世代の人物です。
 今回登場する交響曲第2番の2台ピアノ編曲ヴァージョンは、1895年末の全曲初演に先んじてライプツィヒのフリードリヒ・ホフマイスター社から出版されたもの。当時最大の編成で、まずオケ・パートだけの3楽章が部分初演されたというこの作品を、より身近な形で演奏できるように編曲したものなのではないかと思われます。
 ヘルマン・ベーンはワーグナーの管弦楽曲などのアレンジも2台ピアノ用におこなっており、その手腕がマーラーに買われたのかもしれません。
 ともかくピアノで聴くマーラーが面白いことは、これまでにもツェムリンスキー編曲の第6番や、カゼッラ編曲の第7番、ワルター編曲の第1番、そして大地の歌などでも証明されてきただけに、今回の演奏にも期待が持てるところです。
 ノリントンの『復活』、シノーポリとジョルダンの『大地の歌』、インバルの『角笛』、シャイーの『7つの歌』でも歌っていたイリス・フェルミリオンがアルトを歌っているのにも注目。
 指揮は教会音楽の指揮者で作曲家でもあるクラウス・バンツァー、ピアノは編曲者ヘルマン・ベーンの子孫であるクリスティアーネ・ベーンと、ハンブルク音楽院教授のマティアス・ヴェーバーが担当。合唱は1980年にハンブルクのハルフェステフーデ地区で、バンツァーによって創設されたハルフェステフーデ室内合唱団が受け持ち、ソプラノはハンブルクの歌手、ダニエラ・ベヒリーが歌っています。

【収録情報】
・マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』
 (ヘルマン・ベーンによる2台ピアノ用編曲)
 ダニエラ・ベヒリー(ソプラノ)
 イリス・フェルミリオン(アルト)
 クリスティアーネ・ベーン、マティアス・ヴェーバー(ピアノ)
 ハルフェステフーデ室内合唱団
 クラウス・バンツァー(指揮)

 録音時期:2008年
 録音方式:デジタル
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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交響曲第2番『復活』2台ピアノ版 C.ベーン、M.ヴェーバー、バンツァー&ハルフェステフーデ室内合唱団、フェルミリオン、ベヒリー

CD 輸入盤

交響曲第2番『復活』2台ピアノ版 C.ベーン、M.ヴェーバー、バンツァー&ハルフェステフーデ室内合唱団、フェルミリオン、ベヒリー

マーラー(1860-1911)

ユーザー評価 : 3.5点 (2件のレビュー) ★★★★☆

価格(税込) : ¥2,519
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発売日:2010年07月26日
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