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橋本徹の『ブルー・モノローグ』 全曲解説 橋本徹(SUBURBIA)関連記事まとめへ戻る

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2012年4月27日 (金)




橋本徹(SUBURBIA)監修の「アプレミディ・レコーズ」より、深い内省を秘めたブルーな音楽が胸を打つ「ブルー・モノローグ」シリーズが登場! 目頭が熱くなるフォーク・ブルースから、魂を揺さぶられるピアノ・ダブまで、切なくも安らかな陰影を刻む、いつか見た夢のようにメロウな21世紀の音宇宙。心の殻を柔らかく溶かす“Daylight At Midnight”が希望の光を照らす、ポスト3.11のサウンドトラック=救済の歌。すべてのジムノペディストに捧ぐ「心の調律師のような音楽」です。



深い内省を秘めた「ブルー」な音楽が胸を打つ気高い「モノローグ」。

 『音楽のある風景』シリーズ、『チルアウト・メロウ・ビーツ』、『素晴らしきメランコリーの世界』、USENの大人気チャンネル「usen for Cafe Apres-midi」の10周年記念作品『Haven't We Met?』、『サロン・ジャズ・ヴォーカル』シリーズと、常に良質なコンピレイションを発表し続けている橋本徹さん監修の「アプレミディ・レコーズ」より、CDジャケットもとても印象的な新作コンピレイション『ブルー・モノローグ Daylight At Midnight』の登場です。その内容は“ニック・ドレイク・チルドレン”と言われるようなフォーキーなSSWからメロウなピアノ・ダブやスピリチュアル・ジャズまで、心を慰撫するような内省感が胸を打つポスト3.11のサウンドトラックという趣。ビル・エヴァンスの『自己との対話』、マイルス・デイヴィス『Kind Of Blue』とジョニ・ミッチェル『Blue』の深く静かな独白のような音楽を愛する方々にぜひ聴いていただきたい一枚です。またジェイムズ・ブレイクやアントニー&ザ・ジョンソンズ、ホセ・ゴンザレス、ボン・イヴェールなどに代表される21世紀の孤高のSSWたちに心揺さぶられている音楽ファンにもおすすめです。個人的には『ジャズ・シュプリーム』の作家的な眼差しと、『チルアウト・メロウ・ビーツ』のリスナーとの共感性を両立させたような、近年の橋本さんのコンピの到達点に位置するのでは、と感じました。

(ローソンHMVエンタテイメント店鋪バイイング部
ワールド&ジャズ担当 山本勇樹)



黒字 → 橋本徹 青字 → 山本勇樹


01. UNDYING EYES / MANTLER
カナダのSSW、マントラーの曲でこのコンピは静かに、心穏やかに始まります。2011年には彼の楽曲を新たにコンパイルしたCDが発売されて話題になりました。彼の音楽には、しばしば引き合いに出されるロバート・ワイアットやブライアン・ウィルソンのような“ひとり感”のあるアーティスト、そしてトッド・ラングレンに代表されるようなブルー・アイド・ソウルな感触も併せ持った稀有な才能を感じます。とてもシンプルなアレンジながらメロウなメロディーが心を慰撫する、フォーク〜ソウル〜ジャズなど、あらゆる音楽ファンの耳を惹きつける、これはある意味魔法のようなポップ・ソングではないでしょうか。


02. PIANO SONG / SCOTT MATTHEWS
これまでもスミス「心に茨をもつ少年」の素晴らしいカヴァーを始め、大好きだった英国のSSW、スコット・マシューズの2011年作『What The Night Delivers...』は、遅ればせながら今年の初めに聴いて、ジェイムス・ブレイクを抑えて去年のマイ・ベスト・アルバムではないかと思うほど、心を動かされました。言ってみれば、ベン・ワットの『North Marine Drive』クラス、つまり一生ものの名盤ということです。アコースティック・ギター中心のアルバムの最後に置かれたこの曲は、タイトル通りピアノが印象深く、トム・ウェイツも思わせますが、僕が一聴して思い浮かべたのは、レイフ・ヴォルベックの知る人ぞ知る名曲「1921」。もちろんニック・ドレイク(彼やヴァン・モリソンとの共演で名高いベースのダニー・トンプソンがこの作品に参加しています)やルーファス・ウェインライトを思い出す方もいるでしょう。『素晴らしきメランコリーの世界〜ギター&フォーキー・アンビエンス』に収めた「Road」を始め、ニック・ドレイクの至上のカヴァーを数多く遺しているスコット・アッペルと並んで、このもう一人のスコットの名はぜひ憶えておいてください。


03. TO BUILD A HOME / THE CINEMATIC ORCHESTRA
スコット・マシューズからシネマティック・オーケストラという、なんとも橋本さんらしい英国つながりの選曲、さらに言えば『素晴らしきメランコリーの世界〜ピアノ&クラシカル・アンビエンス』を彷彿させるような、幻想的かつ映像的な音の連なりに心震わされます。シネマティック・オーケストラのメンバー自身も、この曲が収録されたアルバム『Ma Fleur』は「ニュー・フォークの影響を受けた」と語っていたので、このコンピの根底に流れているポリシーと共鳴していると思います。橋本さんは、シネマティック・オーケストラとも関係の深い、グレイ・レヴァレンドの「Forsake」も選曲候補に挙げていたようです。



04. NIGHT NOISES / BONNIE ‘PRINCE’ BILLY
歳を重ねるにつれて、ボニー・プリンス・ビリーの歌が沁みるようになってきました。昨年の『Wolfroy Goes To Town』のラスト、胸を締めつけるような「We Are Unhappy」からこの曲へ流れる瞬間は、僕にとってかけがえのない“救済の歌”でした。かつて「I See A Darkness」と歌った男の優しさが滲みでるようで(もちろんある種の諦念と共に)、心の奥深くに沁みわたってきます。シカゴを拠点とするアシッド・フォーク・シンガー、エンジェル・オルセンが参加、女声コーラスが絡むときの幽玄の響きはささやかな桃源郷のようです。



05. THE CROWS AND THE ROCKS / ODDFELLOW’S CASINO
ジャズやフォークにアンビエント風味をまぶした内省的なサウンドを聴かせるオッドフェローズ・カジノは、ステレオラブと共演していたことも忘れられません。生楽器と電子楽器が溶け合う憂愁を帯びた叙情性に加え特筆したいのは、その歌声の素晴らしさ。出たばかりの『The Raven’s Empire』を聴いて、いたく感動してしまったこの曲を、今年の2月の夜はひたすら聴き続けていました。喪失感に強い祈りも感じさせるその歌に耳を傾けていると、やはり“ニック・ドレイク・チルドレン”という言葉が浮かんできます。



06. KEVADAIMUS 1951 / MARI KALKUN
エストニアの女性SSWマリ・カルクンのデビュー作『Üü Tulõk』より、トラディショナルでありながら凛とした品格も漂わせる歌とピアノが印象的な名曲です。あまり聞き慣れないエストニア語の響きも、異国的でありながら不思議と懐かしさを覚えます。エレクトロニカ・シーンのパスタカスとも共演していることもあり、東欧〜北欧の民族音楽的なセンスとモダンな感性のバランスが優れています。もちろんヴァシュティ・バニヤンのようなハートウォーミングなトラッド・フォークのファンにも絶対に聴いていただきたいですね。



07. FEARS / JONO McCLEERY
このコンピレイションの帯にプリントされた惹句、“すべてのジムノペディストに捧ぐ”という一節は、ジョノ・マクリーリーの「The Gymnopedist」という曲名にインスパイアされました。そしてこの曲はそれ以上の名作、だと思います。ダビーな空間性に富んだビートと、胸を打つ歌と生楽器のリリカルに沁み入る叙情が、絶妙のバランス。まさにエリック・サティとジェイムス・ブレイクを結ぶような存在感で、最初に聴いたときはニンジャ・チューンのレーベルメイトのフィンク「Sort Of Revolution」も連想しました。次のニュー・ザイオン・トリオへの橋渡しとしても完璧で、実は最後まで使用許諾が届かなかったのですが、これは絶対に収録したい、と粘った甲斐がありました(笑)。



08. LOST DUB / NEW ZION TRIO
ニュー・ザイオン・トリオは僕が2011年にクラブDJの際も含め最もヘヴィー・プレイした“アンビエント・ピアノ・ダブ”。深海を揺らめくような瞑想のグルーヴ(それは音の宇宙遊泳のようでもあります)、神秘的でダビーなジャズの奔流にすっかり魅了され、虜となってしまいました。特にこの曲は、新主流派をも思わせるジェイミー・サフトのピアノのメロウな美しさ、パット・メセニーやブラッド・メルドーからも高く評価されるラリー・グラナディアの強力なベースのリフレインが絶品。もうひとつのマイ・キラー・チューン、フェンダー・ローズを使った「Hear I Jah」もぜひ聴いてみてください。



09. EVOLUTION OF WATERS / VALGEIR SIGURDSSON feat. BONNIE ‘PRINCE’ BILLY
ビョークやムームのプロデューサーとしても知られ、その独特で幻想的な音作りが熱狂的な支持を得ているヴァルゲイル・シグルズソンが、現代アメリカを代表するSSW、ボニー・プリンス・ビリーを迎えた楽曲です。エレクトロニクスと室内楽を絶妙なセンスで融合させたアレンジメントは、他に蔓延るいわゆるチェンバー・ポップとは一線を画しています。ニュー・ザイオン・トリオからの流れは『チルアウト・メロウ・ビーツ』のスピリチュアルな浮遊感とも共通項を見出せそうで、つまりこのコンピはメロウ・ビーツ・ファンも要チェックということです。


このコンピレイションには12曲目のサム・アミドンもエントリーしたベッドルーム・コミュニティーは、メロウで幻想的な音響感に惹かれるアイスランドのレーベルです。ボニー・プリンス・ビリーの歌声にも胸をかきむしられるこの曲は、こみ上げるメロディーとストリングス、ポスト・プロダクションも哀しいほど美しく、涙が零れるような名作。まるで子宮か宇宙に浮かんでいるように、いつまでもこんな音に大きく包まれていたい、そんな気持ちになりますね。


10. DAWGU NIGHTS / ANDREW MORGAN
かのエリオット・スミスにもその才能を認められたアメリカのSSWによるインスト曲で、前曲と繋がる室内楽でありながら、こちらはネオアコの瑞々しさも漂います。どこかスフィアン・スティーヴンスにも通じるようなポップ・センス。でもなぜか個人的にはビーチ・ボーイズの『Friends』に通じる穏やかな瞑想感を感じてしまいます。コンピレイション中盤のインタールードのような役割なのでしょうか、リスナーとしては通して聴く中で気持ちよくブレイクできる流れです。



11. NORTHERN SKY / PIGS ON CORN
ニック・ドレイクのトリビュートEP『A Tribute To Nick Drake』からのセレクション。ジョン・マーティン「Solid Air」と共に、ニックのこの曲と「One Of These Things First」(ジョイ・アンド・ローラによるこの曲のカヴァーも、このコンピレイションに収めるかどうか、最後まで迷いました)をカヴァーしていて、演奏には、偶然ピッグス・オン・コーンの近所に住んでいたという、オリジナルの名盤『Bryter Layter』と同じエド・カーター(ベース)&マイク・コワルスキー(ドラムス)が参加している、という素敵なエピソードもあります。「Northern Sky」はニック・ドレイクの名曲群の中でも、いちばん希望の光が見える曲ですね。



12. WAY GO, LILY / SAM AMIDON
このコンピのテーマの一つに「ニック・ドレイク」という孤高のSSWの存在があるとすれば、ピッグス・オン・コーンの「Northern Sky」から、ボニー・プリンス・ビリーとも親交が深いアメリカのフォーキーなSSWサム・アミドンへの展開は、まさにコンピを象徴する選曲と言えるのではないでしょうか。彼の魅力は、このダイレクトに心に響く、テリー・キャリアーを思わせるような歌で、音作りにはヴァルゲイル・シグルズソンやニコ・ミューリーも大きく貢献しています。ちなみにこの曲が収録された『I See The Sign』は、ベス・オートンが参加していたり、R.ケリー「Relief」のアコースティック・カヴァーも話題を呼んだ、個人的にも大好きなアルバムです。橋本さんは、サム・アミドンが参加したダヴマンの名作「Tigers」もこのコンピに収録したかったそうですね。



13. TWO TRAINS / GARETH DICKSON
ヴァシュティ・バニヤンやフアナ・モリーナとの共演でも知られ、“スコットランドのニック・ドレイク”と言われたりもするガレス・ディクソンが、5年間のホーム・レコーディングをまとめた『Collected Recordings』もミニマルなアンビエント・フォークの名作で、僕はモノローグのように聴いていました。静かに爪弾かれるアコースティック・ギターと、つぶやくような歌。やはりベン・ワットの『North Marine Drive』、特にボブ・ディランのカヴァー「おれはさびしくなるよ」を思い浮かべてしまうのは、僕だけでしょうか。あるいはジョアン・ジルベルト「Undiu」やニック・ドレイク「Know」のような、寂寥感をたたえたミニマルな作品群を。



14. OYSTERS / MESHELL NDEGEOCELLO
『ブルー・モノローグ』シリーズがフォーキーなSSWばかり集めたコンピではない、という橋本さんのこだわりさえ伝わってくるような選曲の真髄は、16曲目のドワイト・トリブル同様に、常にマイノリティーの傷みを音楽で表現してきたこのミシェル・ンデゲオチェロを聴いていると、ひしひしと伝わってきます。ジョー・ヘンリーのプロデュースが光る、昨年のアルバム『Weather』からですが、ある種の混沌から平穏の地へ向かうサウンド・テイストはやはり時代の空気感なのでしょうか。時を止めるように静かに震えるピアノの音と囁くような彼女のヴォーカルが染みてきます。ちなみに『Weather』には、レナード・コーエン「Chelsea Hotel」のカヴァーも収録されていますので、こちらもぜひ。



15. PERFECT / EISA DAVIS
このイーサ・デイヴィスの「Perfect」は、もともと『サロン・ジャズ・ラヴ・ソングス』に収録される予定でしたが、「来たるべきコンピのために温存した」と橋本さんも語っていました。やはり入るべき場所に入った感もありますが、彼女の声とソングライティング、演奏の力によるものなのか、『ブルー・モノローグ』の中でもいちばん穏やかな光が射すような楽曲です。“静かなメロウ・グルーヴ”とも言うべき、リスナーとの共感性を大切にする姿勢が伝わってくる選曲だと思います。改めて思うのは、このコンピは大人になった僕らフリー・ソウル世代が聴くべきということ。


イーサ・デイヴィスの『Something Else』は、近年のいわゆる“ジョニ・ミッチェル・チルドレン”の中でも、特に素晴らしい曲が揃っている隠れ名盤だと思います。去年の秋に「ブルータス」の“Mellow Out”特集号に参加したのですが、そのときに様々な音楽が紹介される中で、このアルバムこそ“Mellow Out”というコンセプトに相応しい、と強く感じたものでした。真夜中に時を刻むメトロノームのような、この曲のフィンガースナップを聴いていると、僕は1997年に“Rimshot”を鳴らしたエリカ・バドゥのことを考えたりもします。彼女にも通じる、歌が秘める生命力(エモーション)にも惹きつけられるブルー・メロウ・グルーヴ。マリーナ・ショウの「Feel Like Makin’ Love」を思い浮かべる方もいるでしょう。この曲を“ブルー”をテーマにしたコンピレイションに収めることができて、とても嬉しく思います。


16. OOH CHILD / DWIGHT TRIBLE
ファラオ・サンダースやホレス・タプスコットと共演した生ける伝説であり、ビルド・アン・アークに参加する現代スピリチュアル・ジャズ・ヴォーカル最高峰、ドワイト・トリブルをこのコンピレイションのクライマックスとしました。曲はカーティス・メイフィールドが見出したファイヴ・ステアステップスのヒット「Ooh Child」のカヴァー。ニーナ・シモン/ローラ・ニーロ/ヴァレリー・カーターら女性アーティストによる名演も忘れがたいですが、このヴァージョンこそ時代が求めるアンセム、と感じてしまうほど、深く強く響いてきます。カーティスを思い出す慈愛に満ちた歌い口から、ゆっくりと流れる大河のような風格。その祈りをこめた歌詞のメッセージを、僕はライナーノーツの最後にも引用しました。



17. AMAZING BACKGROUNDS / ERIC CHENAUX
このコンピレイションの冒頭を飾るマントラーからサンドロ・ペリまで、最近とても気になる街トロントのSSWエリック・シェノウは、カナダのインディー・シーンで多大なリスペクトを集めてきましたが、届きたての新作『Guitar & Voice』に収められていたこの曲は、とりわけ静かな衝撃でした。メロウなアヴァン・フォーク、いや“フォーク・ミーツ・フリー・ジャズ”という感じで、胸をつかまれる歌心と共に、フリーキーなギターのフィードバックがゆっくりと崇高に心に沁みこんでいく素晴らしい音楽。ロバート・ワイアット(あるいはボン・イヴェールの「Woods」も)を引き合いに出したくなります。これほど沁みる不協和な音色にはなかなか出会えないので(イントロから陶然とした気持ちになります)、コンピレイションの1曲目に、というアイディアもありましたが、ショップBGMに使ってくださる方も多いことを意識して、比較的キャッチーなラストのキングス・オブ・コンヴィニエンスのカヴァーの前に置くことにしました。選曲の流れ(場面転換)のジャンプ・カットも楽しんでいただけたらと思います。言わばニック・ドレイクよりサイケデリックなティム・バックリー。『ジャズ・シュプリーム』シリーズのときもそうでしたが、空間BGMなどパブリックに聴かれる音楽の枠を1センチでも広げ、更新(再設定)することができたらと考えている僕にとって、この曲のセレクトはとても重要だということが伝われば嬉しいです。


18. HOMESICK / MAXIMILIAN HECKER
今回の収録で始めて知ったドイツのSSW、しかもキングス・オブ・コンヴィニエンスのカヴァーということで、やはりコンピの最後にはとても嬉しいプレゼントが用意されていました。繊細な歌声と甘酸っぱいメロディー、切なくも懐かしい想いが駆けめぐるような、聴き終えると安らかな気持ちになれる曲ですね。音楽を聴けば誰でも帰る場所があると、人懐こく親密な表情で語りかけてくれる、そんな目には見えないけど優しい力を感じさせてくれる名演です。




今回は特別に、橋本徹さんにお願いして、『ブルー・モノローグ Daylight At Midnight』をコンパイルする過程でピックアップされた楽曲の選曲リストをご提供いただきました。発売日に間に合うスケジュールで使用許諾が届かなかったり、ライセンスに手間どるメジャー・レーベルの音源だったり、といった理由で収録はされていませんが、どれも橋本さんお墨付きの“ブルーな独白のように胸を打つ”名曲・名演ばかりです。HMVで取り扱っている作品も多数含まれていますので、コンピレイションの制作される様子を想像したり、自分なりのコンピレイションを作る感覚で、お聴きになってみてはいかがでしょうか?

01) BETWEEN THE BARS / TAYLOR EIGSTI
01)
02) WOODS / BON IVER
02)
03) PRESSING ON / ANTONY & THE JOHNSONS
03)
05) TIGERS / DOVEMAN
05)
06) 1921 / LEIF VOLLEBEKK
06)
07) IF NOT I'LL JUST DIE / LAMBCHOP
07)
10) FORSAKE / GREY REVEREND
10)
13) HAPPINES / JONATHAN JEREMIAH
13)
18) ONE OF THESE THINGS FIRST / JOY AND LAURA
18)
20) MY TRUE COUNTRY / PAUL BUCHANAN
20)

01) BETWEEN THE BARS / TAYLOR EIGSTI
02) WOODS / BON IVER
03) PRESSING ON / ANTONY & THE JOHNSONS
04) WORLD WAR V(Acoustic Version)/ RUFUS WAINWRIGHT
05) TIGERS / DOVEMAN
06) 1921 / LEIF VOLLEBEKK
07) IF NOT I'LL JUST DIE / LAMBCHOP
08) PEACE IN NINEVEH / NAT BIRCHALL
09) SORT OF REVOLUTION / FINK
10) FORSAKE / GREY REVEREND

11) CYCLING TRIVIALITIES / JOSÉ GONZÁLEZ & THE GÖTEBORG STRING THEORY
12) THINGS WILL HAPPEN / HAKAN JORMING
13) HAPPINESS / JONATHAN JEREMIAH
14) GOING BACK HOME / JBM
15) A FLOWER MY LOVE GROWS / HEIRLOOMS OF AUGUST
16) ROLLING UNIVERSE / JONATHAN WILSON
17) SCARLET TOWN / GILLIAN WELCH
18) ONE OF THESE THINGS FIRST / JOY AND LAURA
19) PLEASE PLEASE PLEASE LET ME GET WHAT I WANT / KATE WALSH
20) MY TRUE COUNTRY / PAUL BUCHANAN




プロフィール

橋本徹 (SUBURBIA)

編集者/選曲家/DJ/プロデューサー。サバービア・ファクトリー主宰。渋谷・公園通りの「カフェ・アプレミディ」「アプレミディ・グラン・クリュ」「アプレミディ・セレソン」店主。『フリー・ソウル』『メロウ・ビーツ』『アプレミディ』『ジャズ・シュプリーム』シリーズなど、選曲を手がけたコンピCDは230枚を越える。NTTドコモ/au/ソフトバンクで携帯サイト「Apres-midi Mobile」、USENで音楽放送チャンネル「usen for Cafe Apres-midi」を監修・制作。著書に「Suburbia Suite」「公園通りみぎひだり」「公園通りの午後」「公園通りに吹く風は」「公園通りの春夏秋冬」などがある。




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