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ヘレヴェッヘ/ドヴォルザーク:スターバト・マーテル

2013年6月19日 (水)


ドヴォルザーク:スターバト・マーテル(悲しみの聖母)
ヘレヴェッヘ&コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団


合唱指揮者出身のヘレヴェッヘは、声楽の扱いに見事な手腕を発揮することでも有名で、これまでリリースした宗教音楽録音にも、作品の姿を改めて認識させるかのような特別な美意識の投影されたものが多かったようにも思います。
 ドヴォルザークのスターバト・マーテルは、作品の随所にバロック音楽の影響を感じさせるとも言われており、そうした要素がヘレヴェッヘによって、どのような姿で再現されるか非常に興味深いところですし、ピュアな美しさには定評のあるコレギウム・ヴォカーレの合唱の仕上がりも期待されるところです。

【ドヴォルザーク:スターバト・マーテル】
『レクィエム』とともにドヴォルザークの宗教音楽の素晴らしさを人々に伝える傑作と評されるのが、36歳のときに完成した『スターバト・マーテル』。
 当時のドヴォルザークは33歳で結婚したものの、長女を生後2日で失い、次女を生後11ヶ月で薬の誤飲で失い、そして3歳の長男を天然痘で失うという不幸に続けざまに見舞われていたため、それが作品の美しく悲痛な情感に繋がっているとも言われています。
 『スターバト・マーテル(悲しみの聖母)』は、わが子イエス・キリストが十字架にかけられ死んだ際の聖母マリアの悲しみを歌ったスタイルの音楽で、いろいろな作曲家による作品が残されていますが、中でもドヴォルザークのものはペルゴレージに次ぐ人気作品としてよく知られています。
 もっとも、完成から3年後におこなわれたプラハでの初演では成功を収めることができず、その後も、ブルノやブダペストでの上演では評判になることはなく、最初の成功は初演から3年後のロンドンでのもので、その実績を受けて翌年にはドヴォルザーク自身が指揮者として招かれ、空前の大成功を収めたということです。(HMV)

【収録情報】
・ドヴォルザーク:スターバト・マーテル op.58 (1880-81)


 イルセ・エーレンス(ソプラノ)
 ミヒャエラ・ゼーリンガー(メゾ・ソプラノ)
 マクシミリアン・シュミット(テノール)
 フローリアン・ベッシュ(バス)
 コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)
 ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

 録音時期:2012年
 録音方式:ステレオ(デジタル)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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スターバト・マーテル ヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィル

CD 輸入盤

スターバト・マーテル ヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィル

ドヴォルザーク(1841-1904)

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー) ★★★★★

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発売日:2013年07月23日
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