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イザベル・ファウストSACDシリーズ第2弾 SACDニュースへ戻る

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2015年8月7日 (金)

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イザベル・ファウストSACDシリーズ
GREAT CONCERTOS 第2弾


並外れたテクニックと洗練された音楽性で非常に高い評価を獲得し、その活躍ぶりが目覚ましいヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。2013年秋に発売されたSACDシングルレイヤー盤「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲」と「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」は、彼女の卓越した技術と音楽性はもちろん、ハルモニア・ムンディ・フランスの録音の質の高さ、及び角田郁雄氏が行ったSACD化に際しての技術監修も話題となり、音楽愛好者のみならずオーディオ愛好者の間でも高い評判を得ました。
 今回は、そうしたファンからも要望の多かった協奏曲録音をSACDシングルレイヤー盤として6タイトル発売することになり、今回は第2弾発売の3タイトルをご案内いたします。

「GREAT CONCERTOSシリーズ」もベルリンのテルデックス・スタジオから提供されたマスター音源を角田郁雄氏技術監修のもと、キング関口台スタジオでDSDマスタリングを行いました。(キングインターナショナル)

●主な使用機材
 D/A コンバーター:dCS954
 A/D コンバーター:dCS904
 DAW:SADiE DSD8
 クロック・ジェネレーター:Antelope Audio Trinity
 高精度10MHz クロック: スフォルツァート、PMC-01BVA
 インターコネクトケーブル:NORDOST Valhalla

 バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番

人気・実力とも急上昇中のヴァイオリニスト、イザベル・ファウストと気鋭指揮者のダニエル・ハーディングによるバルトークのヴァイオリン協奏曲集。バルトークは、ファウストがデビュー盤で取り上げた作曲家。彼女の魅力が炸裂する作曲家の一人です。
 第1番は、バルトークが26歳の頃に書かれたもの。当時熱い思いを寄せた女性ヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルに献呈されましたが、一度も演奏されないままに、彼女もバルトークの死後10年ほどでこの世を去ってしまい、ふたりの死後しばらくしてからこの作品の存在が知られることとなった遺作です。ファウストはこの録音にあたり、草稿など様々な資料にあたり、バルトーク自身による書きこみなどを発見。バルトークの思いを可能な限り汲んだ力演を聴かせています。冒頭の長七の和音を静かに上行する4つの音からなる音型は、シュテフィ・ゲイエルをあらわすモティーフ。ファウストが奏でる内省的な音色から、一気に世界に引き込まれます。
 第2番はバルトークの中期、最も創作的に充実していた時期に書かれたもの。ハンガリー民謡的な旋律、抒情的な旋律、五音音階から十二音技法、さらには四分音まであらわれる、多種多様の素材が見事に融合・構築され、高度の集中を要求するこの作品には、バルトークのすべてが詰まっているといっても過言ではないでしょう。
 なお、ライナーノートはファウスト自身の筆によるもので、作品の背景やファウストが発見した事実などが述べられており、実に興味深い内容となっています(日本語訳掲載)。(キングインターナショナル)

【収録情報】
バルトーク:
● ヴァイオリン協奏曲第1番 Sz.36(遺作)
● ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112


 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス 1704年製「スリーピング・ビューティ」)
 スウェーデン放送交響楽団
 ダニエル・ハーディング(指揮)

 録音時期:2012年4月
 録音場所:ストックホルム、ベルワルドホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Single Layer
 DSDリマスタリング監修:角田郁雄

 マルチヌー:ヴァイオリン協奏曲第2番

東欧諸国からパリに集まった作曲家のグループ「エコール・ド・パリ」のメンバー中、もっとも演奏・録音に恵まれているチェコ出身のボフスラフ・マルチヌー。イザベル・ファウストの演奏で協奏曲、それも急進的な傾向の強い第1番でなく、かのエルマンに捧げられた叙情的な第2番を取り上げています。マルチヌーの作品の中でもとりわけ美しい旋律にあふれ、平和で田園的な世界が続きます。ファウストの美音も冴え、ビエロフラーヴェクのボヘミア感濃厚な伴奏も絶品。マルチヌー観の変わるアルバムと申せましょう。
 もうひとつの注目は、ピアノの協奏的作品『トッカータと2つのカンツォーナ』の独奏をセドリック・ティベルギアンが務めていること。明るい喜悦性に富んだ曲で、あまり知られていない曲ですが、存分に楽しめます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
マルチヌー:
1. ヴァイオリン協奏曲第2番 H.293
2. 弦楽セレナード第2番 H.216
3. トッカータと2つのカンツォーナ H.311(ピアノと弦楽合奏のための)


 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン:1)
 セドリック・ティベルギアン(ピアノ:3)
 プラハ・フィルハーモニア
 イエジ・ビエロフラーヴェク(指揮)

 録音時期:2006年6月
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Single Layer
 DSDリマスタリング監修:角田郁雄

 ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲

イザベル・ファウストのドヴォルザーク。有名な協奏曲に加え、ピアノ三重奏曲もジャン=ギアン・ケラス、アレクサンドル・メルニコフの今では定番となった共演者と収録しています。
 イザベル・ファウストのドヴォルザークは、細やかな感性を十分に読みきった演奏で常に透明感を失わず、詩情を大事にした音楽が爽やかな後味を残してくれます。ビエロフラーヴェクの好サポートも楽曲の本質をあぶりだしています。一転して渋い作風のピアノ三重奏曲では、ファウスト、ケラス、メルニコフの3人がしっかりとタッグを組み、お互いの音楽性を尊重しながらも、個性を出した名演となっております。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53


 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 プラハ・フィルハーモニア
 イエジ・ビエロフラーヴェク(指揮)

 録音時期:2003年9月
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム

● ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 Op.65

 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

 録音時期:2003年12月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ

 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Single Layer
 DSDリマスタリング監修:角田郁雄

 国内プレス
 日本語帯・解説付
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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