カフェ・ツィマーマン、ダミアン・ギヨン/『ラメント』

2020年08月03日 (月) 16:30 - HMV&BOOKS online - クラシック




ダミアン・ギヨンとカフェ・ツィマーマンの共演による哀歌集

古くは13世紀からあり、ルネサンスを経てバロックに入る頃、声楽曲としてのみならず器楽曲としてもその形式を確立した「ラメント(哀歌・悲歌)」。ここにはオーストリアを中心に活躍したヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー[c.1623-1680]とハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー[1644-1704]、存命中に大きな名声を得ていたヨハン・クリストフ・バッハ[1642-1703]、その弟で大バッハの先妻マリア・バルバラの父でもあるヨハン・ミヒャエル・バッハ[1648-1694]、フレスコバルディに学んだ鍵盤音楽の重要作曲家ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー[1616-1667]、ドレスデンにおけるシュッツの高弟で後年ハンブルクに移り多くの教会音楽を残したクリストフ・ベルンハルト[1628-1692]らによる、ラメントの性格を持った作品を収録しています。
 カフェ・ツィマーマンはこのアルバム制作にあたり、長年共演を重ねてきたダミアン・ギヨンを招き、しっとりとした表現に留まらず、時に波打つような動きを生き生きと歌い上げ、美しくもメリハリのある一枚に仕上げています。バレッティとフリッシュという、グループの中心人物2人それぞれのソロも収められた多彩なプログラムです。(輸入元情報)

【収録情報】
1. シュメルツァー:5声のセレナータ
2. ビーバー:おお甘美なイエスよ
3. ビーバー:食卓の音楽 第3部
4. J.M.バッハ:ああ、いかにその時を待ちこがれることか
5. シュメルツァー:フェルディナンド3世の死に寄せる哀歌
6. J.C.バッハ:ああ、私の頭が水で満ちていたなら
7. フローベルガー:トッカータ第2番(第2巻、1649年より)、リチェルカール第1番(第4巻、1656年より)
8. ベルンハルト:なにゆえに悲しむのか
9. ビーバー:パッサカリア(ロザリオのソナタより)


 ダミアン・ギヨン(カウンターテナー:2,4,6,8)
 カフェ・ツィマーマン(古楽器使用)
  パブロ・バレッティ、マウロ・ロペス・フェレイラ(ヴァイオリン)
  パトリシア・ガニョン、デアドル・ダウリング(ヴィオラ)
  ペトル・スカルカ(チェロ)
  ダヴィデ・ナーヴァ(コントラバス)
  野入志津子(テオルボ)
  セリーヌ・フリッシュ(オルガン)

 録音時期:2019年5月20-23日
 録音場所:フランス、サン=ミシェル=アン=ティエラシュ、サン=ミシェル修道院
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
『ラメント〜バロック期ドイツ語圏の器楽と声楽のための哀歌をあつめて』 ダミアン・ギヨン、カフェ・ツィマーマン

CD輸入盤

『ラメント〜バロック期ドイツ語圏の器楽と声楽のための哀歌をあつめて』 ダミアン・ギヨン、カフェ・ツィマーマン

価格(税込) : ¥3,190

会員価格(税込) : ¥2,775

まとめ買い価格(税込) : ¥1,914

発売日: 2020年09月10日

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