プラムゾーラー/ベルリン・アルバム〜ベルリンのトリオ・ソナタ集

2020年08月26日 (水) 11:30 - HMV&BOOKS online - クラシック


プラムゾーラー新録音! ベルリンの知られざるトリオ・ソナタ集!

南チロルから世界へと羽ばたいた21世紀世代のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手です。
 18世紀の知られざるトリオ・ソナタを地域ごとにプログラムした名盤『ドレスデン・アルバム』、『パリ・アルバム』、『ロンドン・アルバム』の続編となる好企画。最新作は18世紀中頃の「ベルリン」の音楽を集成。当時のベルリンの音楽の主役を担ったフリードリヒ2世(大王)やカール・フィリップ・エマニュエル・バッハにはあえて着目せず、フリードリヒ大王にもっとも長く仕えたフランツ・ベンダの弟であるゲオルク・アントン・ベンダ[1722-1795]、フランツ・ベンダの後に宮廷楽団のコンツェルトマイスターを務めたヨハン・ゴッドリープ・グラウン[1703-1771]、大王の妹であるプロイセン王女アンナ・アマーリア[1723-1787]、王女アンナの宮廷楽長&教師であったヨハン・フィリップ・キルンベルガー[1721-1783]、キルンベルガーの弟子の一人ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ[1747-1800]、コントラバス奏者ヨハン・ゴットリープ・ヤニチュ[1708-1763]らの作品が、プラムゾーラーとアンサンブル・ディドロの真摯な演奏で紡がれています。
 多感様式が盛んなことやグラウン兄弟、ベンダ兄弟など多くの優れた教師を擁したこと、室内楽にとっての黄金郷であったことなど、ドレスデンとの違いを踏まえた当時のベルリンの音楽界について、プラムゾーラー自身による興味深い考察がブックレットに掲載(日本語、英語、フランス語、ドイツ語)されている点も大きなポイントです。(photo by Christian Mohring)(輸入元情報)

【収録情報】
1. G.A.ベンダ:トリオ・ソナタ ホ長調
2. グラウン:トリオ・ソナタ イ長調 GWV Av:XV:41(変則調弦)
3. キルンベルガー:トリオ・ソナタ ニ短調
4. プロイセンの王女アンナ・アマーリア:フーガ ニ長調
5. シュルツ:トリオ・ソナタ イ短調
6. グラウン:トリオ・ソナタ ト長調 GWV A:XV:11『憂鬱屋と熱血漢』
7. ヤニチュ:トリオ・ソナタ ト長調


 ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)
 アンサンブル・ディドロ

 録音時期:2019年12月6-10日
 録音場所:イタリア、トーブラッハ、グスタフ・マーラー・ザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音(1,2,4-7)
 日本語解説付き
ベルリン・アルバム〜ベルリンのトリオ・ソナタ集 ヨハネス・プラムゾーラー、アンサンブル・ディドロ

CD輸入盤

ベルリン・アルバム〜ベルリンのトリオ・ソナタ集 ヨハネス・プラムゾーラー、アンサンブル・ディドロ

価格(税込) : ¥3,520

会員価格(税込) : ¥3,062

まとめ買い価格(税込) : ¥2,640

発売日: 2020年10月15日

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