内田光子、ラトル&BPO/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(3SACD)

2020年11月24日 (火) 13:40 - HMV&BOOKS online - クラシック


遂にSACDハイブリッドでリリース!
ラトル&内田光子のベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲ツィクルス


内田光子をソリストに迎え2010年2月に行われたベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音のSACD Hybridをご案内いたします。
 ラトルがベルリン・フィルの首席指揮者を務めていた16年間に、およそ30公演をともにした内田光子。この共演回数は、他のソリストと比べても多く、モーツァルト、ラヴェル、シューマン、メシアン、そして今回のベートーヴェンと定期的にかつ集中的に共演しています。内田光子は1984年にベルリン・フィル・デビューをして以来、オーケストラとも良好な関係を築き、2008/09年シーズンのアーティスト・イン・レジデンスをはじめ、2013年にはフィルハーモニーの開館50周年を祝うガラ・コンサートでゲスト・ソリストとしても招かれています。
 本盤は、2010年2月に行われたベートーヴェンのピアノ協奏曲ツィクルス。演奏会は4回にわけて行われ、同時にシベリウスの交響曲、リゲティ、クルターグと興味深いプログラムで構成されました。ベルリン・フィルによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲というと、カラヤン時代以来、首席指揮者がお気に入りのピアニストを起用して演奏しています。すなわちカラヤンはアレクシス・ワイセンベルク、アバドはマウリツィオ・ポリーニと取り上げ、録音も行われました。内田は、ラトル時代に彼と最も多く共演したピアニスト、器楽奏者であり(約30公演)、その成果は、モーツァルト、ラヴェル、メシアン、シューマン、そしてこのベートーヴェンに結実しています。今回のリリースは、内田がベルリン・フィルにとって、最も重要なソリストであることの証左であり、彼女へのオマージュとなっています。内田光子はインタビューで「イギリス人は、ベートーヴェンを“所有”したことがない。だから寛容なのです。それが、私がロンドンに住んでいる理由なのです。」と述べています。自由な表現を許すイギリスに住む内田光子、イギリス人であるラトル、そしてベートーヴェンを“所有” し偉大なる伝統をもつベルリン・フィルという3者の一流のぶつかり合いは間違いなく素晴らしいものです。
 さらに内田光子は、この録音のリリースに際して「この演奏には説得力があります。本番にしかない本物の生気があります。」と語っているように、この録音には演奏会の生の熱気が凝縮されています。(販売元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集

Disc1

● ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15(37:51)
 録音時期:2010年2月4日

● ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19(30:24)
 録音時期:2010年2月10日

Disc2
● ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37(37:41)

 録音時期:2010年2月10日

● ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58(35:46)
 録音時期:2010年2月20日

Disc3
● ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』(39:41)
 録音時期:2010年2月14日

 内田光子(ピアノ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 輸入盤・日本語帯・解説付
ピアノ協奏曲全集 内田光子、サイモン・ラトル&ベルリン・フィル(3SACD)

SACD

ピアノ協奏曲全集 内田光子、サイモン・ラトル&ベルリン・フィル(3SACD)

ベートーヴェン(1770-1827)

(8)

価格(税込) : ¥5,500

会員価格(税込) : ¥5,060

まとめ買い価格(税込) : ¥4,675

発売日: 2020年11月21日

ベートーヴェン商品情報へ戻る

61件中1-20件を表示
表示順:
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

チェックした商品をまとめて

チェックした商品をまとめて