ベイエ&リ・インコーニティ/C.P.E.バッハ:ハンブルク交響曲
2021年02月26日 (金) 16:15 - HMV&BOOKS online - クラシック
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アマンディーヌ・ベイエによるC.P.E.バッハの『ハンブルク交響曲』
アマンディーヌ・ベイエ率いる古楽アンサンブル、リ・インコーニティによるC.P.E.バッハの『6つのシンフォニア』。C.P.E.バッハはバロック音楽から古典派音楽への過渡期に位置付けられる作曲家ですが、ハイドン、ベートーヴェンといった後の作曲家にも大きな影響を与え、また教則本「正しいクラヴィーア奏法への試論」を著すなど、音楽理論家としても名をあげていました。
この『6つのシンフォニア』は、C.P.E.バッハがハンブルク市のカントルと5つの大教会の音楽監督に着任し、当時のオーストリア大使ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵[1733-1803]から「技巧的にむずかしく、洗練された様式の音楽」の要望とともに委嘱された弦楽オーケストラ作品。1773年に出版され『ハンブルク交響曲』と呼ばれます。意外な和声進行、半音階、大胆なダイナミックスの変化、旋律間の鋭い対比など、予期せぬ展開と奇想天外なアイディアにあふれたC.P.E.バッハらしさがあらわれた作品集です。
アマンディーヌ・ベイエ率いるリ・インコーニティの演奏は、爽快で鋭い音楽感覚が生み出す快速な演奏を繰り広げています。C.P.E.バッハの音楽と彼の時代の様式を踏まえ、軽妙な愉悦感にあふれた親密なアンサンブルは必聴です。(輸入元情報)
【収録情報】
C.P.E.バッハ:6つのシンフォニア Wq.182
● シンフォニア ト長調 Wq.182-1 (H.657)
● シンフォニア ホ長調 Wq.182-6 (H.662)
● シンフォニア ロ短調 Wq.182-5 (H.661)
● シンフォニア イ長調 Wq.182-4 (H.660)
● シンフォニア ハ長調 Wq.182-3 (H.659)
● シンフォニア ホ短調 Wq.177 (H.652)
● シンフォニア 変ロ長調 Wq.182-2 (H.658)
リ・インコーニティ
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン、指揮)
録音時期:2019年11月
録音場所:フランス、アラス劇場
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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