インバル&フランクフルト放送響/ベルリオーズ作品録音集成(12CD)

2021年11月05日 (金) 11:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


インバル85周年記念ボックス ベルリオーズ作品録音集成

巨匠インバルの名作をUHQCDの高音質で初ボックス化。エリアフ・インバルの生誕85周年。マーラー交響曲全集の世界的大ヒット以来、「DENON」クラシックの中核をなす指揮者として長らく貢献をしてきたインバルの過去作品をボックス化。マーラーに続いて録音されたベルリオーズの作品集成を発売します。(メーカー資料より)

ベルリオーズの大作は、『幻想交響曲』や『イタリアのハロルド』を除くと、どの作品も名前ばかりが有名で、実際の音楽はあまり親しまれているとは言いがたいのが実情です。
 スペシャリスト、インバルによる今回のベルリオーズ・ボックスの登場は、そうした状態を一気に改善するだけのパワーを持つものといえ、これを機に、巨大音量が凄まじい超大作『レクィエム(死者のための大ミサ曲)』や『テ・デウム』、ドラマティックな『ファウストの劫罰』『ロメオとジュリエット』、美しい『キリストの幼時』といった傑作の人気が上昇することはまず間違いのないところ。
 また、どのディスクも録音が優秀なので、オーディオ的な快感にもこと欠かず、中でも16台のティンパニ、4組の別働金管バンドが活躍する『レクィエム』における「トゥーバ・ミルム」や「ラクリモサ」、巨大オーケストラに、大合唱、パイプ・オルガンまで加わる『テ・デウム』(特に「テ・デウム」と「ユーデクス・クレデリス」。12台のハープをともなう「行進曲」にも注目!)では、再生システムの限界までヴォリュームを上げたくなる衝動に駆られるほどのとてつもないサウンドが味わえます。(HMV)

【収録情報】
エリアフ・インバル/ベルリオーズ作品録音集成


Disc1-2
1. 幻想交響曲 Op.14(録音時期:1987年9月24,25日)
2. レリオ、または生への回帰 Op.14b(録音時期:1987年9月24,25日)

 ダニエル・メスギシュ(語り/レリオ:2)
 キース・ルイス(テノール:2)
 ワルトン・グレンロース(バリトン:2)
 フランクフルト聖歌隊(2)
 フライブルク声楽アンサンブル(2)

Disc3
3. 交響曲『イタリアのハロルド』 Op.16(録音時期:1988年3月24,25日)

 ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)

Disc4-5
4. 劇的交響曲『ロメオとジュリエット』 Op.17(録音時期:1988年1月3-6日)

 ナディーヌ・ドゥニーズ(メゾ・ソプラノ)
 ヴィンソン・コール(テノール)
 ロバート・ロイド(バリトン)
 ケルン放送合唱団
 シュトゥットガルト南ドイツ放送合唱団
 ベルリンRIAS室内合唱団

Disc6-7
5. オラトリオ『キリストの幼時』 Op.25(録音時期:1989年5月31日〜6月3日)

 マルガリータ・ツィンマーマン(ソプラノ)
 ジョン・エイラー(テノール)
 アイケ・ヴィルム・シュルテ(バリトン)
 スタンフォード・ディーン(バス)
 フィリップ・カン(バス)
 ハンブルク北ドイツ放送合唱団
 ケルン放送合唱団

Disc8
6. テ・デウム Op.22(録音時期:1988年2月25,26日)

 キース・ルイス(テノール)
 マティアス・アイゼンベルク(オルガン)
 フランクフルト声楽アンサンブル
 マインツ・キリスト教会バッハ合唱団&クレンデ
 ヘッセン放送児童&青年合唱団

Disc9-10
7. レクィエム Op.5(録音時期:1988年9月14-16日)

 キース・ルイス(テノール)
 ハンブルク北ドイツ放送合唱団
 ORFコンサート協会合唱団

Disc11-12
8. 劇的物語『ファウストの劫罰』(録音時期:1989年2月16-18日)

 マリア・ユーイング(ソプラノ/マルガリータ)
 デーネシュ・グヤーシュ(テノール/ファウスト)
 ロバート・ロイド(バリトン/メフィストフェレス)
 マンフレート・フォルツ(バス/ブランダー)
 クリスティアーネ・エルツェ(エピローグのソプラノ)
 ハンブルク北ドイツ放送合唱団
 シュトゥットガルト南ドイツ放送合唱団
 ケルン放送合唱団

 フランクフルト放送交響楽団(hr交響楽団)
 エリアフ・インバル(指揮)

 録音場所:フランクフルト、アルテ・オーパー
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

プロフィール

【Eliahu Inbal(エリアフ・インバル)/指揮者】
1936年2月16日、イスラエルのイェルサレムに生まれる。同市の音楽アカデミーでヴァイオリンと作曲を学んだ後、パリのコンセール・ヴァトワールに留学。メシアンの他、フェラーラやチェリビダッケに指揮法を師事し、1963年のグィド・カンテッリ指揮者コンクールに優勝。以後バーンスタインの推薦を受け、ヨーロッパをはじめ、世界中の主要なオーケストラを指揮してきた。
1974〜90年、フランクフルト放送交響楽団の首席指揮者。1985〜88年、ヴェネチア・フェニーチェ劇場の首席指揮者。2001〜6年、ベルリン交響楽団(旧東ベルリン)の首席指揮者。2007年〜11年、フェニーチェ劇場音楽監督。イタリア放送(RAI)交響楽団名誉指揮者。わが国では1995〜2000年、東京都交響楽団の特別客演指揮者を務め、2008年4月よりデプリーストの後任として同楽団のプリンシパル・コンダクター(2008年〜14年)を務め、2014年4月に桂冠指揮者に就任した。
インバルはこれまでに「Philips」「TELDEC」「DENON」に数多くの録音を行なってきた。デンオン・レーベルには、フランクフルト放送交響楽団とのマーラー交響曲全集、ベルリオーズ作品集、シューマン交響曲全集、ブラームス交響曲全集などを録音、ほかにもフランス国立管弦楽団とのラヴェル作品集、ウィーン交響楽団とのシュスターコーヴィチ交響曲全集、スイス・ロマンド管弦楽団とのR.シュトラウス作品集などを精力的に録音し、世界各国で受賞するなど高い評価を獲得している。(メーカー資料より)

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