ロフェ/ラヴェル:ローマ大賞のためのカンタータ集(2SACD)
2022年03月07日 (月) 10:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ラヴェルの「ローマ大賞」応募作品を集めたアルバムを
ロフェ率いるフランス国立ロワール管が録音!
SACDハイブリッド盤。ラヴェルが「ローマ大賞」に応募した作品をロフェ率いるフランス国立ロワール管が録音。「ローマ大賞」とは芸術を専攻する学生に対してフランス国家が授与した奨学金付留学制度。1663年にルイ14世によって創設され、1968年に廃止されるまで300年ほど続いた歴史ある賞です。創設当初は建築、絵画、彫刻、版画の各分野に与えられていましたが、音楽賞は1803年に追加。予選はフーガと合唱作品、本選は3人の独唱者と管弦楽による大規模なカンタータ作品で審査されます。
ラヴェルは1901年に『ミルラ』で3位を受賞したもののグランプリを獲ることはできず、1904年には不参加、さらに1905年は本選に進めませんでした。しかし、5度も落選した結果とは反し、ラヴェルらしい色彩感豊かな作品の数々は流石の一言に尽きます。20代のラヴェルが「ローマ大賞」に向けて直向きな思いで取り組んだそれぞれの作品の充実度は天才ラヴェルだからこそと言えます。
パスカル・ロフェはオーケストラの音色を色鮮やかに変化させる魔術師のよう。ラヴェルの煌めく世界をご堪能ください!(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
ラヴェル:
1. アリッサ(1903)
2. アルシオーヌ(1902)
3. ミルラ(1901)
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ:1)
ソフィー・コッシュ(ソプラノ:2)
ヴァンニーナ・サントーニ(ソプラノ:3)
ヤニナ・ベヒレ(メゾ・ソプラノ:2)
ジュリアン・ベーア(テノール:1,2)
マイケル・スパイアーズ(テノール:3)
ジャック・インブライロ(バリトン:1)
ジャック・インブライロ(バリトン:3)
フランス国立ロワール管弦楽団
パスカル・ロフェ(指揮)
録音時期:2020年9月3-5,8,10,11日
録音場所:フランス、ナント、シテ・デ・コングレ
Disc2
4. オーロラ(1905)
5. 夜(1902)
6. 踊り子たち(1900)
7. プロヴァンスの朝(1903)
8. 全ては光明(1901)
マティス・ラジエ(テノール:4)
クラリス・ダレ(ソプラノ:5-8)
フランス国立ロワール合唱団(合唱指揮:ヴァレリー・ファイエ)
フランス国立ロワール管弦楽団
パスカル・ロフェ(指揮)
録音時期:2021年9月10,11日
録音場所:フランス、アンジェ、コンベンションセンター
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
クラムシェル・ボックス仕様
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