【発売】レイチェル・ポッジャー/『全てひとりで〜無伴奏ヴァイオリンのためのバロック作品集』

2022年09月08日 (木) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


ポッジャーが奏でるバロック期無伴奏ヴァイオリン作品集、第2弾!

バッハやテレマンの無伴奏ヴァイオリン作品全曲録音で高い評価を博すにとどまらず、2013年には彼らの先駆者ビーバーのパッサカリアの副題をタイトルに掲げたアルバム『守護天使』をリリース、バロック期の無伴奏ヴァイオリン音楽の多様さを鮮やかに示してみせた英国随一のバロック・ヴァイオリン奏者レイチェル・ポッジャー。彼女は今やモーツァルトやベートーヴェンのソナタ解釈でも注目すべき実績を上げていますが、その活動の柱として早くから高い評価を得てきたバロック作品での演奏が、いかに魅力的な誠実さに貫かれていながら自在であるか、改めて強く実感させてくれる新しい無伴奏アルバムが登場します。
 17世紀後半、バッハ以前の無名作品から古典派前夜のタルティーニに至るまで、シンプルでありながら確実に聴き手の耳を捉える魅力が凝縮されている作品を厳選、各作品の持ち味をじわじわと引き出す端正な演奏が続くプログラムは虚飾ない高雅さに満ちており、聴き深めるほどに気づかされる音楽の味わいがバロックの多様さ・広大さを改めて印象づけてやみません。近年しばしば無伴奏ヴァイオリンでも演奏される(原作が無伴奏ヴァイオリン作品だったのではと主張する人もいる)バッハのオルガン作品『トッカータとフーガ』のユニークかつ様式感を捉えた編曲版から、アルバム全編を通じてさりげない驚きが詰まった充実の仕上がり。「CHANNEL CLASSICS」ならではの絶妙な高音質録音でその味わいを隅々までお楽しみいただけます。(輸入元情報)

【収録情報】
● J.S.バッハ(1685-1750)/チャド・ケリー編:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
(イ短調に移調)
● ヨハン・ヨーゼフ・フィルスマイア(1663-1722):パルティータ第6番〜無伴奏ヴァイオリンのための『室内向けの技巧豊かなる協和』 (1715)より
● ニコラ・マッテイス2世(1690頃-1737):ファンタジア ハ短調:控えめに
● ペドロ・ロペス・ノゲイラ(生歿年不詳、1720頃活躍):『ノゲイラ写本』より

 プレルーディオ(プレリュード)
 ファンテジア(ファンタジア)
 フィリョータ(少女)
● 作曲者不詳:『クラーゲンフルト写本』(1680年代中盤)より
 クラント/ドゥーブル〜組曲ト短調より
 サラバンド/ドゥーブル〜組曲ト短調より
 ジグ〜組曲ト短調より
● ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705):伴奏のないヴァイオリン独奏のための組曲イ長調
● ジョン・ウォルシュ(1666頃-1736)編:(無伴奏の)ヴァイオリンのためのプレリュードとヴォランタリー選集より

 コレッリのプレリュード
 ジェミニアーニのプレリュード
 ヴィターリのプレリュード
 ロナーティのプレリュード
 パーセルのプレリュード
● ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第17番ニ長調 B.D2〜30のソナタ』より

 レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン/ジェノヴァのアントニオ・ペザリーニ1739年製作オリジナル楽器)

 録音時期:2022年3月
 録音場所:英国南東部ケント州フォークストーン、セント・メアリー&セント・アーンスワイト教区教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
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