アンソニー・ロマニウク/『無窮動』
2022年12月22日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
アンソニー・ロマニウクのソロ第2弾、鍵盤作品縦横無尽!
バロックからロマン派、現代に至るまで幅広い時代の作品を、広く深い知見とテクニックに裏打ちされた類まれな適応力で演奏し、世界各地のアーティストから篤い信頼を得ているアンソニー・ロマニウク。来日公演でもその個性で聴衆を魅了した彼のセカンド・ソロ・アルバムは、前作『BELLS(鐘)』の方向性をさらに推し進めたものといえ、古楽器から現代楽器、そして電子楽器までを操り、バロックから現代音楽、ポップスに至るまでを、まさに縦横無尽に行き交う内容となっています。
一見ばらばらな選曲ですがその流れが極めて自然なことにまず驚かされ、聴き進むほどに、それぞれの作品を引き立てる楽器選択の素晴らしさにも気付かされることでしょう。これからの鍵盤楽器のありようを提案しつつ、際立って優れた構成力で全体を美しくまとめ上げた、新しい魅力に溢れるアルバムです。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ジョン・アダムズ[1947-]:中国の門 a
2. エリック・サティ[1866-1925]:歪んだ踊り 1〜冷たい小品より c
3. J.S.バッハ[1685-1750]/ロマニウク編:前奏曲 ホ長調 BWV.1006a〜リュート組曲より d
4. ペンギン・カフェ・オーケストラ、サイモン・ジェフス[1949-1994]/ロマニウク編:パーペテュム・モービル a
5. ジェルジ・リゲティ[1923-2006]:ピアノのための練習曲 第4番〜ファンファーレ a
6. フランツ・シューベルト[1797-1828]:即興曲 第3番変ト長調 D.899-3 c
7. Shadings(陰影) 即興 a
8. ヘンリー・パーセル[1659-1695]:新しいグラウンド ZT682 b
9. サティ: 歪んだ踊り 2〜冷たい小品より d
10. Parabola(放物線) 即興 e
11. イーゴリ・ストラヴィンスキー[1882-1971]:ピアノ・ソナタ〜第1楽章 a
12. J.S.バッハ: トッカータ ホ短調 BWV.914 b
13. フィリップ・グラス[1937-]:エチュード第2番 a
14. ロベルト・シューマン[1810-1856]:間奏曲〜ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26より c
15. モーリス・ラヴェル[1875-1937]:前奏曲 (Vif)〜クープランの墓 M.68より a
16. 作曲者不詳:ラ・ミ・レの調べで e
17. ドミトリー・ショスタコーヴィチ[1906-1975]:前奏曲 イ短調 Op.87-2 a
18. 『ラ・ミ・レの調べで』による即興 d
19. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン[1770-1827]:ピアノ・ソナタ第17番 Op.31-2『テンペスト』〜フィナーレ c
20. サティ: 歪んだ踊り 3〜冷たい小品より a
21. ヨハン・ヒエロニムス・カプスベルガー[1580-1651]/ロマニウク編:トッカータ・アルペッジアータ f/a
アンソニー・ロマニウク
使用楽器:
ピアノ:ファツィオリ F228(a)
チェンバロ :17世紀後半リヨン製 製作者不詳、リヨンのジョゼフ・コレスが1748年に拡張改造(b)
フォルテピアノ:コンラート・グラーフ1835年製(c)
電子ピアノ:YAMAHA CP80(d)
ミュゼラー・ヴァージナル:ルッカース1623年製モデルによるアンドレアス&ヤコブ・キルストレム製作の再現楽器(e)
シンセサイザー:Prophet Rev2(f)
録音時期:2022年7月
録音場所:ブリュッセル、フラジェ、スタジオ1
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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