【全曲解説】MAYSON's PARTY『PARTY4YOU』
2023年06月29日 (木) 18:00
|HMV&BOOKS online - ジャパニーズポップス
1. TRY and TRY
略してトラトラ!!!
この歌詞は最初「ギャンブル」をテーマにしようと思っていました。
なんとなく音楽がネオン輝くラスベガスっぽいイメージがあったのと、サビに出てくる「私の人生の全てを賭ける」という言葉は決まっていたからです。
なのですが、まぁーーー歌詞がうまく乗らずw
いっそのこと御伽噺ような世界観にしてやろうと思ったことでスラスラと歌詞が出てきました。
人生の転機は思いもよらないタイミングで現れ、難しい選択を迫られる。
そしていつかくる未来であの時の選択は正しかった!と思えるように動くのは今の自分なのです。
この曲は私がMAYSON's PARTYのメンバーになると決意するまでのストーリーです。
私が残しておきたかった思いを歌詞にぶっ込みました。
トラトラのボーカル3人の歌う箇所、ハモリは全てストーリーに沿って振り分けています。そこにも注目してみてください!
(SAKI)
2. SON OF A BITCH
この曲はデモ時代にシングルで配信した曲なのですが、アメリカツアーに行った時にベニスビーチでMVを撮った思い出が強いです。海外の往年のSKA PUNK/SKA-COREをイメージして作ったのでアメリカの映像がバッチリでした。
(AYATOMO)
3. ONE
1st EPのリード曲で、中々作曲がうまく進まなかった時1人でディズニーランドに行ったことをキッカケに出来た曲です。笑世の中がコロナでどよーんとした空気だったし、ライブハウスもがんじがらめの規制がある中だったので、みんなで歌える日が来たら良いなという想いが込められた曲です。
(AYATOMO)
4. Summer Over Drive
今回のアルバムの中では個人的な趣味が1番出てる曲かなと思います。90〜2000年代のPOP PUNK/MELODIC PUNK直径のノリとメロディーにラップやホーンが乗っかりMAYSON's PARTY流のPOP PUNKが出来たと思います。
青空の下で聞いたら最高な曲です。
(AYATOMO)
5. You Found Your Way
この曲のタイトルはGUMXのツアーに参加した時ボーカルのヨンウォンに言われた言葉なんです。前のバンドから知っていた中で今のバンドになって『ようやく見つけたね』と言ってくれて、その言葉から曲を作りました。
100時間くらい悩んでも出来ない曲が沢山あるのに、この曲はスタジオで1時間くらいで出来ました。笑
とにかく暴れまくれる曲なので好きにやってください!!
(AYATOMO)
6. Let me go
1st EPからLet me goが入ったよー!やったー!!!
個人的に一番嬉しかったのは、私が曲作りでめちゃくちゃ参考にしているROTTENGRAFFTYのNOBUYAさんがこの曲好き!と言ってくれたことです。
この曲は自分解放宣言の曲。
誰かの「好き」に合わせる必要は全くない!
周りの環境や状況で苦しい気持ちになったりうんざりしたり、周りの目を窺ったり。
そんなことをしていたらいつの間にか自分が嫌で自信がもてなくなったりする。
だけれど、そんな時ほど思い出してほしい!
自分の経験や才能で丁寧に育ててきた感性を信じてほしい!
さぁ、自分らしさを奪い返しにいこう。
(SAKI)
7. BAM BAM BAM BOOM
この曲はアルバム唯一のMIKIとの共同制作楽曲で、お互いが作ってきた曲をガッチャンコして繋ぎ合わせて出来ています。イントロからテーマパーク感マックスであとはサークルモッシュとスカダンスしまくり!!的な曲です。
実はイントロにいろんな楽器の音が入ってるのでよーく聞いてみてください。
(AYATOMO)
8. Ocean
実はOceanはデビュー作の1st mini album制作時に出来ていた曲で、今回アルバムの収録曲に返り咲きました。すんごく綺麗な海に作曲旅行行った時に出来た曲なので、タイトル通り曲もまさにTHE海という曲になってます。
メンバー内でアレンジ進める時『海物語の魚群リーチみたいなイメージで!』とか言ってました。(パチンコはしません)
ドラムとベースのソロタイムにもご注目!!
(AYATOMO)
9. Whiskey Boy
この曲はアイリッシュパンクドンズバ直系の曲で、歌の内容はウィスキーばっかり飲んでるBaのTSUKASAのことを歌ってます。なんかメンバーの曲があるのも良いなー!と思っていて、それがWhiskeyというワードとアイリッシュパンクの曲にピッタリハマった感じです。
実はこの曲は僕がマンドリンを弾いてまして、今になって新しい楽器をやるとは思ってませんでしたが楽しく出来ました。
ライブでもマンドリン弾いちゃいます。
(AYATOMO)
10. Yummy Yummy
デビュー時のリード曲でMAYSON's PARTYというバンドを世の中に(少しは)認知させてくれた曲だと思ってます。めちゃくちゃ単純な3コードの明るいPOP SKAで、子供番組みたいな曲のイメージで作りました。
お子様にも是非聞かせてあげてください。
(AYATOMO)
11. Give me your LOVE
LOVEについて曲を書こうとなって出来た曲で、MAYSON's PARTY史上ラブソングは初めてです。
学生時代ずっと片想いしてた子の実話を元に明るく歌い上げております。
(その恋は実らなかったので本当はすごく悲しかったです。歌詞見るだけで思い出してくー!ってなります。)
ライブではMVにも出てくる振り付けをみんなと踊りたいな〜と思ってるのでライブに来た際は是非一緒に振り付けやっちゃってください!!
(AYATOMO)
MAYSON's PARTY『PARTY4YOU』
GENRE:SKA, POP PUNK7人の鳴らす賑やかでハッピーな、極上のスカ・パーティー・チューン
2021年の全国CDデビュー以降、スカ・シーンの新星として注目を集め、ライヴハウスやフェスでライヴ・キッズを熱狂させてきたMAYSON's PARTYの1stフル・アルバム。全11曲収録、キャリアと高いスキルを持つ7人の鳴らすスカ、メロディック・パンクなどをルーツとしたスカ・パーティー・チューンは、どれも華やかで賑やかで最高にハッピー。心も身体も踊り出す明るさと痛快さに溢れているが、特筆すべきは、「TRY and TRY」だ。問答無用でブチ上げる、ライヴでの盛り上がり必至の超攻撃的アッパーチューン。スカ・パンクやメロディックのマナーもしっかり踏襲しつつ、自身の強烈なオリジナリティを放つこの曲は、彼らのライヴ・アンセム且つ代表曲になるはず。ここからの飛躍を大いに期待させる、できすぎなほどの1stフル・アルバムです!
フジジュン【ライター推薦】
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