プラムゾーラー、アンサンブル・ディドロ/ゴルトベルク:トリオ・ソナタ集、他

2023年09月29日 (金) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


プラムゾーラーのアンサンブル・ディドロ15周年記念!
ゴルトベルクのトリオ・ソナタ全集!
日本語解説付き


21世紀世代のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する次世代の名手。2013年に自身のレーベル「Audax(オーダックス)」を立ち上げ、数々の知られざるバロック・レパートリーを開拓してきました。
 2008年に設立したアンサンブル・ディドロは今年(2023年)で創設15周年を迎えました。これまで、柔軟に編成を変えながら協奏曲や様々な形の室内楽に取り組んできましたが、この15周年記念盤では、彼らの中核レパートリーである「トリオ・ソナタ」という原点に立ち返り、バッハの弟子であり有名な変奏曲にもその名を残すヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルクのトリオ・ソナタ(ゴルトベルク作と考えられている全4作)と、大バッハの長男であるヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ[1710-1784]のトリオ・ソナタ1曲を収録しています。
 J.S.バッハのトリオ・ソナタといえば、6つのオルガン・トリオ・ソナタ(BWV.525-530)が有名で、この作品はW.F.バッハの教育用に書かれ、ゴルトベルクもこの作品を通じて作曲家兼演奏家としての手腕を磨いたと考えられていますが、「2本のヴァイオリンと通奏低音」という標準的な編成のトリオ・ソナタは遺されていません。そのため、編曲物を除外すれば、標準的な編成のトリオ・ソナタの合奏団体にとって、現存するゴルトベルクの4つのソナタ以上にバッハに近づく作品はありません。
 ゴルトベルクのソナタはレパートリーの中心的位置を占め、その音楽的内容、創造的アイデア、作曲技法上の洗練は、最も偉大な作曲家たちの作品に比肩するに十分であり、トリオ・ソナタの最高峰、すなわちJ.S.バッハの『音楽の捧げもの』のトリオの系譜に連なるとさえ、プラムゾーラーは語っています。ゴルトベルクの洗練された濃密な対位法はJ.S.バッハの作品とも非常に似ており、ハ長調のソナタ(DurG.13)は、かつてはJ.S.バッハの作品(BWV.1037)として知られていました。(輸入元情報)

【収録情報】
ゴルトベルク:
● トリオ・ソナタ ハ長調 DurG.13
● トリオ・ソナタ イ短調 DurG.11

W.F.バッハ:
● トリオ・ソナタ 変ロ長調

ゴルトベルク:
● トリオ・ソナタ ト短調 DurG.12
● トリオ・ソナタ 変ロ長調 DurG.10

 アンサンブル・ディドロ
  ヨハネス・プラムゾーラー
(ヴァイオリン)
  ロルダン・ベルナベ(ヴァイオリン)
  チェ・グゥリム(チェロ)
  フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)

 録音時期:2022年1月12-15日
 録音場所:イタリア、トブラッハ、グスタフ・マーラー・オーディトリアム
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 日本語解説付き(解説:ヨハネス・プラムゾーラー)
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