クラブ・ジャズ入門

沖野修也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845614875
ISBN 10 : 4845614871
フォーマット
発行年月
2007年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
サイズ13×19cm
256ページ
255p B6

商品説明

世界初、クラブ世代のための「踊れるジャズ」論

ここ数年、クラブ・ミュージックの中で最も大きな潮流の1つとなっている「クラブ・ジャズ」。クラブ・ジャズ関連のパーティに多数の集客があり、数々のコンピレーションやミックスCDがリリース、メディアでも盛んに特集され、シーンは確実に発展しています。しかし、その反面、実際にはどんな音楽をクラブ・ジャズと呼ぶのか、いまだはっきりとした定義がなされておらず、決して正しい理解はされていないのが現状です。そこで本書では、クラブ・ジャズ界の第一人者である沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)が、クラブ・ジャズを構成する要素を整理し、シーンの全貌を分かりやすく紹介。クラブ・ジャズの定義にはじまり、その歴史、分類、リアル・ジャズや他ジャンルの音楽との関係、ジャズDJの選曲、楽しみ方までを、平易な言葉で解説します。また、巻末には前後にプレイされる選曲例付きのディスク・ガイド、さらに詳細な分類図、歴史年表を掲載し、クラブ・ジャズをより立体的に理解可能。過去と現在をつなぎ、あるいは国境を越えて広がりを見せるユニークな音楽の魅力を、余すところなくお伝えします。


【CONTENTS】
■第1章:クラブ・ジャズの魅力
■第2章:クラブ・ジャズの定義
■第3章:生ジャズ(旧譜)
■第4章:生ジャズ(新譜)
■第5章:クロスオーバー(旧譜)
■第6章:クロスオーバー(新譜)
■第7章:クラブ・ジャズの楽しみ方

■巻末付録
◎選曲例付きクラブ・ジャズ名曲選
◎クラブ・ジャズ分類図
◎クラブ・ジャズ歴史年表

内容詳細

目次 : 第1章:クラブ・ジャズの魅力 / 第2章:クラブ・ジャズの定義 / 第3章:踊れるジャズ(旧譜) / 第4章:踊れるジャズ(新譜) / 第5章:ジャズの影響を受けたダンス・ミュージック(旧譜) / 第6章:ジャズの影響を受けたダンス・ミュージック(新譜) / 第7章:クラブ・ジャズの楽しみ方 / 付録1:選曲例付きクラブ・ジャズ名曲選 / 付録2:クラブ・ジャズ分類図 / 付録3:クラブ・ジャズ歴史年表

【著者紹介】
沖野修也 : DJ/クリエイティブ・ディレクター。クラブ・ジャズ・ユニット、キョート・ジャズ・マッシヴを立ち上げ、シングル/アルバムを全世界でリリースする傍ら、東京・渋谷のクラブ「ザ・ルーム」のオーナー、イベント「Tokyo Crossover/Jazz Festival」の発起人を務めるなど、常にクラブ・ジャズ・シーンを牽引し続ける存在。また、プロデューサーとして、モンド・グロッソ、スリープ・ウォーカー、吉澤はじめ、DJカワサキらを手掛けるほか、ユナイテッド・シネマのラウンジ「Breathe」、りそな銀行Tokyo Midtown支店の音楽デザインを担当するなど、各方面で活躍中。2006年、初のソロ・アルバム『United Legends』(ジェネオン・エンタテインメント)を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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それまでぼんやりしていたクラブジャズのカ...

投稿日:2021/04/14 (水)

それまでぼんやりしていたクラブジャズのカテゴリーが新たに提言された様な本でした。本を読むまでファラオ・サンダースを知りませんでした。

ヂユウ さん | 秋田県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • zirou1984 さん

    DJやプロデューサー、KYOTO JAZZ MASSIVEとしての活動によってクラブ・ジャズのシーンを作り上げてきた沖野氏による入門書。アシッド・ジャズからロバートグラスパーへ至るその潮流はDJカルチャーとJAZZミュージシャンの交差点であり、真摯なジャズへの愛に根付きながらその枠組みを拡大していく、世界的なクロスオーバーを果たしていたことがよくわかる。巻末のディスクガイドも、この曲をかけるなら前後にどんな曲を合わせるかという選曲がなされており、音楽に新しい文脈を形成させようとする姿勢が伝わってくる。

  • 弦舞茶 さん

    ★★☆☆☆ 栄養が多すぎて、お腹がいっぱいです!

  • ressenti-man さん

    多分賛否両論あるのだろうけど、ちゃんとこうやってまとめて参照枠を作るという仕事をしているので、沖野修也は偉いと思う。ぼくはこの分野は素人なので、単純に勉強になった。あと『DJ選曲術』を受けて、ディスクガイドも繋ぎを意識して書いているという工夫も流石。

  • nizimasu さん

    沖野さんの渾身作。改めて読んだら、90年代のクロスオーバーシーンの奇跡的な盛り上がりぶりがよみがえる。さらにはジャズの体系的ではないが、クラブ視点からの解説は見事につきる。今のDJでここまで世界観を活字で表現できる人は居ないだろうなあ

  • tanigon さん

    厚みの割に内容があまりないと思った。歴史的背景も考察も主張も仮説もどうも薄い、というかピンとこない。でも、後半のディスクガイドは入門にピッタリ。

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人物・団体紹介

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沖野修也

DJ/音楽ライター/プロデューサー/選曲家/作曲家/執筆家/ラジオDJ/The Roomオーナー。Tokyo Crossover/Jazz Festival発起人。KYOTO JAZZ MASSIVE名義でリリースした「ECLIPSE」は、英国国営放送BBCラジオZUBBチャートで3週連続No.1の座を日本人として初めて射止めた。

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