Mos DefのRosesにも参加し、美しい歌声を聴かせてくれた、　Geogia Anne Muldrowのスピリチュアル・ジャズ・プロジェクト？？？　驚く事なかれ、これが超ディープでいいんですよ！！！さしずめ、現代版のSUN RAとは言い過ぎ？　黒くてコズミックでミステリアス。ジャズとは名ばかりのポップスがCLUB JAZZとしてもてはやされてるけれど、そういうのが好きな人にはきっと無理です。

Remixアルバムに佳作無しとは良く言ったもので、色んなREMIXER が入っていると音楽性が散漫で、聴けたもんじゃない。その REMIXERだけの世界がいいに決まってるよね。故に、作品集ってある意 味アルバムと同じ感覚で聴けたりする。これもそんなトータリティーに 貫かれた一枚。説明不要。全編、ミツ君ワールド全開のファンキーで フューチャリスティックでジャジーな満載です。

Build An Arkの『Love part 2』を出したばかりのKindred Spiritsから、またもや素晴らしいアルバムがリリース。Jose Jamesの『Black Magic』にも客演していたピアニストのデビュー作。新主流派＋プラジル音楽＋スピリチュアル・ジャズ。ミニマルなテーマも、楽器とスキャットのユニゾンも、実験的な作曲も触発されるなー。勿論、アクティヴなインプロビゼーションも好感が持てる。聴けるクラブ・ジャズです！

ロンドン在住、KAY SUZUKIのデビュー・アルバムが遂にリリース。今ではめっきり減ってしまった数少ない"ブロークン・ビーツ”なアルバムですが、デトロイト・テクノとR&Bのエッセンスも取り入れた進化系のユニークなサウンドに仕上がっている。イギリス人じゃなくて、日本人がこんなアルバムを作った事を誇りに思う。中でも『STEP INTO MY LIFE」と「DON'T BE AFRAID OF DA FUTURE」は、大のお気に入り。鈴木君おめでとう！！！

ブラジルのGil Scott Heron?いや、ブラジルのMos Def?この際、呼び名はなんだって良いんです。映画『シティー・オブ・ゴッド』や『ライフ・アクアティック』にも出演し、役者としても知られるSEU JORGEの新作。ブラジル音楽とソウル／ロック／レゲエ／ダヴのエッセンスをごった煮にしたサイケデリックなゲットー・ミュージック。マイケルのカバーの緩さが凄い！灼熱の太陽の下で聴きたいな。。。