ま、早い話が仏版のメイヤー・ホーソーンなんですが、なかなかいいんですよ。より、ヒップ・ホップ色は薄めで、レゲエ・フレイバーを取り入れて・・・。ちょっとドゥー・ワップ風味もあったりする。THE WHITE STRIPESのヒット曲のカバーが話題になったらしいけど、そんなの関係なしにアルバム聴きできます。ユルくて懐かしいのがお好きな人に。ちなみに、メイヤーとの対バン観てみたくないですか？

店に行かないと見付けられないCDってあるんですよね。それが、これでした。D'ANGELOによるソウルの名曲の数々。推薦しといてなんですが、音質は全然ダメですよ・・・。でも、こういう暖かい音を求めている人にはたまらないでしょうね？最近では、ブラック系の人までが、エレクトロの波に飲み込まれようとしてますから（涙）。ニュー・アルバムが待ち切れない貴方に、オススメします。

それにして、ジャイルス・ピーターソンってもの凄く精力的にCD出してない？今回は、イタリアのジャズ。レーベル"HORO"の音源を編集したコンピ。これ又、素晴らしい内容になってます。モーダル・ジャズからSUN RAまで。エレガントでファンキーでクレイジー！これを聴けば、イタリアン・ニュー・ジャズに食傷気味のリスナーでも、イタリア人のセンスに驚かされる事でしょう。ヤツらを侮ってはいけません！

遂にリリースされました！待望のBUILD AN ARK"LOVE"の続編！個人的にも2009年のベスト・アルバムに選んだので、楽しみにしてたんですが・・・あれ、何かが違う・・・。いや、僕、こっちも凄く好きですよ。そうです、これは全く別モノ。同じミュージシャンの協力を得ながらも、カルロス・ニーニョが音響作品作っちゃった感じですね。それにしても、ミゲル・アウトウッド・ファーガソンってヤバいね。

な、なんだ、この音楽は！アルゼンチンの名ベース・プレイヤー、ホルヘ・ロペス・ルイスが結成した、ヴィエハス・レイシス。隣国ウルグアイの伝統音楽である“カンドンベ”をベースにした音楽らしいのですが、完全にレア・グルーヴ／ジャズ・ファンクの文脈で語られるべきサウンド。ミステリアスでエキセントリックでスペイシーですらある。これは、僕的にもど真ん中です。それもその筈、スキャットとフェンダー・ローズってKJMのトレード・マークですからね。