これ、僕その存在さえ知りませんでした。まさに、再発の有り難みを身にしみて感じる一枚。その内容の素晴らしい事・・・。ニュー・ソウルとゴスペルの邂逅は、聴く者に至福の時を与える事でしょう。たとえ宗教を信じていなくても。このアルバムが作られた時代（でも当時は評価されなかった訳です）がよかったのか、それとも評価される現代（でもこんな作品ないよね）がいいのか？少し、複雑な気持ちに・・・。

i-tunesでもダンス・ソング・チャートで前人未踏の８曲連続No.1に輝くなど破竹の勢いのイケメンDJ、DJ KAWASAKI。そのルックスとジャケのせいで誤解を招き易いタイプですが、偏見は捨てて下さい。音の方は、ディープ・ハウス＋デトロイト・テクノ＝ギャラクティック・ハウスという独自の世界を形成してます。ラスマスからカリズマまでが絶賛した『GALACTICLOVE」の破壊力は、ホンモノです。

「FUNKY NASSAU」でお馴染みのBEGINNING OF TH END。彼等の２NDアルバムが世界初CD化！曲単位で楽曲を評価するDJ達がこぞってアルバムを欲しがったという曰く付きの一枚。何と現在オリジナル盤は１０万円もするのだとか・・・。僕が見つけた頃は、大阪の中古屋で２８００円位だったんですが。楽曲もアレンジも良く、アルバム・トータルで聴ける色々な意味でレアな作品です。この機会にどうぞ！

永遠の名曲『DON'T YOU CARE」で知られるALICE CLARKのコンプリートCDがリリース！MAINSTREAMから出たアルバム10曲＋シングル盤から4曲、更に未発表曲を加えた全１６曲。ここ数年の現代的なリズム＆ブルースのムーブメントに呼応するかのようなナイスなリ・イシューです。再評価から２０年。新たな世代が聞く時期ですね。ノーザン・ソウル／レア・グルーヴ好きだけでなく、全てのブラック・ミュージック・ファンに捧げます。

ボブ・ジェームスのレゲエ・カバーで脚光を集めたBLUNDETTO。アルバム出てたんですね。僕、関係者からTHE ROOMでもらった筈なんだけど、帰る時なくなってた・・・。ちなみに、その日のゲストは、GILLES PETERSONだったんですが、まさか・・・。HMVのレビューにも書いてありましたが、"トミー・ゲレロからクオンティック辺りを好む人には"という一節が全てを物語ってます。熱帯夜にハマる一枚！