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Free (フリー) レビュー一覧 2ページ目

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商品ユーザーレビュー

141件
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  • フリーのユーザー気質に誠実というか、発売12年後の今...

    投稿日:2012/12/15

    フリーのユーザー気質に誠実というか、発売12年後の今でも品切れになっていないボックスセットです。5枚は、未発表録音や別ミックス、未発表ライブなどの貴重な音源で緻密に構成され、けして多くないフリー作品のオルタナティブ・テイクがほぼ全曲にわたって味わえるようになっています。別ミックスを聴いて思うのが、決定ミックスがけしてバランスのよいミックスを採用した、と言えないこと。曲によってはバランスより、インパクトやワイルドさを追究していたのだ、と気づかされます。 2002年にフリーの個々のアルバムは、全てリマスターされ、さらに未発表のミックス、BBCセッションなどが追加されました。それらのアルバム収録のアディショナル・トラックとほとんど重複していません。アルバムを全部持っていたとしても。このボックスを持つべきだと言われる所以です。 DISC 1 01 Over the Green Hills [A New Stereo Mix] オリジナル・ミックスでは、パート1と2に分けられ、フェイド・アウトしてWorryにつながっていたもの。これをもともとの1曲に戻したミックス。 02 Walk in My Shadow [Alternative Stereo Mix] 変化があるのが、ボーカルの残響でしょうか。違いがよくわかりません。 03 Wild Indian Woman [A New Stereo Mix] オリジナル・ミックスにある右chの強迫的なリズム・ギターが差し替わり、ギター、ピアノのパートが加わっています。 04 Guy Stevens Blues プロデューサー、ガイ・スティーブンスの名を冠したブルーズ・ジャム。オルガンは、デリバリーのスティーブ・ミラー。ミックス違いが、「Tons Of Sobs」のアディショナル・トラックにあります。 05 Visions Of Hell 同じくファースト・アルバム制作時のスタジオ・セッション。少し凡庸なバラードですが。アンディ・フレーザーの演奏はさすがです。 06 I’m a Mover [Unused 7” Mono Mix] [Mono Version] I’ll Be Creepin’のシングルB面として検討されていたもの。 07 Moonshine [Alternative Stereo Mix] これは、違いがあまりよく分かりませんでした。 08 Woman by the Sea ファースト・アルバム用セッションの未発表曲(というより、「Remember」の原型ととらえるべきもの)。「Tons Of Sobs」のアディショナル・トラックは、ここからキーボードを抜いたミックス。 09 Free Me この曲は、ファースト・アルバム用に準備された曲だったわけです。「Free」のテイクより、アップテンポのシャッフル・リズムで、ハモンドが使われていますし、コゾフのソロも目立っています。 10 Long Tall Sally かなりラフでワイルドなセッションで、カッコいいです。彼らもこんな曲をやっていたんですね。あっという間に終わりますが…。 11 Broad Daylight [Original 7” Mono Mix]  「Free」同曲のモノラル・バージョン。このバージョンを聴くまで、女声コーラスが入っていたことに気づきませんでした。 12 Worm [Original 7” B-Side]  「Broad Daylight 」のB面でモノラル録音。「Free」のアディショナル・トラックと同じ。 13 Trouble on Double Time 発掘されたテイクを初めてミックスしたもの。「Free」の同曲とは全然印象が違う重いハードロックです。 14 Spring Dawn 未発表。アコースティックなバラード、ドラムレスです。 15 I’ll Be Creepin’ ファースト・テイク。ボーカルがダブル・トラックになる箇所があります。ギターは、オリジナルの方がソリッドですが、こちらも味があります。 16 Sugar For Mr.Morrison [A New Stereo Mix] シングルではモノラルだったものをステレオにミックス直し。 17 Songs Of Yesterday [A New Stereo Mix] オリジナル・バージョンのミックス直し。ギターが差し替えで、ロビン・トロワーのようなトーンになっています。 18 Woman ファースト・テイク。ロジャーズのボーカルはかなりフェイクが入っていますし、コゾフのソロも全然違います。 19 Mourning Sad Morning [Alternative Stereo Mix] クリス・ウッドのフルートが違うバージョン。「Free」の現行盤には、かなり多くの曲の別テイクが収められています。いちばん充実していた創作期間だったことを物語ります。 20 Fire and Water [Alternative Stereo Mix] ボーカル、ギターが違うほか指鳴らし音が入っています。最後のドラムズはフェイド・アウトしません。オリジナル・テイクはかなりギターのオーバーダブを施されていることがわかります。 DISC 2 01 All Right Now アカペラから始まり、全体的にラフでカントリー・フレーバーあふれるテイク。 02 Oh I Wept [A New Stereo Mix] ボーカルを引き立てたミックス。その分、オリジナル・テイクのスネアの残響が弱くなっている気がしますが、オリジナル・テイクを聞き直すとドラムズの音のバランスが全体から逸脱していることがわかります。 03 Remember [A New Stereo Mix] オリジナル・テイクではオーバードライブ気味だったギターとベースが補正してあり、すっきりしたミックス。ギターソロの残響もありません。オリジナルでピアノを使っていた部分をギターに。 04 Don’t Say you Love Me [New Stereo Mix] オブリガート風なコーラスが入ります。ピアノ差し替え。オリジナルがフェード・アウトのところを歌い切ります。 05 Stealer [Full Version] シングル用ミックスのフェイド・アウトなしフルバージョン。アルバム用ミックスに、ギターがところどころ加えられています。何より、鬼気迫るコゾフのソロ、アンディの演奏が最後まで聴けるのがうれしいです。 06 Highway Song [Alternative Stereo Mix] ちょっと、どこに変化があるのかわかりません。 07 On My Way [Alternative Stereo Mix] 2:00あたりから、オリジナル・テイクにない高い音のギターが加わります。 08 Sunny Day [A New Stereo Mix] [Different Vocals] とてもゴスペル色の強い曲。メロトロンが入ります。 09 Ride on a Pony [Alternative Stereo Mix] オリジナルのピアノは、このテイクより目立っています。最初から最後まで同じリズム・パターンなのに、ぐいぐい聴かせる芸当はこのバンドしかできないと思いますね。 10 Love You So [A New Stereo Mix] [Alternate Vocals] 「Highway」収録曲は、ゴスペル調の曲が多く、ピアノの果たす役割が大きいんですが、アンディ・フレーザーの才能の大きさを感じます。 11 Soon I Will Be Gone 異なるテイクです。まずはロジャーズの咳から。マカロニ・ウエスタンのテーマにしたら、盛り上がるだろうな、と以前から思っています。スケールの大きな曲です。こちらのテイクは、メロトロン抜き、アコギのカッティングで盛り上げ、カークのドラミングで落とします。アンディのアレンジ力には、ううむとうなってしまいます。 12 My Brother Jake [A New Stereo Mix] 「Highway」収録のモノラル録音のステレオ・ミックス。ピアノの低音とぶつからないように、ベースをシンプルにしているのがわかります。最後に拍手が入ります。 13 Makin’ Love (Only My Soul) 「My Brother Jake 」のB面曲。初期のテイクとのことですが、デモと言ったほうがよくて、やり直したりしています。アコギでリズムをとっているのはロジャーズでしょうか。 14 Rain 未発表曲。「Highway」のアディショナル・トラックに別ミックスが収録されています。 15 Get Where I Belong 別テイクです。「Free Live」のアディショナル・トラックと同じもの。 16 Only My Soul [Original 7” B-Side] モノラル録音。「Highway」アディショナル・トラックと一緒だと思います。 17 Travelling Man [Alternative Stereo Mix] コンプリート・ミックスだそうです。カウントから入っていますし、フェイド・アウトしません。 18 Molten Gold ポール・コゾフのファースト・アルバム収録の別ミックス。「Back Street Crawler」バージョンからギターのオーバーダブとジェス・ローデンのコーラス、ラビットのキーボードを除いたミックス。「At Last」に収録されたミックスは、フェイド・インから始まります。

    tasuke さん

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  • 実質的なラストアルバム。それまで曲作りの中心メンバ...

    投稿日:2012/10/16

    実質的なラストアルバム。それまで曲作りの中心メンバーだったアンディ・フレイザーが脱退した後に製作されたため、それまでのフリーとは趣を異にしています。軽快なロックンロールとブルースロックという印象だったのが、一転して、沈痛でドラマティックで切ないサウンドになっています。後にゲイリームーアなど多くのミュージシャンがカバーしたウィッシングウェルや、このアルバムではアディショナル・メンバーに「格下げ」されてしまったポール・コゾフのむせび泣く沈痛なギターが堪能できるカムトゥギャザーインザモーニング。ブルースロックをバラードに昇華させてしまったハートブレイカー。極上のロッカバラードであるマディーウォーターなどなど、哀愁と切なさがたっぷり聞けます。

    orionblue さん

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  • トンズ・オブ・ソブスにおけるフリーのサウンドを表現...

    投稿日:2012/10/07

    トンズ・オブ・ソブスにおけるフリーのサウンドを表現するならば、暗くシンプルでハード。 ブルースと呼ぶには余りにハードでソリッド、ハードロックと呼ぶには余りにソウルフル。 余計な装飾など一切なく研ぎ澄まされたサウンドには凄みさえ感じる。 本編もいいが、ボーナストラックの8曲も素晴らしい。

    吉祥寺針寸 さん |40代

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  • 昨年、再結成したバドカンを観たのだが改めてポール....

    投稿日:2011/10/01

    昨年、再結成したバドカンを観たのだが改めてポール.ロジャースの歌の上手さに酔いしれ彼が生ける伝説である事を体感したのだが本作はFREE時代のラスト作だがFREEの作品の中では地味なイメージがあるのだが個人的には隠れた名作だと思っている。やはりなんと言っても#1のイメージが強烈すぎる作品だが、#4、#5、#7、は心に染みる名曲じゃないかな!当時のメンバーでのライヴが観てみたかったなぁ!是非、多くの人に手にとって欲しいものである。

    蒼詩 さん

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  • こんな音源があったとは知りませんでした。 そもそも...

    投稿日:2011/06/04

    こんな音源があったとは知りませんでした。 そもそも40年以上前のモノラル録音だし、音質は悪い (特にライブ)けれど演奏は最高です!!!

    わらしべ さん |50代

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  • これがまた泣けます。最後の曲がSoon I Will Be Gone...

    投稿日:2011/01/27

    これがまた泣けます。最後の曲がSoon I Will Be Goneって(涙)こんなシンプルな音で、ここまで音楽として緊迫感、グルーヴを出せるバンドって!本当に掴まってしまいましたよ。これで解散しちゃったなんて〜!

    shino/r さん

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  • このメンバーの年齢の若さと、この渋さ! なんで?で...

    投稿日:2011/01/27

    このメンバーの年齢の若さと、この渋さ! なんで?でも凄い。このアルバムには、美しいトラッドが香るようなMouthfull of Glassや Lying in the Sunshineなども入っていて 緊張感のあるハードなブルースロックだけじゃないFreeの魅力も堪能できます。

    shino/r さん

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  • 素直に評価すると◎ FREEのカッコ良さが前面にでてい...

    投稿日:2010/11/16

    素直に評価すると◎ FREEのカッコ良さが前面にでているし、当時モノとしては映像がキレイ。 廉価盤で手ごろな価格が魅力。ファイヤー&ウォーターが聴けるなら買っても損はしないと思います。幅が広がって他のアルバムも興味がでてくるはず。

    ちゃーりー さん

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  • 今回漸く入手する事が叶ったが、まずは廉価発売してく...

    投稿日:2010/10/02

    今回漸く入手する事が叶ったが、まずは廉価発売してくれた事を純粋に評価したい。最初の発売時の国内盤の価格ならOK評価だが、半額以下で字幕付きの国内盤が入手出来たのだから文句は言うまい。ワイト島を含めかつてビデオで馴染んだ映像もあるが、いずれもグレードアップされているし永久保存版的価値の高い映像コンパイルであるのは間違いない。完売する前に入手しとくべし!!

    タカヒロ さん

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  • 40歳を過ぎて全身痺れ魂奪われました。ほどよい隙間と...

    投稿日:2010/08/18

    40歳を過ぎて全身痺れ魂奪われました。ほどよい隙間とための効いた演奏は、ギター、ベース、ドラム、それぞれが自己主張しすぎることなく、かつバンドとして最もまとまり成熟期にあったのではないかと。それにしても二十歳やそこらでこの渋み。何なのよ一体。歌詞もまたいいのよね。「太陽に悲しみを溶かしてもらおう」なんて言い回し好きだなぁ。

    がすたふ孫 さん

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ありがとうございました

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