コルトレーン芸術の頂点を記録した傑作である事に異議をはさむジャズファンはまずいないだろう。スピリチュアルな高みを目指しながらも難解ではなく、聴き易い点も特筆。 尚、Complete Editionとの2枚組は、コルトレーン・ファン必聴の名盤（更にライブ演奏を入れた3枚組もあり）だが、別テイク等の歴史的記録の意味合いも強く、初心者は本作を聞きこむべきと思う。

63年のニューポートジャズ祭での2曲と65年録音の標で構成。圧巻は63年の録音。ドラムにロイ・へインズを迎えて吹きまくる。コルトレーンの「マイフェイバリットシングス」はこれで決まりとの声も多い。

スタンダードのバラードを集めたアルバム。当時のコルトレーンはマウスピースの調子が悪く、速い演奏が難しくなった事から製作されたとも伝えられるが、真偽はともかく、内容は絶品。このアルバムを愛聴盤とするファンは極めて多いだろう。

コルトレーンの永遠の問題作（？）。新たな即興演奏の世界を求めて、アーチー・シェップやファラオ・サンダース等の当時の新鋭を集めて、集団即興演奏を行ったが、正直、実験の域を出れなかったと私には思える。 初心者は手を出さない方が無難。

言わずと知れたコルトレーンの最高傑作の完全版。1枚目がパート１〜４までのオリジナル中心、2枚目が編集過程と翌日にアーチーシェッﾌﾟを加えた別録音。3枚目は翌年夏の至上の愛の何とライブ盤。 5星以外はあり得ない傑作だが、2枚目はやはり歴史的資料の面も否めず、最初にはオリジナル版を聞き、感動した方が、更にこれに進むことを勧める。

ハイクオリティCDがこの価格で購入できるということで、かなり以前購入した輸入盤から買い替えてみた。コルトレーンのバラードプレイを堪能できることはもちろん、ジャケットの雰囲気のある色合いなど、ジャズの良さを思い切り感じることができる一枚である。

発売時、NHKのニュースでも取り上げられた幻の音源。ニュースではオリジナルは消失したがコピーが見つかった、と報道されていたように思います。テープヒスノイズがやや多めなのもそのせいかもしれません。演奏は鬼気迫る迫力があり、フリージャズに移行前のものなので良い意味で親しみやすいものです。60年代という熱い時代の熱い演奏。夏の暑さもふっとばしてくれそうです。

　名盤として紹介されているアルバムですが個人的には記憶に残らない、心に響かない、お薦めしないアルバムの１枚です。何処が良かったのか、よくわからないアルバムです。

　名盤として、あまりにも紹介されているアルバムですが個人的には記憶に残らない、お薦めしないアルバムの１枚です。

　ジャズでは有名なフリージャズ・アルバムです。日本題名は『至上の愛』で通っています。 　入り易いフリージャズですが、個人的には心、記憶に残る演奏ではありませんでした。 　購入するのも購入しないのも好きにすればと言うもので購入するのも購入しないのもあなた次第です。