powderfingerはスタジオ盤はないのですか？これとLike a hurricaneは鳥肌たちました。

楽曲も素晴らしいのですが、音にこだわるアーティストらしくCDもDVDもスペックが贅沢です。CDはHDCDだし、DVDは96kHz24bitのスペックで驚きました。他のアーティストも、こんな作り方をして欲しいものです。

なんなんでしょうこのテンションの高さは。 じつは「まあ今回もそこそこニールなアルバムなんだろうな」と、 たかをくくっていましたが、 圧倒されました。 このひとはなぜこんなにたぎっているのでしょう。 思わず元気になりそうな、 しかしそこが落とし穴、 この人ならではの寂寥感にまたやられます。 これ、すごいですよ。

black and blueが延々と続いているような錯覚に陥る。超ヘヴィな轟音ギターノイズ連発。破綻しそうで、そうならないのはヤング先生の年期のなせる業か？この弾き方で、光すら感じさせる清々しい音になるのは不思議。Kevin Shieldsとは違う轟音フィードバックギター。未開の地を進んで行くヤング先生の背中を見失うなかれ！＃４と＃７の極メロがいい感じでサンドされているので、ノイジーな曲と引き立て合いながら、アルバム全体のバランスがとれ、飽きさせない。

ガンガン弾き鳴らすフィードバックギター、ハードで重いニール最高。ライヴで弾き語りで歌っていたドラッグ・ソング、ヒッチハイカーこのアルバムではエレキで弾きまくりカッコよすぎる。老いてもなを若いやつら敵わず孤高の道にひた走るブレーキの壊れた爆音ロック

しみる。しみる。よく染み入る。傷んだ心にそっと寄り添い、慰めてくれる大切なｱﾙﾊﾞﾑ。のんびり生きる事を許し認めてくれるような。時を超えて、疲弊した現代に必要とされるべき音。

どうしようもなく情けなくっても、でも優しくって、泣けて泣けてしょうがない。こんなにも心揺さぶり、慰めてくれる音楽、そうそうない。私の心の寄りどころです。名盤。

Nicolette Larsonが歌った「 Lotta Love」よりも女々しく歌う、この「Lotta Love」を聴いて、この人の良心がすこし、わかった。

うーん、次作以降ずっと傑作が続くからこのソロ１作目、期待せず聴いたんだけと゛ こんなに素晴らしいとは思わなかった！ なんとなく躊躇してる人は聴いたほうがいいですよ！地味で即効性は無いけど 気付いたらこの雰囲気にどっぷり。難点は佳曲�B�C�F�G�Hが短く良い雰囲気の所でフェイドアウトするのが残念。個人的には次作や｢ハーヴェスト｣より気に入ってしまった！

これは癒される!ｷﾞﾀｰもﾊｰﾌﾟもｳﾞｫｰｶﾙも!疲れがｽｰｯと消えていきますよ?!それにしても､このｷﾞﾀｰのｻｳﾝﾄﾞ､たまらないなぁ｡