キム・カシュカシアン(ヴィオラ)


ショスタコーヴィチ:24の前奏曲(ヴィオラとピアノ版)、アウエルバッハ:アルカナム
キム・カシュカシアン、レーラ・アウエルバッハ


2002年、ギドン・クレーメルとクレメラータ・バルティカのために作曲した『ヴァイオリンとピアノ、管弦楽のための組曲』の自演でカーネギー・ホールでのセンセーショナルなデビューを果たしたロシアの女性作曲家、ピアニスト、レーラ・アウエルバッハと、世界的なヴィオラ奏者キム・カシュカシアンによる初のコラボレーション・アルバムです。
 アウエルバッハは、2010年のヴァルビエ音楽祭でカシュカシアンと出会う以前から彼女の録音を知っており、その素晴らしいパフォーマンスに注目していたといい、このアルバムに収録された『Arcanum〜秘薬、神秘』と題された瞑想的なソナタもカシュカシアンのために書かれた作品です。アウエルバッハはこのソナタについて「我々は必ずしも言語化や合理化されない可能性があります。私たちは真実を見るために答えを模索することができます。」と語っています。
 ショスタコーヴィチの『24の前奏曲』も、カシュカシアンが演奏することを前提にヴィオラへと移し替えられたものです。この作品は、もともとはピアノ独奏曲ですが、ドミトリー・ツィガノフによるヴァイオリンとピアノのための編曲も広く人気を博しています(ただしツィガノフが編曲したのは19曲のみ。残りの5曲は2000年にアウエルバッハが編曲しました)。様々な性格の小品が集められたユニークな曲集の2人の会心のこの演奏は、2016年3月に来日公演にて行われましたが、この録音は2013年にチューリッヒでスタジオ録音されたものです。(輸入元情報)

【収録情報】
● ショスタコーヴィチ/アウエルバッハ編:24の前奏曲(全曲)
● アウエルバッハ:ヴィオラとピアノのためのソナタ『Arcanum〜秘薬、神秘』

 キム・カシュカシアン(ヴィオラ)
 レーラ・アウエルバッハ(ピアノ)

 録音時期:2013年10月
 録音場所:チューリッヒ放送スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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