小糸恵/バック・トゥ・バッハ

2019年07月26日 (金) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


日本が誇る世界的オルガニスト、小糸 恵による久々のバッハ・アルバム、DHMから登場

世界有数のコンサート・オルガニストでありバッハ演奏のスペシャリストである小糸 恵は、古典的作品をレパートリーの柱とし、歴史的資料の研究に基づいた楽器の選択および演奏法で独自の演奏活動を展開しています。ソリストとしてヨーロッパ、ロシア、日本、アメリカ各地でコンサートを行っているだけでなく、バロック・オーケストラや聖歌隊との共演にも積極的に取り組んでいます。とりわけムジカ・アンティクヮ・ケルンやアンサンブル・ジル・バンショワとは様々な作品で共演。また、レコーディングも数々の賞を受賞しています。
 1992年にローザンヌ高等音楽院のオルガン科教授に就任。音楽院の職務に加えて各地でマスタークラスの講師や著名な国際オルガン・コンクールの審査員としても頻繁に招かれ、1997年の開始当初より「ローザンヌ・バッハ・フェスティバル」の芸術監督の職を続けており、2012年からはローザンヌ・シティ・オペラのバロック・オペラ共同プロデューサーも務めています。2013年には10年ぶりの帰国リサイタルを大阪のいずみホール、東京の武蔵野市民文化会館で行い、各公演絶賛され話題となりました。
 今回のDHMへの4枚目の録音は、待ち望まれたバッハの有名なオルガン音楽集。小糸はハーモニック・レコードやクラーヴェスにバッハの作品集を録音していましたが、DHMへは今回が初めて。バッハは生涯の間、オルガン奏者、オルガンのコンサルタント、オルガン作品の作曲家として、プレリュード、ファンタジア、トッカータといった伝統的なものからコラール前奏曲やフーガといった厳格な形のものまで、様々な様式のオルガン作品を作曲しています。その中でも、技術的にも芸術的にも非常に要求の多い、かつ色彩豊かに響かせることにできる作品が選曲され収録されています。
 小糸が選んだ楽器は、それらを最も素晴らしく演奏することが可能な、オランダ、フローニンゲンにあるマルティニ教会のオルガンです。このオルガンは最初1480年頃に製作されましたが、その後アルプ・シュニットガーによって大規模改修された北ヨーロッパ最大の歴史的オルガンです。長年ヨーロッパで研鑽を積んできた小糸ならではのレジストレーションの選択と、徹底された楽曲解析によって、自然で美しく響くバッハ時代のオリジナルの響きが再現されています。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)

【収録情報】
J.S.バッハ:
● トッカータとフーガ『ドリア調』ニ短調 BWV.538
● バビロン川のほとりに BWV.653
● 『神がなさることは、善きこと』によるトリオ ト長調(カンタータ第75番『貧しき者は、饗せられん』 BWV.75より)
● 前奏曲とフーガ ト短調 BWV.535
● いざ、もろびと神に感謝せよ BWV.657
● 前奏曲とフーガ ト長調 BWV.550
● 前奏曲 ト短調 BWV.535a/1
● 『私は天のことを考え』によるトリオ ト短調 BWV.584
● 来たり給え、創造主なる聖霊よ BWV.667
● イエス、わが喜び BWV.713
● おお、神の子羊、罪なくして BWV.656
● われ心よりこがれ望む BWV.727
● われらが神は堅き砦 BWV.720
● 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532


 小糸 恵(アルプ・シュニットガー1691-2年製オルガン)

 録音時期:2018年6月4-6日
 録音場所:オランダ、フローニンゲン、マルティニ教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
バック・トゥ・バッハ〜名オルガン作品集 小糸 恵(2018)

CD輸入盤

バック・トゥ・バッハ〜名オルガン作品集 小糸 恵(2018)

バッハ(1685-1750)

価格(税込) : ¥2,750

会員価格(税込) : ¥1,808

まとめ買い価格(税込) : ¥1,808

発売日: 2019年09月20日

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