カール・リヒター/バッハ:ミサ曲ロ短調、1969年東京ライヴ
2019年12月27日 (金) 17:59 - HMV&BOOKS online - クラシック
天才リヒター伝説の東京公演。
手兵を引き連れ初来日で聴かせた不滅の『ロ短調ミサ』。
NHKオリジナル音源より新マスタリングで復活!
NHKが収録していた1969年リヒター初来日時のライヴ。96年の発売盤以降リリースがなく、入手困難だった貴重音源です。このたび復刻に際し「ALTUS」が入念にリマスターを施し、最高水準の音質で商品化いたしました。バッハの大家リヒターの圧倒的な世界がこれまでにない精度で広がる感動の逸品です。
バッハの最高傑作とも呼ばれる『ミサ曲ロ短調』。誰もが知るリヒターの名盤と言えば61年のスタジオ録音盤ですが、このライヴも聴き逃してはなりません。峻厳な威容からくる圧倒的存在感、そして生演奏ならではの熱気に唸らされます。厳しく力強い音の運びでありながら、時としてロマンティックなうねりも厭わない、今や懐かしさすらある強烈なバッハ演奏。迫真の音楽が心を抉る大名演です。切れ味鋭い「キリエ」、観念的な恐怖が襲ってくる「クルチフィクスス」、突き抜ける輝かしいラッパ、ゆったりと感動的な終曲フーガなどどこをとってもリヒターの熱い共感がぎっしりと詰まっています。
「バッハ解釈者としてのリヒターの名を不滅のものとした、アルヒーフ・レーベルでのセッション録音(1961年)の、新即物主義的な峻厳そのものの解釈と生々しい響きの演奏にくらべて、より響きがやわらかなレガートで進行も自然、波うつように大きな呼吸と感興がある。」〜山崎浩太郎氏の解説より〜(販売元情報)
【収録情報】
● J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232
ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)
マルガ・へフゲン(アルト)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
エルンスト=ゲロルト・シュラム(バス)
ミュンヘン・バッハ合唱団
ミュンヘン・バッハ管弦楽団
カール・リヒター(指揮)
録音時期:1969年5月9日
録音場所:東京文化会館
録音方式:ステレオ(ライヴ)
国内プレス
日本語帯・解説・歌詞対訳付
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