フォークト/メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1、2番
2022年01月24日 (月) 18:30 - HMV&BOOKS online - クラシック
ラルス・フォークト/メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
2020年7月にパリ室内管弦楽団の音楽監督に就任したラルス・フォークト。これまでにもロイヤル・ノーザン・シンフォニアを弾き振りし、ブラームスの2つのピアノ協奏曲とベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲、三重協奏曲で素晴らしい演奏を披露してきましたが、今作でのパリ室内管弦楽団とのアルバムでは、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲を弾き振りしました。
収録曲はメンデルスゾーン22歳の時に書かれた、冒頭の激しいパッセージが印象的な第1番、28歳の作品でバーミンガムで初演された第2番。ともにメンデルスゾーンらしい優雅な旋律と、技巧的なパッセージが多用されたピアノ・パートと力強いオーケストラ・パートが特徴。フォークトは双方を手堅くまとめ、一体感を生み出すことに成功しています。添えられた『華麗なカプリッチョ』は1825年の作品。ゆったりとしたピアノの独奏に先導され、オーケストラが巧みな伴奏を付けていきますが、突然激しい曲調に変わるなどカプリッチョ(奇想曲)のタイトルにふさわしい華やかな作品です。フォークトが奏する目の覚めるようなパッセージに耳を奪われることでしょう。フォークトにとっても新しい世界の開拓となる記念碑的な1枚です。(輸入元情報)
【収録情報】
メンデルスゾーン:
● ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25
● ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.40
● 華麗なカプリッチョ ロ短調 Op.22
ラルス・フォークト(ピアノ、指揮)
パリ室内管弦楽団
録音時期:2021年11月2-5日
録音場所:パリ、Philharmonie de Paris, Le Studio
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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