ネルソン・フレイレ/『Memories〜未発表&放送音源集』
2022年08月31日 (水) 14:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
没後1周年を記念し、未発表ほか貴重な録音を集めたアルバム。CD2枚組
昨年(2021年)11月に亡くなったブラジル出身のピアニスト、ネルソン・フレイレ。その1970年から2019年の未発売の録音を集めたアルバムがCD2枚組で発売されます。
2014年ベルリンでの、グルック、バッハ、ベートーヴェンの録音。ベートーヴェンの『アンダンテ・ファヴォリ』はネルソン唯一のこの作品の録音となります。そして1970年から1985年のベートーヴェンの第4番、ブラームスの第2番、バルトークの第1番の協奏曲とR.シュトラウスの『ブルレスケ』はラジオ放送局に残されていた貴重なテープの録音です。ヴィラ=ロボスとドビュッシーの作品は初CD化。ブックレットには、ネルソンのプロデューサーを長い間務めたデッカのドミニク・ファイフ氏による新規エッセーが掲載されています(欧文)。
「ネルソンはこの上ないレコーディング・アーティストでした。彼は私が出会ったどのアーティストよりもスタジオに細心の注意を払って準備し、その録音には最も編集が少なかったアーティストの一人でした。私たちは彼の並外れた芸術性のためだけでなく、その厚い友情、ユーモア、謙虚な人柄のために亡くなったことが残念でなりません。彼は偉大な真にかけがえのない人物でした」〜ドミニク・ファイフ、デッカ・プロデューサー(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
1. グルック:精霊の踊り(歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より ズガンバーティ編)
2. J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第147番 BWV.147より)
3. ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO57
4. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
5. ベートーヴェン:バガテル Op.119-11
6. R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調
7. ドビュッシー:レントより遅く
8. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番より前奏曲
ネルソン・フレイレ(ピアノ)
ウリ・セガル指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団(4)
ゾルターン・ペシュコー指揮、バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団(6)
録音:
2014年2月 ベルリン(1-3)
1972年10月 シュトゥットガルト(4)
2006年4月 スイス、ラ・ショードフォン(5)
1985年12月 バーデン=バーデン(6)
2008年6月 ハンブルク(7)
2019年2月 ハンブルク(8)
Disc2
1. バルトーク:ピアノ協奏曲第1番イ長調 Sz.83
2. ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
3. ブラームス:6つの小品 Op.118より第2曲:間奏曲イ長調
ネルソン・フレイレ(ピアノ)
ミヒャエル・ギーレン指揮、フランクフルト放送交響楽団(1)
ホルスト・シュタイン指揮、フランクフルト放送交響楽団(2)
録音:
1970年10月 フランクフルト(1)
1977年4月 フランクフルト(2)
2006年(3)
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