Hidekazu Yoshida Review List

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Customer Reviews

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  • 今現在入手出来る吉田秀和の著作、それも文庫本で、と...

    Posted Date:2021/04/20

    今現在入手出来る吉田秀和の著作、それも文庫本で、となった場合、これが一番他人に勧められる本かも知れません。まず、とっつきやすい。題名の通り、吉田秀和が自分の好きな曲について自由に書き綴っていくのだけれど、元が雑誌の連載で、それも確か芸術新調だったか、要は音楽専門誌でなかったのもあってか、まとまりがいいのです。一つ曲を選んでそれについて書いているスタイルなので、読み切れて過不足無しといった感じでしょうか。今にして思うと、この本で読んで聞いてみた曲というのが結構あったので - まぁ結局今となっては全部聞いてるのですが - その意味では指南署になっていたのだと思います。今でも旅に出る時に鞄に忍ばせて行ったりしますし。

    Verdi .

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  • 吉田秀和の著書は多数あって、全集などになっていたり...

    Posted Date:2021/04/12

    吉田秀和の著書は多数あって、全集などになっていたりするのですが、これはそうした全集ものとは別に、氏の様々な評論からの選集ということになります。その意味では敢えてこの選集に意味があるかというと、実はあまり感じません。選ばれているだけあって読む気を起こさせるものではあるけれど、これが決定版というようなものかというわけではないような。敢えて申さば、このフォーマットでしょうか。サイズ大きめで、かなりの厚みのハードカバーであるけれど、その割に軽い。そう、読むのに心地良い本なのです。その意味で、何処かに持っていってゆっくりと寛ぎながら読む、という贅沢が出来る。所有して折りに触れ読む。そんな本です。

    Verdi .

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  • ちくま文庫に入ってから10年以上、復刻したもののまた...

    Posted Date:2021/04/12

    ちくま文庫に入ってから10年以上、復刻したもののまた入手不可になってしまったものも出ている吉田秀和の一連の著作の中では、この本はよく命脈を保っていると思います。ただ、なにしろ古い著作で、私が読んだのは30年以上前ですが、その時点で既に新潮文庫に入っていたので、元は相当昔です。それ故に、今から見るとちょっと内容的に選ばれてるものが、その当時の感覚だなぁ、と思う面もあったりします。それでも十分興味深くて読むに値するとは思いますが、著作の性格上、今は4つ星でやむなしかと。

    Verdi .

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  • 吉田秀和の一連の著作の中で、比較的読みやすく、今で...

    Posted Date:2021/04/12

    吉田秀和の一連の著作の中で、比較的読みやすく、今でもある程度通用する作品の一つと言えると思います。遺憾ながら内容的にはやはり40年前のセレクションということになります。流石に野村あらえびすほどには古くはないですが、今時の人は出て来ませんし、その意味では一昔前の人達の評価が中心、ということになります。それを前提にして読むと、なるほど面白い。ただ、これを参考にして聞いていくのにはやはり難しい面もあると思います。その意味では、この一連の著述の後、30年くらいは吉田秀和は書き続けている、ということも念頭に置いて読まれるのがいいのではないかと。個人的には好きですけれども。そしてまた、氏を越えるような評論というのも絶無ではありますが。

    Verdi .

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  • 吉田秀和の「世界の...」シリーズの一冊。このシリー...

    Posted Date:2021/04/12

    吉田秀和の「世界の...」シリーズの一冊。このシリーズはどれもそうなのだけれど、なにしろセレクションが40年前ということになるので、今となっては確かに古い。それでも、同じシリーズでも、「ピアニスト」の方はまだしも当時若手だった人も入っているけれど、指揮者に関しては、全員現時点では物故者になってしまっています。(マゼールとブレーズは惜しかった...) なにしろカルロス・クライバーもシノーポリも入ってないのですし。そういう意味では古い本ではありますが、それらの指揮者についての評価としては今でも古びてはいないと思いますし、こうしたものを今書ける人はいないのではないかと。まぁ、こうした企画自体難しいのですが。その意味では、その当時の記録、という意味も含めて、一読する価値のあるものだとは思います、というのがオリジナルを読んでいた者の評価といったところです。

    Verdi .

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  • 吉田秀和の著作から、グレン・グールドに関わるものを...

    Posted Date:2021/04/12

    吉田秀和の著作から、グレン・グールドに関わるものを選んだ、一種のアンソロジー的な本です。氏はグールドを日本に紹介した、と言っていいのか、少なくとも1955年の最初のゴールドベルク変奏曲のレコードを強力に推すことで、日本に於けるグールドの高評価を定着させた人、ということは言えると思います。その推した際の文章を含め、様々な評論が、まぁある意味手軽に読める一冊です。

    Verdi .

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  • 吉田秀和の著作としてはかなり古いものではあります。...

    Posted Date:2021/04/12

    吉田秀和の著作としてはかなり古いものではあります。なにしろ岩波の青飯です。あとがきの日付は1957年。もう60年以上前の本です。いや、そもそもタイトルからしてもう21世紀も20年を過ぎたというのに。それもあって、正直言うと内容的にはその時代を感じさせるものです。が、それ故に、その当時の「現代の音楽」がどう受け止められていたのかを知ることが出来ます。なによりも吉田秀和を読む上で、初期の氏を知る一つの材料として良いものだと思います。これをこの時代に復刻してくれた岩波書店に感謝です。

    Verdi .

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  • クラシックといったって何から聴いたらいいかわからい...

    Posted Date:2021/04/11

    クラシックといったって何から聴いたらいいかわからいといった人たちのきっかけになると思います。私自身がそうでしたから。

    せごびあ .

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  • 「世界の指揮者」と同じく、何から聴いたらいいかわか...

    Posted Date:2021/04/11

    「世界の指揮者」と同じく、何から聴いたらいいかわからいといった人たちのきっかけになると思います。私自身がそうでしたから。アーティストはひと昔前の人たちですが、音楽は古くなりませんから。

    せごびあ .

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  • 吉田秀和がバッハに関して批評した文章の集約版、演奏...

    Posted Date:2021/04/09

    吉田秀和がバッハに関して批評した文章の集約版、演奏(CD)を交えながらバッハの核心に触れた興味深い書籍

    ruri .

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