オフェリー・ガイヤール/ヴィヴァルディ:協奏曲集
2020年01月23日 (木) 12:01 - HMV&BOOKS online - クラシック
ガイヤールが豊かな色彩感で描くヴィヴァルディ!
親密な音色と感性豊かな音楽が人気のチェリスト、ガイヤール。最新盤は、ヴィヴァルディの協奏曲集。ガイヤールはここでチェロ独奏とアンサンブルによる協奏曲のほか、2〜4人のソリストとアンサンブルによる協奏曲をプログラム。ソリストの共演陣も、チェロの酒井 淳(齋藤秀雄メモリアル賞、レコード・アカデミー賞等受賞)、フライブルク・バロック・オーケストラのファゴット奏者ハヴィエル・ザフラらという豪華な顔ぶれです。
1737年頃ピエタ慈善院にいたテレーザ(1721年生まれ)という若きチェロ奏者のためにヴィヴァルディは3作のチェロ協奏曲を作曲しました。残念ながらそれらは現在ヴィオラ・パートのみが伝わっているという状況ですが、ここでガイヤールは『テレーザのために』と題された変ロ長調の協奏曲の緩徐楽章を再構築しています。さらに、ヴァイオリン協奏曲ハ長調 RV.179/581のカデンツァも挿入しています。歌劇『救われたアンドロメダ』RV.Anh.117が雲の中からさっと射す光のよう。ヴィヴァルディ作品の色彩感と陰影に富んだ世界を堪能できる2枚組です!(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
ヴィヴァルディ:
1. チェロ協奏曲ト短調 RV.416
2. 歌劇『救われたアンドロメダ』より「Souvente il sole」 RV.Anh.117
3. 2つのチェロのための協奏曲ト短調 RV.531
4. チェロとファゴットのための協奏曲ホ短調 RV.409
5. ピッコロ・チェロのための協奏曲ト長調 RV.414
6. 弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ハ長調 RV.112
Disc2
6. 2つのヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲
7. チェロ協奏曲変ロ長調『テレーザのために』よりラルゲット(再構築:オリヴィエ・フレ)
8. ピッコロ・チェロのための協奏曲ロ短調 RV.424
9. 歌劇『ティート・マンリオ』より「緑のオリーヴの枝で」
10. チェロ協奏曲ニ短調 RV.405
11. チェロ協奏曲イ短調 RV.419(アレグロ)
オフェリー・ガイヤール(チェロ、指揮)
ルシール・リシャルドー(メゾ・ソプラノ:2)
酒井 淳(第2チェロ:3,6)
ハヴィエル・ザフラ(ファゴット:4)
パブロ・ヴァレッティ&マウロ・ロペス・フェッレイラ(ヴァイオリン:6)
デルフィーヌ・ガル(コントラルト:9)
プルチネッラ・オーケストラ
録音時期:2019年8月27日〜9月3日
録音場所:パリ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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