H・アルブレヒト/オルガン編曲版ブルックナー:交響曲第7番

2023年08月04日 (金) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

参考動画 シリーズ共通トレーラー

ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集 Vol.7

2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第8弾です(シリーズ第1弾の交響曲第0番を「Vol.0」と表記)。このシリーズは指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められ、2024年に完結予定です。
 番号順に進んで来た当プロジェクトもいよいよ第7番に到達。毎回異なるオルガンを使用してきましたが、今回は第7番初演の地ライプツィヒでの収録です。
 オルガン編曲はシリーズの常連エルヴィン・ホルン。前半2楽章は美しく息の長い旋律に満ちていますが、第1楽章では壮大さよりも敬虔さを、ワーグナー追悼が込められた第2楽章では詠嘆よりも瞑想や祈りを強く感じさせます。スケルツォの迫力と、対位法的に手の込んだフィナーレは、前半とは違ったオルガンの特性が活かされたダイナミックな演奏。
 録音に使用されたのは、1981年に落成したホールに備えられた6638本のパイプを持つポツダム・シュッケ社のパイプ・オルガン(東ドイツ時代に作られた最大のオルガン)で、その壮麗な響きも聴きどころです。
 このシリーズでは「ブルックナー・フェンスター(ブルックナーの窓)」と称して、ブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作も収録しています(Vol.5では収録時間の関係で配信のみ)。ここではVol.0とVol.4にも登場したドイツの作曲家フィリップ・マインツ[1977-]によるコラール前奏曲『テ・デウム』を収録。交響曲第7番の素材を用いた重厚な作品です。
 最初に置かれた『前奏曲』は1884年の作品。ブルックナーがワーグナー没後1周年のバイロイト音楽祭に赴いた際、意気投合したペルクの革職人ディルンハーファーの依頼により作曲された27小節の短いオルガン曲で、ハ長調に基づきつつ半音階の使用が目立つワーグナー風の音楽です。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)


【収録情報】
● ブルックナー:前奏曲 ハ長調 WAB129『ペルク前奏曲』 (1884)
● マインツ:独奏オルガンのためのコラール前奏曲 第40番『テ・デウム』 (2023)
● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB107(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)

 ハンスイェルク・アルブレヒト
(オルガン)

 録音時期:2023年6月21-25日
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

交響曲第7番 ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)

CD輸入盤

交響曲第7番 ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)

ブルックナー (1824-1896)

価格(税込) : ¥3,410

会員価格(税込) : ¥2,593

まとめ買い価格(税込) : ¥2,557

発売日: 2023年09月14日

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