Rachmaninov, Sergei (1873-1943)
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Rachmaninov, Sergei (1873-1943) Review List 3 Page

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  • メーカーは帯に「センチメンタリズム拒否」と特筆大書...

    Posted Date:2021/12/07

    メーカーは帯に「センチメンタリズム拒否」と特筆大書していますが、此の演奏を聴けば、其れは曲の「本質」を失っていないと言う意味である事が分ります。 確かに「3番」の第一楽章のテンポはラフマニノフ自演に非常に近いものがあります。 然し、ラフマニノフの録音は時代的な制約(録音時間の制限)がある事も事実で、ラフマニノフ自身が、「あのテンポで良し」「カット良し」とした訳ではないと思います。 ハフも、別に「原典回帰」を狙ったモノではなく、充分にロマンチック・メランコリックな演奏です。 「センチメンタリズム」とは「通俗的」と言う意味でメーカーが付けたのならば、現代のピアニストの殆どは、それぞれのアプローチで「曲の本質」に迫っています。 「通俗的」な演奏をするピアニストは一人もおりません。 特に「3番」のCDは全て所有している私にとって、ハフの演奏も彼の解釈を演奏しているモノであり、極めて「真っ当なラフマニノフ」です。 故にメーカーの「謳い文句」には、余りひきづられ無い方が良いと思います。広く聴かれて然るべきラフマニノフのCDです。

    シュタイナー . |60year

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  • ラフマニノフでは王道のカップリング。ピアノ協奏曲の...

    Posted Date:2021/12/04

    ラフマニノフでは王道のカップリング。ピアノ協奏曲の冒頭の部分は、テンポが最も遅い演奏だと思いますが、まるで葬送行進曲のようで不気味。ただ、演奏が進むにつれ他の方も書かれているように軽いタッチの明るい音色で、重いオケの伴奏とはミスマッチ。ロシアのオケよりアメリカのオケの方が相性が良かったかも。狂詩曲はどうしても有名な変奏曲だけで比較してしまうが、テンポが早くあっさりとしている。甘美な余韻に浸れない、ただピアノの躍動感はこちらの方があると思う。これは好き嫌いがはっきり別れる演奏である。私は古い録音だが、このカップリングのベスト盤はアシュケナージ、プレヴィン&ロンドン響です。オケの録音が鮮明に聞こえない(オフ気味)のも残念。このアルバムはやや期待外れで3点です。

    k.k .

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  • 私が最も信頼しているこのオーケストラは兎に角レパー...

    Posted Date:2021/11/19

    私が最も信頼しているこのオーケストラは兎に角レパートリーが広い。しかも招く指揮者もバラエティーに富み、いつ練習しているのかとこちらが心配してしまう。このオケを一流に育て上げたのはヤルヴィの功績だが、様々な客演指揮者とのセッションもオケを育てた大きな要因だろう。特にトムソンとのニールセン、ギブソンとのシベリウス、セレブリエールとのグラズノフなどは決定盤と言える。そしてラフマニノフ。指揮者として駆け出しだったアシュケナージとコンセルトヘボウ管の演奏を長く愛聴しているが、さすがにオケのバランス処理にはやや不満がある。さあスコティッシュ管はどうか。う〜ん、演奏そのものはいつも通り品のある美しさだが、そこまで訴えかけるまてば…。第一はテンポかな。全体にやや遅めの設定が裏目に出ているのでは。同じロシア出身のアシュケナージの感性に軍配を上げざるを得ない。

    シャルヴェンカ . |50year

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  • ラフマニノフは偉大なピアニストであったのみならず、...

    Posted Date:2021/10/19

    ラフマニノフは偉大なピアニストであったのみならず、もっともっと高く評価されるべき大作曲家です。この28枚組のBOXを聴き終えてそう感じました。ピアノ曲の他には歌曲がなかなかいいです。

    音楽大好き .

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  • かれこれ40年近く前ですが、若い頃、とにかくマゼール...

    Posted Date:2021/09/16

    かれこれ40年近く前ですが、若い頃、とにかくマゼールはダメというカラヤン党を自称する10才以上年長の友人が近くにいて、マゼールさんのコンサートを聴きに行こうとすると「最近の大学生は」と言われ続けて、そんな話を聞かされ続けるとそのうちに「よくわかんないけど、たぶんダメなんだろう」と思うようになって、自分のなかで、マゼールさんは聴かないほうがいい指揮者という分類になったまま、気が付くとワタクシもそろそろ50代終わり近くになりました。 そんなこんなでマゼールさんにはこれまであまり接してこなかったわけですが、このラフマニノフ全集を聴いてみて、いったいあの方はマゼールさんのどこがお嫌いだったのだろうと、そんなことを思いました。なんでも「ワーグナーをめちゃくちゃ振りやがった」なんてことを仰っていたような記憶がございます。で、この演奏大好きです。いままで関わってこなかったことを悔やんでいます。 もうひとつ、こちらも懐かしやヴァーシャリさんのPコンは完璧ですね。どんな困難なパッセージも楽々と小気味よく、しかもきっちり楽器を鳴らして華やかに弾いて、お見事です。

    WJM .

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  • 演奏会でも強い印象を受けたが、ノット監督が、ラフマ...

    Posted Date:2021/08/17

    演奏会でも強い印象を受けたが、ノット監督が、ラフマニノフの楽譜に内在する音楽をオーケストラ芸術としてすべて音化して提示している。ノットと東響が持てる力を出し切った会心の演奏だと思う。弦楽・木管も美しく、金管のダイナミズムも十分。 特に第3楽章アダージョでは、単なる哀愁ではなく、ラフマニノフの奥底にある感情を連綿と紡ぎ出していて、ここでの東響の木管アンサンブル(Cl,Ob,Fl)は見事。

    ウィーンベルリン .

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  • ラフマニノフはピアノ協奏曲第2番しか聴かないという...

    Posted Date:2021/08/08

    ラフマニノフはピアノ協奏曲第2番しか聴かないという偏屈者ですが、素晴らしいピアノに感激しました。この曲の持ち味がいかんなく発揮され、ピアノに限って言えば今まで聴いた中でも最高のものと言って過言ではありません。残念なのはオーケストラです。なんでピアノの陰に引っ込んでいるのですか?よく聴けば、いい演奏しているのに残念。図書館から借りて聴きましたが、買うまでには至りませんでした。星はその分を差し引いてのもので、ピアノなら星6つです。

    今も昔もただの人 . |60year

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  • 素晴らしい。ピアノにあえて、あえてですけど求めると...

    Posted Date:2021/07/27

    素晴らしい。ピアノにあえて、あえてですけど求めるとすれば、艶っぽさでしょう。ロンドン交響楽団はすごく上手い。各セクションがすごく上手い。指揮者の手腕かな。パガニーニの主題はルービンシュタインをも凌ぐ超名演だ。このCDは聴いていて大満足でした。

    今も昔もただの人 . |60year

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  • ジャケット写真のスタイリッシュさが、そのまま演奏に...

    Posted Date:2021/07/25

    ジャケット写真のスタイリッシュさが、そのまま演奏に反映されていると言ったら変な例えになるが、思わず聴き惚れてしまう演奏である。ラフマニノフ2番に聴き手が求めるものを全て惜しげもなく体現している。まず技巧である。廃盤の憂き目にあっているnaiveのプロコフィエフ2番の時と同様、技巧を誇示する気配は聴いていて皆無なのだが、つい見事さに圧倒される。ウルバンスキの伴奏も過去の名演奏と比べて何の遜色もない。パガニーニ狂詩曲についても、あの誰もが愛する甘美なメロディーを美しく紡いでくれるのだ。ブニアティシヴィリ同様、今後も目が離せないピアニストだ。

    白文鳥 . |60year

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  • チャイコフスキーのシンフォニーは避けて通っている印...

    Posted Date:2021/07/25

    チャイコフスキーのシンフォニーは避けて通っている印象のあるラトルですが、ラフマニノフ2番は若き日に録音したLAPOとの名演があります。歌心溢れる演奏でした。BPOともヨーロッパ・コンサートで取り上げ、このコンビの全盛期を証明するような演奏でした。ロンドン交響楽団との新盤は、数多ある同曲の中でもトップクラスと言える非の打ち所がない演奏と言えるでしょう。過去にプレヴィンとの名演があるからと言ってもメンバーは総入れ替えされているはずなので、ラフマニノフの伝統があるという先入観なしで聴き始めましたが、最初の数分で思わず唸ってしまいました。ラトルの語り口の巧みさとオケの派手さを前面に出さず、それでいて聴き手を圧倒させる充実した響が、長大な第一楽章を飽きさせることなく完結させます。第二楽章のリズムと抒情の織りなす調べ、そして第三楽章の甘美なメロディーが今のこの暗い時代に一瞬の癒しを届けてくれます。最終楽章がうまくいかないはずがありません。ラフマニノフ2番コレクターのCDラックにまた一枚宝物が増えました。

    白文鳥 . |60year

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