ターリヒ四重奏団/ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番『アメリカ』、他

2022年09月26日 (月) 12:30 - HMV&BOOKS online - クラシック


ターリヒ四重奏団による完璧な『アメリカ』

世界トップクラスの弦楽四重奏団として50年以上の歴史をもつターリヒ四重奏団。チェコの室内楽音楽は彼らなくしては語ることができないといえるでしょう。そんな彼らによる『アメリカ』、そして『8つのワルツ』全曲(2曲はドヴォルザーク編曲、6曲は2020年にパヴェル・ハース四重奏団の元メンバーでもあるイジー・カバートが編曲)、『弦楽四重奏曲断片』という充実のプログラムによる新譜の登場!
 『8つのワルツ』はもともとはピアノ曲で、ピアノ四手のための『スラヴ舞曲集』に匹敵する人気と楽譜の売り上げを誇りました。その中でも当時人気を博した2曲をドヴォルザーク自身が芸術家協会の演奏会のために、弦楽四重奏に編曲しました。民族的な躍動感に満ちた魅力的な作品です。のこる6曲は2020年の編曲ですが、原曲の魅力を最大限に引き出しています。『弦楽四重奏断片』はワルツと同時期に書き始められたものの第1楽章のみ残され、生前は出版されることがなかった作品。ウェーバーの『魔弾の射手』のアガーテのアリアが印象的に引用されています。
 ターリヒ四重奏団は、1964年、プラハ音楽院で学んでいたヤン・ターリヒJr.によって設立されました。1919年から1939年までチェコ・フィルの首席指揮者を務めた叔父のヴァーツラフ・ターリヒにちなんで「ターリヒ」の名がグループ名につけられました。幅広い音楽活動やレコーディング活動を経ながら、すべてのメンバーは現在は入れかわっています。現在のファースト・ヴァイオリンのヤン・ターリヒ・ジュニアは創設者の息子です。また、昨シーズンから、パヴェル・ハース四重奏団のヴィオラ奏者でもあったラディム・セドミドブスキが加わっています。(輸入元情報)

【収録情報】
ドヴォルザーク:
● 8つのワルツ Op.54
(作曲者編:第1,4番、カバート編:第2,3,5,6,7,8番)
● 弦楽四重奏曲断片 ヘ長調 B.120
● 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96, B.179『アメリカ』


 ターリヒ四重奏団
  ヤン・ターリヒJr(ヴァイオリン)
  ロマン・パトフカ(ヴァイオリン)
  ラディム・セドミドブスキ(ヴィオラ)
  ミヒャエル・カニュカ(チェロ)

 録音時期:2022年3月4-6日
 録音場所:サウス・チェコ・フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 輸入盤・日本語帯・解説付き
弦楽四重奏曲第12番『アメリカ』、8つのワルツ、弦楽四重奏曲断片 ターリヒ四重奏団(2022)

CD輸入盤

弦楽四重奏曲第12番『アメリカ』、8つのワルツ、弦楽四重奏曲断片 ターリヒ四重奏団(2022)

ドヴォルザーク(1841-1904)

価格(税込) : ¥3,740

会員価格(税込) : ¥2,907

まとめ買い価格(税込) : ¥2,805

発売日: 2022年11月02日

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