ルッツ&バッハ財団管/バッハ:カンタータ集第41集

2022年11月16日 (水) 16:30 - HMV&BOOKS online - クラシック


J.S.バッハ:カンタータ 第41集

ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ集。第41集では3つのカンタータが演奏されています。
 第27番『わが終わりの近きをだれぞ知らん(Wer weis, wie nahe mir mein Ende)』は1726年10月6日の三位一体後第16日曜日に初演された作品。世の終わりに際し、自らの死について思いを巡らすという深刻な内容が、冒頭の合唱から丁寧に描かれています。オーボエ・ダ・カッチャを用いたアルトのアリア、諦観と世の喧噪を鮮やかに対比させたバスのアリアも聴きどころです。
 第165番『おお聖なる洗礼(O heilges Geist - und Wasserbad)』はワイマール時代(1708〜1717)の作品。「洗礼」の重要性を説く内容を持ち、1715年の三位一体日に初演されたと推定されています。管楽器を用いない室内楽的な編成によるカンタータです。
 第122番『新たに生まれしみどり児(Das neugeborne Kindelein)』は1724年に書かれた降誕祭後の日曜日のための作品。この年はこの日が大晦日にあたったため、年の変わり目を祝す賛美歌が選ばれています。メヌエットの形式による第1曲にはじまり、厳かなバスのアリアとソプラノのレチタティーヴォが続き、三重唱のアリアで頂点を迎え、喜びに包まれたバスのレチタティーヴォと、冒頭と同じく三拍子で書かれた簡潔なコラールで曲は締めくくられます。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:
1. カンタータ第27番『わが終わりの近きをだれぞ知らん』 BWV.27
2. カンタータ第165番『おお聖なる洗礼』 BWV.165
3. カンタータ第122番『新たに生まれしみどり児』 BWV.122


 リア・アンドレス(ソプラノ:1)
 マーゴット・オイツィンガー(アルト:1)
 ゼーレン・リヒター(テノール:1)
 マルクス・フォルペルト(バス:1)
 マリー・ルイーゼ・ヴェルネブルク(ソプラノ:2)
 エルヴィラ・ビル(アルト:2)
 コリン・バルザー(テノール:2)
 ドミニク・ヴェルナー(バス:2)
 ミリアム・ヴェルンリ(ソプラノ:3)
 リザ・ヴァイス(アルト:3)
 ラファエル・ヘーン(テノール:3)
 ステファン・マクロード(バス:3)

 バッハ財団合唱団
 バッハ財団管弦楽団(ピリオド楽器使用)
 ルドルフ・ルッツ(指揮)

 録音時期:2021年8月20日(1)、2012年3月19日(2)、2021年12月17日(3)
 録音場所:スイス、Evangelischen Kirche Trogen AR
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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