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レコメンド@: lynch.「D.A.R.K. -In the name of evil-」
lynch. 『D.A.R.K. -In the name of evil-』
[2015年10月7日発売]
8月リリースの疾走感あふれる「EVOKE」、9月リリースの哀愁ただよう「ETERNITY」を経て、前作「GALLOWS」より約1年半ぶりにリリースされる待望のオリジナルフルアルバム!
lynch.の持ち味である“ダークさ”更に突き詰めた今作には、歌詞からメロディに至るまで“邪悪さ”を追求した楽曲全13曲(「EVOKE」「ETERNITY」を含む)を収録。新曲「BEAST」は2016年早春に公開される山田悠介原作の映画「復讐したい」主題歌に決定。
lynch. 葉月 による「D.A.R.K. -In the name of evil-」セルフライナーノーツ
01. INTRODUCTION
当初は収録しない予定だったんだけど、「D.A.R.K.」がこのイントロを必要としていた為に急遽収録。実は某所ですでに披露済み、解る人には解るはず。ジャケットの燃えるピアノからインスピレーションを受けてアレンジしたので、幕開けはこれしかない度120%
02. D.A.R.K
4日間しかないドラム録りの2日目に出来たという伝説の曲。このアルバムはこの曲ではじまることがマスト。イメージが明確過ぎて、逆に音に起こすのに苦労しました。爆発的エネルギーで幕を開ける『GALLOWS』(2014/4/9発売)に対し、重く地を這う大蛇のような妖艶さ、不気味さを持った一曲。
03. ANTARES
このアルバムにおいて唯一、今までのlynch.らしさを意識した曲。むしろこの曲に“それまでのlynch.らしさ全て”を凝縮したと言ってもいいくらい。サビのコール&レスポンスの豊富さ、間奏のテンポチェンジはLIVEでどれだけ盛り上がるのか、既に楽しみです。
04. EVOKE
三カ月連続リリースの第一弾シングル。実はところどころ録り直しているので、シングルverとは全くの別物。リフに至っては竿を変えて、より完璧な音作りを目指しました。シングルよりも主メロがいい感じに抑えられて、ハモの派手さが活きています。いい曲よね。
05. GHOST
イントロは私流のロカビリー、プレベ必須。シャッフルビートで描くダークネスとエロスと狂気の世界。シンプル過ぎるリフが極悪ヘヴィネスで気持ち良し、凝ってりゃいいってもんじゃない。こちらも間奏では超暴力的テンポチェンジでブッ飛ばします。こだわりのため息。
06. ILLUMINATI
今作で一番忙しい曲。ヒントにしたのは97年〜01年くらいのヴィジュアル系独特のアプローチ。とにかくローファイなワルツ?から始まりたかった。アツい。歌詞ではじめて“キス”って言った。しかも接吻と書いてキス。アツい。曲自体はいたってヘヴィネス。とても好き。
07. ETERNITY
今年1月に他界した、私の育ての父である祖父に捧げる詩。永遠の別れを悲しむよりも、いつまでも甘ったれで不甲斐ない自分自身への怒り、失望、後悔がその音から滲み出てしまった。失わないと得られない力など欲しくなかった。ただもう一度、どうしても渡せなかった言葉を伝えたい。
08. FALLEN
Y介(=悠介)産。冒頭の歌オンリーの部分を日本語で歌うのはなかなか勇気がいる選択だったけど、今聴くとへんにそれっぽい英語とかにしなくてよかったなと思う。歌詞は、こんな女の人ほんとにいるのかな?と思うけど、こんな男もなかなかいないだろうな、と思う。夢物語?いや、そんなこたない。
09. BEAST
このアルバムのリードトラック。だけど全然ダークじゃない。だいぶ激しいんだけど今っぽ過ぎなくていい感じ。今までのどの曲よりも“日本語に聴こえないように日本語の歌詞を書くこと”に拘った。よって一発で歌詞を聞き取れた人はいない。アルバム制作期間のかなり初期に出来た曲。
10. INVADER
史上初、AK(=明徳)との共作。曲の構成とリズムパターンはすべて脳内にあったので、「キーはどこでもいいから、このリズムパターンで、一番カッコいいと思うスラップのフレーズを頼む」と丸投げした。届いた音からキーを拾い、リフを考え、メロを乗せたのがこの形。クソ激しくてクソ短い。
11. COSMOS
私的にはこのアルバムの核。lynch.では初となるドロップG#のチューニングで展開する、超絶ヘヴィでダークなリフがメインにも関わらず、どこか神聖さを感じさせられるその雰囲気が最高。歌詞は死にゆく者の目線で描いた、愛する者への想いと、この世界の美しさを嘆く詩。
12. MELANCHOLIC
Y介産。珍しくデモが送られてきた段階からメランコリックという仮タイトルがついていた。そしてそれがそのまま歌詞のテーマとなり、本タイトルとなった。ただ死を選んだ人の詩ではなく、詩を、歌を通してなにを伝えられるのかというCメロの歌詞に全てが凝縮されている。
13. MOON
実は『GALLOWS』収録予定だった曲。当時にしては色が濃すぎて、終盤に置くには「PHOENIX」とケンカしてしまう為収録されなかった。あれからアレンジを重ね、より激しくよりポップになり今作のシメに抜擢。伝えたいことがあるようでないような、いい加減な歌詞がとても好き。
レコメンドA: ナノ「Bull's eye」
ナノ 『Bull's eye』
[2015年10月28日発売]
ナノのニューシングルは[ナノver.][アニメver.]のカップリング違いの2枚同発売
タイトルトラック「Bull‘s Eye」は10月スタートのTVアニメ「緋弾のアリアAA」のオープニングテーマ
ナノによる「Bull's Eye」セルフライナーノーツ
01. Bull's Eye
「Bull's Eye(ブルズアイ)」とは英語で「的のど真ん中」とか「ドンピシャ」と言う意味で、この曲のテーマを考えている時に「これだ!」と思ったタイトルです。曲自体も、初めてデモを聞いた時心を掴まれました。歌詞の世界観がバーッと広がりました。 ただ、今回はTVアニメ『緋弾のアリアAA』の主題歌になるという事で、まず、その作品の世界観を一番大事にしました。 原作者の方やスタッフの皆さんのイメージもあったので、そこのやり取りはかなりありました。全く違うタイプの曲を3パターンくらい作って、それぞれの歌詞や歌い方も変えて、みんなで悩んだ末に決まったのが「Bull's Eye」。 自分としては、この曲が一番納得いっていたので、ものすごく嬉しかったですね。ある意味、ホントにブルズアイでした。(笑)
02.(ナノver.) Mirror, Mirror
様々なチャレンジが詰まった曲ですね。ナノ史上最速ソングでもあるし。歌詞に関しても童話をテーマにしているんだけど、ただファンタジーな世界観だけじゃなく、その中にも現実的に共感できる要素を入れたかった。 人間って常にどこかで無い物ねだりしたり、理想を美化し過ぎて、現実に必要以上に不満を感じてしまったりする生き物だと思っていて、童話の登場人物のように人を「良い人」「悪い人」と簡単に分けられないんだよね。 そういうことをテーマにしてみた1曲です。
02. (アニメver.) Last Refrain
自分との戦いだったり、自分と向き合う事を歌詞にすることの方が多いんだけど、この曲は「出会い」と「別れ」をテーマにしました。人は出会いによって救われ、勇気づけられ、世界が変わる。そして別れによって苦しみ、成長し、前に進む。かなり大きなテーマでしたし、レコーディングも今までにないくらいこだわりました。映画館で大画面から流れて来た時は本当に感動した。アルペジオの世界がまた新たな色を感じさせてくれて、鳥肌が止まりませんでした。
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