[GENRE : LOUDROCK, PUNK, REGGAE]
TVアニメ“神撃のバハムート GENESIS”の主題歌に抜擢された「EXiSTENCE」を含む2曲入りニュー・シングル。これがどちらもSiMの決意表明をアピールするような超攻撃モードに振り切ったアグレッシヴなサウンドを突きつける。Track.1からゴリゴリのヘヴィなリフでご挨拶。カップリングの「Millions of Stones」もシャウトや荒ぶるグルーヴを封じ込めているが、初期パンク・RAMONESの有名な掛け声を引用し、これまでになく明るいメロディが実に新鮮だ。
荒金 良介【ライター】推薦

[GENRE：PUNKROCK, SKA]
1997年リリースの1stアルバムの1曲目を飾った「New Generation」から始まり、2014年の10thアルバム収録曲まで、今、ライヴでシンガロングを巻き起こしている曲が揃った。日本のスカ・パンクのパイオニアとしての誇り、演奏は洗練されながらも同時に音への衝動性や勢いを増した迫力あるサウンド、そしてまっすぐなメッセージ、そのすべてががっちりと一体になったKEMURIの今。彼らが音楽に込めた前向きな姿勢や哲学は、さらに強い説得力をもって響いている。
吉羽 さおり【ライター】推薦

[GENRE：LOUDROCK]
90年代ロックのアプローチから最先端のEDMサウンドまでも取り入れ、年代もジャンルもいとも簡単に飛び越えてしまっている全７曲は、時代錯誤な言葉を散りばめた自由度の高いラウドロックを展開していて、実にユニークでかっこいい。1997年の結成から今日までシーンの最前線で活動してきたバンドらしい目のつけ所と振れ幅の広さ。様々な音楽的ファクターをしなやかにまとめ上げ、MUCCサウンドへと見事に昇華させているメイン・コンポーザー、ミヤの手腕に改めて感服。
MAY-E【ライター】推薦

[GENRE：SKA PUNK, PUNK]
しばらく安定しなかったドラマーのポジションにMASUNORIが加わり、新たに動き出した感のある彼ら。ライヴ活動が充実しているおかげか、風通しの良くなったサウンドは、90年代メロコアの甘酸っぱいメロディ、日本独特の歌心、ルーツ・ミュージックのエッセンスに、ちょっと今っぽいモードのやんちゃなパンクも混じり合う。これまで以上に自由な発想でスカやレゲエなどをポップに昇華させた楽曲にワクワクさせられる今作は、どこを切ってもライヴで楽しめそうなこの夏の必須アイテムになりそうだ。
山本 真由【ライター】推薦

[GENRE：LOUDROCK, POP PUNK]
冒頭を飾る表題曲では、2バンドがそれぞれの個性をぶつけ合う夢のコラボレーションが実現！ 思わず息をのむ高速ラップ対決や、ヘヴィ且つキャッチーな曲調が相性抜群で、1曲で2度も3度も美味しい、濃密な内容になっている。さらには、ゼブヘのAliのラップをフィーチャーしたMWAMのアゲアゲ・ナンバー「database」、各バンドの威信をかけ、持ち寄った多彩な新曲も聴きどころ満載！ ユーモア溢れるキャラクターが魅力的な彼らだが、音楽にかける情熱とたしかな実力は本物。
山本 真由【ライター】推薦

[GENRE：MELODIC PUNK]
等身大の日本語詞で語りかけ、サビのコーラスで聴かせる純度100％のメロディック・ナンバーもあれば、RANCIDばりのスカコアを聴かせる楽曲もあり、疾走感たっぷりの“これぞBACK LIFT”という、基本に忠実なパートもしっかりと盛り込み、たった4曲の中で、引き出しの多さを披露する作品に仕上がった。それぞれベクトルは違いながらも、どの楽曲もバンドが勢いに乗っていることを象徴する、太陽が似合う楽曲。素直な気持ちで楽しみたい一枚。
山本 真由【ライター】推薦

[GENRE：SYMPHONIC METAL]
LAREINE、Versailles、ソロ作品とまさに彼の音楽人生を凝縮した究極のセレクトで、珠玉の13曲がずらりと並んでいる。荘厳且つ劇的なシンフォニック・メタルの大仰な音色は、聴き手を奥深い物語の中に引きずり込むような魅力を放つ。それ以外にも鍵盤やストリングスを導入した静謐なバラード、また、ホーンを用いたダンサブルな曲調、歌謡曲風味のアレンジを施した明るいポップ・ソングと、バラエティに富んだ楽曲の数々で揺るぎないKAMIJOの世界観を打ち出している。
荒金 良介【ライター】推薦