ボーナスCDにリュッケルト歌曲集を収録
マーラー:交響曲第5、6、9番 (3CD)
ギュンター・ヘルビヒ指揮ベルリン響、ザールブリュッケン放送響
交響曲第6番と第9番はザールブリュッケン放送響との演奏。本拠地コングレスハレで1999年と2001年にライヴ録音されたもので音質は優秀。
交響曲第5番とリュッケルト歌曲集はベルリン交響楽団との演奏。1979年と1980年にベルリンのキリスト教会でエテルナがセッション録音したもので、ホルンの音が素晴らしい名匠シュトリューベンの傑作。ローレンツとのリュッケルト歌曲集では、歌い崩しゼロの精妙な表現が、交響曲への素材引用の検証にも最適な仕上がりとなっています。
ドイツの名匠、ギュンター・ヘルビヒ
かつて東ドイツで活躍した指揮者には実力派が揃っていますが、ギュンター・ヘルビヒもそのひとりです。ヘルビヒはヘルマン・アーベントロートに師事し、最初の仕事もアーベントロートが音楽監督を務めていたワイマール国民劇場で得ています。
1956〜1966 劇場指揮者
1956年、ワイマール・ドイツ国民劇場の指揮者として契約。1948年に戦後ドイツで最初に再建された劇場。1962年にはベルリン郊外のポツダムにあるハンス・オットー劇場の音楽監督に就任。ヘルビヒは劇場指揮者を10年ほど務める一方で、ヘルマン・シェルヘン、アルヴィド・ヤンソンス、ヘルベルト・フォン・カラヤンの指導を受け、コンサート指揮者に転向することになります。
1966〜1972 ベルリン交響楽団 指揮者
35歳の年に着任したベルリン交響楽団では、首席指揮者のクルト・ザンデルリング[1912-2011]と共に6年間働いています。ザンデルリングは、ショスタコーヴィチの友人で、1960年に東ドイツに来てからも親交が続いていたほか、マーラーの権威としても知られていたので、ヘルビヒにとっては得難い先輩同僚でした。
1972〜1977 ドレスデン・フィル 芸術監督
クルト・マズアの後任としてドレスデン市の音楽総監督&ドレスデン・フィルの芸術監督に就任。毎年、オーケストラと共に世界各地にツアーをおこなっており、日本にも来ています。また、クレンペラーの補佐としてニュー・フィルハーモニア管弦楽団の首席客演指揮者になっていたザンデルリングの誘いで、ヘルビヒも1973年にニュー・フィルハーモニア管弦楽団に客演しており、以後、BBCとも仕事をするきっかけになっています。
1977〜1983 ベルリン交響楽団 首席指揮者
ザンデルリングが定年になったため、ベルリンから市の音楽総監督&ベルリン交響楽団首席指揮者として迎えられます。首席指揮者退任後のザンデルリングも頻繁に客演していたため、ベルリン交響楽団のコンサートはとても充実していました。
1977 新ホール建設の決定
戦争被害のため廃墟と化していたベルリンの演劇用ホール「シャウシュピールハウス」を、コンサート用のホールとして新たに建て替えることがに政府により決定し、1979年に工事が開始。ヘルビヒは喜び、ベルリン交響楽団が最優先で使えるよう政府との約束をとりつけ、1981年には工事中のホールで「工事現場コンサート」も開催。ヘルビヒがホールの使用条件にこだわった背景には、ドレスデン・フィル時代の苦労がありました。
1983 約束反故に対し抗議の辞任
10月、翌年に開場予定のシャウシュピールハウスの優先使用の約束が取り消され、単なる本拠地としての使用となったことに抗議してヘルビヒは辞任。これにより、SED (ドイツ社会主義統一党)から睨まれ、翌年、東ドイツを去ることになります。ちなみにベルリン交響楽団がシャウシュピールハウスを優先使用できるようになるのは、ドイツ再統一から2年が経過した1992年のことでした。
1984 アメリカに移住
ドラティの後、空席が3年間続いていたデトロイト交響楽団の音楽監督に就任。ミシガン州に居を構え、以後、トロント交響楽団、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、ボルティモア交響楽団、ザールブリュッケン放送交響楽団、台湾フィルハーモニック、グラン・カナリア・フィルを中心に、世界各地のオーケストラを指揮。40年を経た今も現役です。
ギュンター・ヘルビヒ 3タイトル同時発売
◆ マーラー:交響曲第5、6、9番、他 (3CD+ボーナスCD)
◆
ショスタコーヴィチ:交響曲第4、5、7、8、10番 (5CD)
◆
ブラームス:交響曲全集、ベートーヴェン「英雄」、他 (5CD)
目次
◆ トラック・リスト (楽曲 & 演奏時間情報)
◆
マーラー:交響曲第5番 ベルリン交響楽団 (1980)
◆
マーラー:交響曲第6番 ザールブリュッケン放送交響楽団 (1999)
◆
マーラー:交響曲第9番 ザールブリュッケン放送交響楽団 (2001)
◆
マーラー:リュッケルト歌曲集 ローレンツ、ベルリン交響楽団 (1979)
◆ ヘルビヒ年表
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
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トラック・リスト (楽曲 & 演奏時間情報)
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 (66:55)
CD1 Track 1
第1楽章 Trauermarsch. In gemessenem Schritt. Streng. Wie ein Kondukt (11:17)
00:00〜04:42 第1部 (A) (04:42)
00:00 主題A1
00:59 主題A2
01:49 主題A1
02:35 主題A2
03:35 主題A3
04:42〜06:14 第2部 (B) (01:32)
04:42 主題B1
05:00 主題B2
05:28 主題B3
06:14〜08:59 第3部 (A) (02:45)
06:14 主題A1
07:07 主題A2
08:04 主題A3
08:59〜10:12 第4部 (B) (01:13)
08:59 主題B1変形
09:22 主題B2変形
09:49 主題B3変形
10:12〜11:17 終結部 (A) (01:05)
CD1 Track 2
第2楽章 Stürmisch bewegt. Mit größter Vehemenz (13:21)
00:00〜03:15 呈示部 (03:15)
00:00 第1主題群
01:15 第2主題 (第1楽章第4部主題B1変形)
03:15〜07:29 展開部 (04:14)
03:15 第1主題群の変形
04:01 第1楽章第1部主題A2の変形
04:59 第2主題と第1主題群の変形
06:08 第1楽章第1部主題A2の変形
06:50 第1楽章第2部素材の変形
07:29〜11:53 再現部 (04:24)
07:29 第1主題
08:02 第2主題
10:38 コラール
11:53〜13:21 終結部 (01:28)
CD1 Track 3
第3楽章 Scherzo. Kräftig, nicht zu schnell (17:58)
00:00〜02:32 第1部 (A)(呈示部) (02:32)
00:00 主題A1 (ホルン)
00:44 主題A2
00:53 主題A1
01:32 主題A2
01:43 主題A1
02:32〜03:24 第2部 (B)(呈示部) (00:52)
02:32 主題B1
03:24〜05:15 第3部 (A)(展開部) (01:51)
03:24 主題A1
03:55 主題A2 (フガート)
04:18 主題A3
05:15〜11:12 第4部 (B)(展開部) (05:57)
05:15 主題B2 (ホルン)
06:53 主題B2 (ピツィカート)
07:26 主題B1
07:48 主題B2
10:04 主題B1 (ピツィカート)
10:53 第1部主題A2
11:12〜12:34 第5部 (A)(再現部) (01:22)
11:12 主題A1
11:54 主題A2
12:34〜17:10 第6部 (B)(再現部) (04:36)
12:34 主題B1
12:52 主題B2
13:53 主題B1
15:09 主題B2 (ホルン)
17:10〜17:58 終結部 (00:48)
CD1 Track 4
第4楽章 Adagietto. Sehr langsam (09:55)
00:00〜04:38 主部 (04:38)
04:38〜06:45 中間部 (02:07)
06:45〜09:55 主部 (03:10)
CD1 Track 5
第5楽章 Rondo – Finale (14:24)
00:00〜04:34 呈示部 (04:34)
00:00 序奏
00:37 ロンド主題
01:12 フガート主題
02:40 ロンド主題
03:12 フガート主題
03:36 グラツィオーゾ主題
04:26 エピローグ
04:34〜08:57 展開部 (04:23)
04:34
05:06 フガート主題
05:40 ハ長調
06:47 副次主題
07:36 エピローグ
07:44 フガート主題
08:57〜13:47 再現部 (04:50)
08:57 ロンド主題
09:40 フガート主題
10:37 ロンド主題
11:27 副次主題
12:34 移行部
12:55 コラール
13:47〜14:24 終結部 (00:37)
ベルリン交響楽団
ギュンター・ヘルビヒ (指揮)
録音:1980年、東ベルリン、キリスト教会
プロデューサー:エバーハルト・ガイガー
エンジニア:クラウス・シュトリューベン
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マーラー:交響曲第6番 イ短調 (74:14)
CD2 Track 1
第1楽章 Allegro energico,ma non troppo. Heftig aber markig (17:53)
●00:00 〜04:34 呈示部 (04:34)
00:00 第1主題群
01:45 モットー
01:53 コラール
02:30 第2主題
04:34〜11:03 展開部 (06:29)
04:34 第1主題群 + モットー
06:16 第2主題 + 第1主題群
06:49 カウベル + 第2主題 + コラール + 第1主題群
10:01 第1主題 + コラール
11:03〜14:29 再現部 (03:26)
11:03 第1主題群
12:25 モットー
12:33 コラール
13:00 第2主題
14:29〜17:53 終結部 (03:24)
CD2 Track 2
第2楽章 Scherzo Wuchtig (13:01)
00:00〜02:06 第1部 (A)(スケルツォ主部) (02:06)
02:06〜05:27 第2部 (B)(トリオ) (03:21)
05:27〜07:13 第3部 (A)(スケルツォ主部) (01:46)
07:13〜10:38 第4部 (B)(トリオ) (03:25)
10:38〜11:36 第5部 (A)(スケルツォ主部) (00:58)
11:36〜13:01 終結部 (01:25)
CD2 Track 3
第3楽章 Andante moderato (14:39)
00:00〜04:32 第1部 (A) (04:32)
00:00 主題A1
01:44 主題A2 (イングリッシュホルン)
02:16 主題A1 (ホルン)
02:57 主題A1 (エスプレッシーヴォ)
03:30 小結尾
04:32〜07:11 第2部 (B) (02:39)
06:07 カウベル
07:11〜08:34 第3部 (A) (01:23)
08:34〜11:28 第4部 (B) (02:54)
10:40 カウベル
11:28〜14:39 第5部 (A) (03:11)
CD2 Track 4
第4楽章 Finale. Allegro moderato (28:41)
00:00〜08:06 呈示部 (08:06)
00:00 序奏
04:27 導入主題
04:54 第1主題
05:38 コラール
06:38 第1主題
07:02 第2主題
08:06〜17:01 展開部 (08:55)
08:06 序奏
08:32 カウベル
09:44 第2主題
11:45 ハンマー、コラール主題
12:32 第1主題
13:29 行進曲調、第1主題
15:19 導入主題 + 第2主題
16:11 ハンマー、コラール主題
17:01〜25:48 再現部 (08:47)
17:01 序奏
17:44 序奏コラ主題
18:41 鐘、カウベル
19:49 第2主題
21:41 第1主題
22:28 コラール
25:48〜28:41 終結部 (02:53)
25:48 序奏
ザールブリュッケン放送交響楽団
ギュンター・ヘルビヒ (指揮)
録音:1999年11月26日、ザールブリュッケン、コングレスハレ (ライヴ)
プロデューサー:マルクス・ブレンドレ
エンジニア:エーリヒ・ハイゴルト
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マーラー:交響曲第9番 ニ長調 (78:36)
CD3 Track 1
第1楽章 Andante comodo (27:10)
00:02〜06:32 呈示部 (06:30)
00:02 序奏
00:26 第1主題
01:59 第2主題
02:53 第3主題
03:07 第1主題
05:18 第2主題
05:53 第3主題
06:32〜20:16 展開部 (13:44)
06:32 序奏
07:37 第3主題
07:55 第1主題
10:24 第3主題
12:15 第2主題 + 第3主題
13:44 第1主題 + 第3主題
15:10 第1主題
16:49 第3主題
18:20 序奏
18:44 第1主題 + 第3主題
20:16〜23:52 再現部 (03:36)
20:16 第1主題 + 第3主題
22:02 ミステリオーゾ (ベルクによれば「来世の幻」)
23:02 第2主題 + 第3主題
23:52〜27:12 終結部 (03:20)
23:52 第3主題 + 第2主題
24:47 第3主題 + 第1主題
25:42 第1主題
CD3 Track 2
第2楽章 Im Tempo eines gemächlichen Ländlers. Etwas täppisch und sehr derb (16:46)
00:00〜02:57 第1部 (A)(レントラー) (02:57)
02:57〜05:24 第2部 (B)(ワルツ) (02:27)
05:24〜07:08 第3部 (C)(レントラー) (01:44)
07:08〜08:31 第4部 (B)(ワルツ) (01:23)
08:31〜10:19 第5部 (C)(レントラー) (01:48)
10:19〜11:50 第6部 (A)(レントラー) (01:31)
11:50〜13:26 第7部 (B)(ワルツ) (01:36)
13:26〜16:46 第8部 (A)(レントラー) (03:20)
CD3 Track 3
第3楽章 Rondo-Burleske. Allegro assai. Sehr trotzig (12:04)
00:00〜01:45 第1部 (A) (01:45)
00:00 主題A1
01:17 主題A2 (フガート)
01:45〜02:54 第2部 (B) (01:09)
02:54〜04:11 第3部 (A) (01:17)
02:54 主題A
03:20 フガート
04:11〜04:58 第4部 (B) (00:47)
04:58〜05:34 第5部 (A) (00:36)
04:58 フガート
05:34〜09:49 第6部 (C) (04:15)
09:49〜11:18 第3部 (A) (01:17)
11:18〜12:04 終結部 (00:46)
CD3 Track 4
第4楽章 Adagio (22:36)
00:00〜05:51 第1部 (05:51)
00:00 序奏
00:26 第1主題
01:37 第2主題予告
01:49 第1主題
03:44 第2主題
04:24
0:503
05:51〜13:01 第2部 (07:10)
05:51 第1主題
09:12 第3楽章第6部主題
11:10 第2主題
13:01〜14:50 第3部 (01:49)
13:01 第1主題
14:50〜19:34 第4部 (04:44)
14:50 第1主題
17:58 解決第1主題
19:34〜22:36 終結部 (03:02)
ザールブリュッケン放送交響楽団
ギュンター・ヘルビヒ (指揮)
録音:2001年9月16日、ザールブリュッケン、コングレスハレ (ライヴ)
プロデューサー、エンジニア:マルクス・ブレンドレ
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マーラー:リュッケルトによる5つの歌曲 (:)
Bonus CD Track 1
「私の歌を覗き見しないで」 Sehr lebhaft (01:23)
Blicke mir nicht in die Lieder!
Meine Augen schlag' ich nieder,
Wie ertappt auf böser Tat.
Selber darf ich nicht getrauen,
Ihrem Wachsen zuzuschauen.
Blicke mir nicht in die Lieder!
Deine Neugier ist Verrat!
Bienen, Wenn sie Zellen bauen,
Lassen auch nicht zu sich schauen,
Schauen selbst auch nicht zu.
Wenn die reichen Honigwaben
Sie zu Tag befördert haben,
Dann vor allen nasche du!
Bonus CD Track 2
「私はほのかな香りを吸い込んだ」 Sehr zart und innig (02:42)
Ich atmet' einen linden Duft!
Im Zimmer stand ein Zweig der Linde,
Ein Angebinde von lieber Hand.
Wie lieblich war der Lindenduft,
Wie lieblich ist der Lindenduft,
Das Lindenreis brachst du gelinde!
Ich atme leis in Duft der Linde
Der Liebe linden Duft.
Bonus CD Track 3
「私はこの世に捨てられて」 Äußerst langsam und zurückhaltend (07:02)
Ich bin der Wert abhanden gekommen,
Mit der ich sonst viele Zeit verdorben,
Sie hat so lange nichts von mir vernommen,
Sie mag wohl glauben, ich sei gestorben!
Es ist mir auch garnichts daran gelegen,
Ob sie mich für gestorben halt.
Ich kann auch nichts sagen dagegen,
Denn wirklich bin ich gestorben der Wert.
Ich bin gestorben dem Wertgetummel
Und ruh' in einem stillen Gebiet!
Ich leb' allein in meinem Himmel,
In meinem Lieben, in meinem Lied.
Bonus CD Track 4
「真夜中に」 Ruhig, gleichmäßig (06:43)
Um Mitternacht hab' ich gewacht und aufgeblickt zum Himmel;
Kein Stern vom Sterngewimmel hat mir gelacht um Mitternacht
Um Mitternacht hab' ich gedacht hinaus in dunkle Schranken.
Es hat kein Lichtgedanken mir Trost gebracht um Mitternacht.
Um Mitternacht nahm ich in acht die Schläge meines Herzens;
Ein einz'ger Puls des Schmerzens war angefacht um Mitternacht.
Um Mitternacht kämpft' ich die Schlacht, O Menschheit, deiner Leiden;
Nicht konnt' ich sie entscheiden mit meiner macht um Mitternacht.
Um Mitternacht hab' ich die macht in deine hand gegeben!
Herr uber Tod und Leben: Du hältst die wacht um Mitternact!
Bonus CD Track 5
「美しさゆえに愛するのなら」 Innig (02:19)
Liebst du um Schoenheit, o nicht mich liebe!
Liebe die Sonne, sie traegt ein goldnes Haar!
Liebst du um Jugend, o nicht mich liebe!
Liebe der Fruehling, der jung ist jedes Jahr!
Liebst du um Schaetze, o nicht mich liebe!
Liebe die Meerfrau, sie hat viel Perlen klar!
Liebst du um Liebe, o ja, mich liebe!
Liebe mich immer, dich lieb' ich immerdar.
ジークフリート・ローレンツ (バリトン)
ベルリン交響楽団
ギュンター・ヘルビヒ (指揮)
録音:1979年、東ベルリン、キリスト教会
プロデューサー:エバーハルト・ガイガー
エンジニア:クラウス・シュトリューベン
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ヘルビヒ年表
1931年/昭和6年 (0歳)
◆ 11月30日、ギュンター・ヘルビヒ、ドレスデンの南南東約48kmに位置する工業と農業の盛んな都市アウシヒ (チェコ語でウスティ)で誕生。同地は400年近くオーストリア領土だったことから、約5万人の住民の多くはオーストリア人やドイツ人で、ヘルビヒの両親もオーストリア人。略さない場合はドイツ語で「アウシヒ・アン・デア・エルベ」、チェコ語で「ウスティ・ナド・ラベム」となりますが、通常は略称が使用されていました。
長くオーストリア領だっただけに、同地には劇場などの文化施設も数多くありました。
◆ オーストリア=ハンガリー帝国は1918年に崩壊し、1920年にはチェコスロヴァキア共和国が誕生。ズデーテン地方もチェコスロヴァキア領有となって11年目を迎えていました。
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1932年/昭和7年 (0〜1歳)
◆ チェコスロヴァキア、アウシヒ在住。
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1933年/昭和8年 (1〜2歳)
◆ チェコスロヴァキア、アウシヒ在住。
◆ コンラート・ヘンラインにより「ズデーテン・ドイツ郷土戦線」がチェコスロヴァキアのアシュで創設。アシュはバイロイトの北東約55km、アウシヒの南南西約150kmに位置する標高666mの国境の町。
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1934年/昭和9年 (2〜3歳)
◆ チェコスロヴァキア、アウシヒ在住。
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1935年/昭和10年 (3〜4歳)
◆ チェコスロヴァキア、アウシヒ在住。
◆ アウシヒの議会選挙で、投票者の約60パーセント「ズデーテン・ドイツ人党」 (旧称:ズデーテン・ドイツ郷土戦線)を選択。
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1936年/昭和11年 (4〜5歳)
◆ チェコスロヴァキア、アウシヒ在住。
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1937年/昭和12年 (5〜6歳)
◆ チェコスロヴァキア、アウシヒ在住。
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1938年/昭和13年 (6〜7歳)
◆ チェコスロヴァキア、アウシヒ在住。
◆ 10月、ミュンヘン協定により、ズデーテン地方はドイツに割譲。ズデーテンラント帝国大管区が設置。
◆ ドイツ、アウシヒ在住。
◆ アーベントロートがアウシヒに客演。
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1939年/昭和14年 (7〜8歳)
◆ ドイツ、アウシヒ在住。
◆ 3月、ドイツによりチェコスロヴァキア占領。
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1940年/昭和15年 (8〜9歳)
◆ ドイツ、アウシヒ在住。
◆ ピアノ、チェロ、フルートのレッスンを開始。
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1941年/昭和16年 (9〜10歳)
◆ ドイツ、アウシヒ在住。
◆ ピアノ、チェロ、フルートのレッスン。
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1942年/昭和17年 (10〜11歳)
◆ ドイツ、アウシヒ在住。
◆ ピアノ、チェロ、フルートのレッスン。
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1943年/昭和18年 (11〜12歳)
◆ ドイツ、アウシヒ在住。
◆ ピアノ、チェロ、フルートのレッスン。
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1944年/昭和19年 (12〜13歳)
◆ ドイツ、アウシヒ在住。
◆ ピアノ、チェロ、フルートのレッスン。
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1945年/昭和20年 (13〜14歳)
◆ ドイツ → チェコスロヴァキア、アウシヒ在住。
◆ 4月、アメリカ軍の爆撃により、アウシヒ住民500人以上が殺害。
◆ 5月、赤軍がアウシヒに到着。親衛隊は逃げていたためほとんど戦闘はおこなわれませんでした。
◆ 7月31日、列車でプラハから動員された囚人約300人や兵士たちが、エルベ橋などでドイツ系民間人を虐殺。犠牲者数は被害者団体によれば最大4千人、チェコ側情報では40〜100人と大きな開きがあります。
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1946年/昭和21年 (14〜15歳)
◆ 4月、「ドイツ社会主義統一党(SED)」が成立。前年に設立された「ドイツ共産党(SPD)」と「ドイツ社会民主党(KPD)」が合体。
◆ 4月、「自由ドイツ青年同盟(FDJ)」創設。「ドイツ社会主義統一党(SED)」の下部組織で、ソ連の「コムソモール」に相当。
◆ ドイツのソ連占領地域で、教育制度改革実施。これにより、8年間の共通教育の後、2年間の職業教育コースと大学進学コースへの準備期間が設定。
◆ チェコスロヴァキア政府により、ズデーテン地方在住のドイツ民族約300万人を、土地・家屋没収のうえで追放する過酷な政策が実施。ドイツ東部の国境はすぐ近くですが、目的地は様々だったため、移動手段は貨物列車や荷車、自転車、徒歩などでした。
◆ アウシヒ在住のドイツ民族のうち約5万3千人が1946年4月までに追放。なお、アウシヒは工業の盛んな町だったので、工場稼働に必要なドイツ民族は残されています。
◆ ドイツ在住。
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1947年/昭和22年 (15〜16歳)
◆ ドイツ在住。
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1948年/昭和23年 (16〜17歳)
◆ ドイツ在住。
◆ 6月20日、米英仏占領区域で通貨改革。これによりベルリンは経済的に分断。
◆ 6月24日、ソ連軍政局がベルリンを封鎖(1949年5月12日まで)。
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1949年/昭和24年 (17〜18歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ 4月、北大西洋条約機構(NATO)発足。
◆ 10月、ドイツ民主共和国(東ドイツ)成立。
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1950年/昭和25年 (18〜19歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ 10月、東ドイツ、第一回人民議会選挙。でSED70%の議席獲得。
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1951年/昭和26年 (19〜20歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ワイマール国立音楽大学でアーベントロートに師事。
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1952年/昭和27年 (20〜21歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ワイマール国立音楽大学でアーベントロートに師事。
◆ 2月、国家保安省(シュタージ)設置。
◆ 5月、東ドイツと西ドイツの間に国境が設定。国境から500m以内に居住する者は、強制的に退去。
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1953年/昭和28年 (21〜22歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ワイマール国立音楽大学でアーベントロートに師事。
◆ 6月、東ベルリン暴動発生。東ベルリンの「スターリン通り」建設に際し、労働者が厳しいノルマに対して反発。これをきっかけに東ドイツ各地で蜂起が発生するものの、ソ連の武力介入により鎮圧。死者は民衆側と政府側を合わせて数百名規模。
◆ 3月5日、スターリン死去。
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1954年/昭和29年 (22〜23歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ワイマール国立音楽大学でアーベントロートに師事。
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1955年/昭和30年 (23〜24歳)
◆ ワイマール国立音楽大学でアーベントロートに師事。
◆ 5月6日、西ドイツがNATOに加盟。
◆ 5月14日、NATOに対抗するためワルシャワ条約機構が設立。
◆ 11月、西ドイツが再軍備を開始。
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1956年/昭和31年 (24〜25歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ワイマール国立音楽大学でアーベントロートに師事。
◆ ワイマール・ドイツ国民劇場 指揮者。
◆ 1月、東ドイツがワルシャワ条約機構に加盟。
◆ 3月、東ドイツが再軍備を開始。志願制の人民軍を創設。
◆ 5月29日、アーベントロート、イェーナで客死。
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1957年/昭和32年 (25〜26歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ワイマール・ドイツ国民劇場 指揮者。
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1958年/昭和33年 (26〜27歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ワイマール・ドイツ国民劇場 指揮者。
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1959年/昭和34年 (27〜28歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ワイマール・ドイツ国民劇場 指揮者。
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1960年/昭和35年 (28〜29歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ワイマール・ドイツ国民劇場 指揮者。
◆ 夏、ヘルマン・シェルヘンがワイマール国際音楽セミナーでマスタークラスを開催したため受講。
◆ 9月、ドイツ社会主義統一党(SED)の中央委員会第一書記であるヴァルター・ウルブリヒト[1893-1973]が、初代の「国家評議会議長」に就任。ウルブリヒトは、党の第一書記は1971年に健康問題を理由に辞任させられるものの、「国家評議会議長」には1973年に亡くなるまで留まっています。
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1961年/昭和36年 (29〜30歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ワイマール・ドイツ国民劇場 指揮者。
◆ ワイマール・ドイツ国民劇場。スパルタカス。ギュンター・イェーツラウ振付。
◆ 7月、フルシチョフにより東西ベルリンの境界閉鎖が決定。
◆ 8月、ホーネッカーの指揮により「ベルリンの壁」建設開始。
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1962年/昭和37年 (30〜31歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ハンス・オットー劇場 音楽監督に就任。ポツダムの劇場。
◆ 10月、キューバ危機。
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1963年/昭和38年 (31〜32歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ハンス・オットー劇場 音楽監督。
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1964年/昭和39年 (32〜33歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ハンス・オットー劇場 音楽監督。
◆ 11月、東ドイツ、退職年齢者(男65歳・女60歳)のみ西ドイツ訪問を許可。
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1965年/昭和40年 (33〜34歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ハンス・オットー劇場 音楽監督。
◆ 夏、アルヴィド・ヤンソンスがワイマール国際音楽セミナーでマスタークラスを開催したため受講。
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1966年/昭和41年 (34〜35歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ハンス・オットー劇場 音楽監督退任。
◆ ベルリン交響楽団 指揮者。
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1967年/昭和42年 (35〜36歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 指揮者。
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1968年/昭和43年 (36〜37歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 指揮者。
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1969年/昭和44年 (37〜38歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 指揮者。
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1970年/昭和45年 (38〜39歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 指揮者。
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1971年/昭和46年 (39〜40歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 指揮者。
◆ 10月、ベルリン音楽祭のオープニングで、シュターツカペレ・ベルリンを指揮。
◆ 10月、ベルリン交響楽団。チェコ・ツアーを指揮。
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1972年/昭和47年 (40〜41歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 指揮者。
◆ 6月、ドレスデン市議会が、ドレスデン市の「音楽総監督」にヘルビヒを任命。
◆ 6月、ドレスデン市議会が、ドレスデン・フィルの「芸術監督」にヘルビヒを任命。
◆ シュターツカペレ・ベルリン。
◆ 11月、ドレスデン・シュッツ音楽祭。
◆ 東ドイツ建国記念日記念演奏会で、クルト・ハーガー人民教育委員会委員長 (≒文化大臣)の要請により、ドレスデン・フィルとショスタコーヴィチの交響曲第15番を演奏。これは同年1月にモスクワで初演されて明るい作品として紹介されていた新聞記事を鵜呑みにしたハーガーの勘違いに端を発する珍事でした。
ハーガーは式典用公演の演目がいつも「エグモント」「レオノーレ3番」「運命」といったプログラムであることに疑義を呈し、モスクワで評判となっていたショスタコーヴィチの交響曲第15番に変更するべきだと力説。指揮予定だったクルト・ザンデルリングは、葬送の音楽だから式典には向かないと答えると、ザンデルリングとベルリン交響楽団は式典用公演から外されて、代わりにヘルビヒとドレスデン・フィルが呼ばれています。ヘルビヒはザンデルリングに対して、自分はあなたと違ってオーケストラをプレゼンする必要があるからと引き受けた理由を説明。
急な変更だったため、直前のリハーサルにSED (ドイツ社会主義統一党)のメンバーら10人が列席しましたが、明るい曲を期待していた彼らの反応は当然ながら冷淡で、リハーサル終了後、全体を速く演奏することはできないかという要望まで出る始末でしたが、ヘルビヒは本番でも通常のテンポで演奏。式典はテレビとラジオでも中継されていました。
ちなみにハーガーは、1960年にスイトナーがドレスデン国立歌劇場音楽総監督、及びシュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者に就任する際に反対派のクルト・ボークらを抑えた人物。
◆ ドレスデン・フィル。ルーマニア、ユーゴスラヴィア・ツアーを指揮。
◆ 6月、「ベルリン協定」が発効。前年に連合国4各国の外相らにより同意されていたもので、西ドイツとベルリンの間の交通・通信の十分な確保と、西ベルリンから東ドイツへの入国も認めるというソ連の決定、および米英仏による西ドイツと西ベルリンの連携が決定。四半世紀以上に渡って東西緊張の場となっていたベルリンの状況が改善した通過交通協定です。
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1973年/昭和48年 (41〜42歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ドレスデン・フィル 芸術監督。
◆ 3月、ドレスデン・フィル。オーストリア、スイス・ツアーを指揮。
◆ 6月、ベルリン交響楽団。
◆ シュターツカペレ・ベルリン。
◆ 11月、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団。ブリテン:4つの海の間奏曲、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 (ミリアム・フリード)、ブラームス1番。ロイヤル・フェスティヴァル・ホール・デビュー。
◆ 6月、「東西ドイツ基本条約」発効。緊張の緩和。
◆ 9月、東西ドイツ、国際連合に加盟。
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1974年/昭和49年 (42〜43歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ドレスデン・フィル 芸術監督。
◆ ドレスデン・フィル。西ドイツ・ツアー。第2指揮者ヘンヒェンと2人で指揮。
◆ ドレスデン・フィル。ポーランド・ツアー。ヘンヒェンと2人で指揮。
◆ ドレスデン・フィル。イギリス・ツアー。ヘンヒェンと2人で指揮。
◆ 10月7日、東ドイツ、建国25周年を機に憲法を改正。
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1975年/昭和50年 (43〜44歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ドレスデン・フィル 芸術監督。
◆ ドレスデン・フィル。ソ連ツアー。ヘンヒェンと2人で指揮。
◆ ドレスデン・フィル。チェコスロヴァキア・ツアー。ヘンヒェンと2人で指揮。
◆ ドレスデン・フィル。スペイン・ツアーを指揮。
◆ ドレスデン・フィル。イタリア、オーストリア、スイス・ツアー。ヘンヒェンと2人で指揮。
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1976年/昭和51年 (44〜45歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ドレスデン・フィル 芸術監督。
◆ ドレスデン・フィル。日本ツアー。ヘンヒェンと2人で指揮。
◆ シュターツカペレ・ベルリン。
◆ BBC交響楽団。
◆ 10月、ソ連国立交響楽団。モスクワ。
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1977年/昭和52年 (45〜46歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ドレスデン・フィル。ショスタコーヴィチ7番で大成功。
◆ ドレスデン・フィル。ブルガリア・ツアーを指揮。
◆ ドレスデン・フィル。日本ツアーを指揮。
◆ ドレスデン・フィル。エルンスト・ヘルマン・マイヤー:管弦楽のためのシンフォニア「コントラステ・コンフリクテ」初演。
◆ ドレスデン・フィル。お別れ演奏会。ベートヴェン2番、ショスタコーヴィチ5番。
◆ ドレスデン市音楽総監督とドレスデン・フィル芸術監督を退任。後任はヘルベルト・ケーゲル[1920-1990]。
◆ ミラノ・イタリア放送管弦楽団。
◆ 廃墟となっていたベルリンのシャウシュピールハウスを、コンサート・ホールとして新たに建設することが政府により決定。当初はモダンなデザインにすることが求められましたが、最終的に外観は以前と同じにすることとなり、1979年に工事が始まります。
◆ 8月、ベルリン市音楽総監督に就任。
◆ 8月、ベルリン交響楽団 首席指揮者に就任。前任のクルト・ザンデルリングの定年退職に伴う人事。ヘルビヒは1966年から1972年までベルリン交響楽団の指揮者として首席指揮者のザンデルリングと共に働いていたので、オーケストラとは旧知の間柄。
◆ 11月、ベルリン交響楽団。チェコスロヴァキア、ルーマニア・ツアーを指揮。
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1978年/昭和53年 (46〜47歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 首席指揮者。
◆ ベルリン交響楽団。ハンガリー・ツアーを指揮。
◆ 10月、ベルリン交響楽団。スペイン・ツアーを指揮。
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1979年/昭和54年 (47〜48歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 首席指揮者。
◆ 2月、ベルリン・ビエンナーレ国際現代音楽祭。ベルリン交響楽団、クレーメル、他。
◆ 6月、ベルリン交響楽団、ベルマン。
◆ ダラス交響楽団 首席客演指揮者に就任。
◆ BBCノーザン交響楽団。
◆ シュターツカペレ・ベルリン。
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1980年/昭和55年 (48〜49歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 首席指揮者。
◆ 1月、ベルリン交響楽団。アダム。マットゥース「ヒペリオン」断章。
◆ ベルリン交響楽団。リヒター=ハーザー。ベートーヴェン4,5番。
◆ ダラス交響楽団 首席客演指揮者。
◆ 読売日本交響楽団。
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1981年/昭和56年 (49〜50歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 首席指揮者。
◆ ベルリン交響楽団。工事中のシャウシュピールハウスのホールで、「工事現場コンサート」を開催。
◆ ベルリン交響楽団 イタリア・ツアーを指揮。
◆ ダラス交響楽団 首席客演指揮者を退任。
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1982年/昭和57年 (50〜51歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ ベルリン交響楽団 首席指揮者。
◆ 4月、読売日本交響楽団。
◆ トロント交響楽団。ブルックナー8番。
◆ 9月、ベルリン音楽祭のオープニングで、シュターツカペレ・ベルリンを指揮。
◆ BBCフィルハーモニー管弦楽団 首席客演指揮者に就任。BBCフィルはこの年、マンチェスターの「BBCノーザン交響楽団」が大規模化して誕生したオーケストラ。公演数が増やされたことで、ヘルビヒが首席客演指揮者に任命。首席指揮者はエドワード・ダウンズ[1624-2009]。
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1983年/昭和58年 (51〜52歳)
◆ 東ドイツ在住。
◆ 2月14日、東ドイツのドレスデンで10万人規模の平和デモ。
◆
◆ 10月1日、ベルリン交響楽団 首席指揮者を辞任。コンサートホールとして新たに建設され、翌年に開場予定のシャウシュピールハウスを、単なる本拠地ではなく、優先使用できるはずの約束が、政府の意向で反故にされたため抗議の辞任。これによりヘルビヒは、SED (ドイツ社会主義統一党)から睨まれ、翌年、東ドイツを去ることになります。ちなみにベルリン交響楽団がシャウシュピールハウスを優先使用できるようになるのは、ドイツ再統一から2年が経過した1992年のことでした。
◆ BBCフィルハーモニー管弦楽団 首席客演指揮者。
◆ 読売日本交響楽団。
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1984年/昭和59年 (52〜53歳)
◆ 10月、BBC交響楽団。ルプー。ベートーヴェン。
◆ BBCフィルハーモニー管弦楽団 首席客演指揮者を退任。
◆ デトロイト交響楽団 音楽監督に就任。
◆ アメリカに移住。デトロイトのあるミシガン州を拠点に、世界各地のオーケストラへの客演を開始。2023年現在もミシガン州に自宅があります。
◆ ニューヨーク・フィル。
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1985年/昭和60年 (53〜54歳)
◆ デトロイト交響楽団 音楽監督。
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1986年/昭和61年 (54〜55歳)
◆ デトロイト交響楽団 音楽監督。
◆ ボストン交響楽団。ブルックナー4番。
◆ ニューヨーク・フィル。
◆ フィラデルフィア管弦楽団。
◆ ワシントン・ナショナル交響楽団。
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1987年/昭和62年 (55〜56歳)
◆ デトロイト交響楽団 音楽監督。
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1988年/昭和63年 (56〜57歳)
◆ デトロイト交響楽団 音楽監督。
◆ ボストン交響楽団。
◆ ワシントン・ナショナル響。
◆ トロント交響楽団 芸術顧問に就任。
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1989年/昭和64年/平成元年 (57〜58歳)
◆ デトロイト交響楽団。クレーメル。ヨーロッパ・ツアーを指揮。
◆ ニューヨーク・フィル。
◆ デトロイト交響楽団 音楽監督を退任。
◆ トロント交響楽団 音楽監督に就任。
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1990年/平成2年 (58〜59歳)
◆ トロント交響楽団 音楽監督。
◆ イェ―ル大学指揮科教授に就任。
◆ 5月、トロント交響楽団。日本ツアーを指揮。
◆ ハーグ・レジデンティ管弦楽団 首席客演指揮者に就任。
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1991年/平成3年 (59〜60歳)
◆ トロント交響楽団 音楽監督。
◆ イェ―ル大学 指揮科教授に就任。
◆ トロント交響楽団。ヨーロッパ・ツアーを指揮。
◆ ハーグ・レジデンティ管弦楽団 首席客演指揮者。
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1992年/平成4年 (60〜61歳)
◆ トロント交響楽団 音楽監督。
◆ イェ―ル大学 指揮科教授。
◆ ハーグ・レジデンティ管弦楽団 首席客演指揮者。
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1993年/平成5年 (61〜62歳)
◆ トロント交響楽団 音楽監督。
◆ イェ―ル大学 指揮科教授。
◆ ハーグ・レジデンティ管弦楽団 首席客演指揮者。
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1994年/平成6年 (62〜63歳)
◆ トロント交響楽団 音楽監督を退任。
◆ イェ―ル大学 指揮科教授。
◆ ハーグ・レジデンティ管弦楽団 首席客演指揮者。
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1995年/平成7年 (63〜64歳)
◆ イェ―ル大学 指揮科教授。
◆ ハーグ・レジデンティ管弦楽団 首席客演指揮者。
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1996年/平成8年 (64〜65歳)
◆ イェ―ル大学 指揮科教授。
◆ ハーグ・レジデンティ管弦楽団 首席客演指揮者。
◆ パリ管弦楽団。
◆ ハレ管弦楽団。
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1997年/平成9年 (65〜66歳)
◆ イェ―ル大学 指揮科教授を退任。
◆ ボルティモア交響楽団。
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1998年/平成10年 (66〜67歳)
◆ ボルティモア交響楽団。
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1999年/平成11年 (67〜68歳)
◆ ボルティモア交響楽団。
◆ 日本フィルハーモニー交響楽団。ブルックナー9番、他。
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2000年/平成12年 (68〜69歳)
◆ ボルティモア交響楽団。
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2001年/平成13年 (69〜70歳)
◆ ザールブリュッケン放送交響楽団 首席指揮者に就任。
◆ グルベンキアン管弦楽団。
◆ シアトル交響楽団。
◆ ボルドー・アキテーヌ管弦楽団。
◆ ドレスデン・フィル。
◆ 日本フィルハーモニー交響楽団。ブルックナー8番、他。
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2002年/平成14年 (70〜71歳)
◆ ザールブリュッケン放送交響楽団 首席指揮者。
◆ モネ交響楽団。
◆ ベルリン交響楽団。
◆ スイス・ロマンド管弦楽団。
◆ フランス放送フィル。
◆ モンテカルロ・フィル。
◆ BBCフィル。
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2003年/平成15年 (71〜72歳)
◆ ザールブリュッケン放送交響楽団 首席指揮者。
◆ ドレスデン・フィル。日本ツアー。
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2004年/平成16年 (72〜73歳)
◆ ザールブリュッケン放送交響楽団 首席指揮者。
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2005年/平成17年 (73〜74歳)
◆ ザールブリュッケン放送交響楽団 首席指揮者。
◆ ドイツ政府によりすべての放送オーケストラへの補助金が大幅に削減。
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2006年/平成18年 (74〜75歳)
◆ ザールブリュッケン放送交響楽団 首席指揮者を退任。
◆ ボルティモア交響楽団。
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2007年/平成19年 (75〜76歳)
◆ ボルティモア交響楽団。
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2008年/平成20年 (76〜77歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 音楽監督に就任。
◆ 日本フィルハーモニー交響楽団。シューベルト「グレート」、他
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2009年/平成21年 (77〜78歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 音楽監督。
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2010年/平成22年 (78〜79歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 音楽監督を退任。
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
◆ ボルティモア交響楽団。
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2011年/平成23年 (79〜80歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
◆ ボルティモア交響楽団。
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2012年/平成24年 (80〜81歳)
◆ トロント交響楽団。
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
◆ ボルティモア交響楽団。
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2013年/平成25年 (81〜82歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
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2014年/平成26年 (82〜83歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
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2015年/平成27年 (83〜84歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
◆ ボルティモア交響楽団。
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2016年/平成28年 (84〜85歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
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2017年/平成29年 (85〜86歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
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2018年/平成30年 (86〜87歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
◆ グラン・カナリア・フィル 名誉指揮者。
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2019年/平成31年/令和元年 (87〜88歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
◆ グラン・カナリア・フィル 名誉指揮者。
◆ トロント交響楽団。ブルックナー9番。
◆ グラン・カナリア・フィル。ブルックナー8番。
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2020年/令和2年 (88〜89歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
◆ グラン・カナリア・フィル 名誉指揮者。
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2021年/令和3年 (89〜90歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
◆ グラン・カナリア・フィル 名誉指揮者。
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2022年/令和4年 (90〜91歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
◆ グラン・カナリア・フィル 名誉指揮者。
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2023年/令和5年 (91〜92歳)
◆ 台湾フィルハーモニック 桂冠指揮者。
◆ グラン・カナリア・フィル 名誉指揮者。
◆ グラン・カナリア・フィル。ブルックナー6番。
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年表付き商品説明ページ一覧
【バロック作曲家 (生年順)】
◆
バード [c.1540-1623]
◆
カッツァーティ [1616-1678]
◆
ルイ・クープラン [1626-1661]
◆
クープラン一族
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ダンドリュー [1682-1738]
◆
スタンリー [1713-1786]
【古典派&ロマン派作曲家 (生年順)】
◆
モンジュルー [1764-1836] (ピアノ系)
◆
ベートーヴェン [1770-1827]
◆
ジャダン [1776-1800] (ピアノ系)
◆
リース [1784-1838]
◆
ブルックナー [1824-1896]
◆
ルクー [1870-1894]
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レーガー [1873-1916]
【近現代作曲家 (生年順)】
◆
レーバイ [1880-1953] (ギター系)
◆
マルティヌー [1890-1959]
◆
ミゴ [1891-1976] (ギター系も)
◆
ショスタコーヴィチ [1906-1975]
◆
ラングレー [1907-1991] (オルガン系)
◆
アンダーソン [1908-1975]
◆
デュアルテ [1919-2004] (ギター系)
◆
プレスティ [1924-1967] (ギター系)
◆
ヘンツェ [1926-2012]
◆
坂本龍一 [1952-2023]
【指揮者 (ドイツ・オーストリア)】
◆
アーベントロート (ベートーヴェン、
シューマン、
ブルックナー、
ブラームス、
モーツァルト、
チャイコ、
ハイドン)
◆
エッシェンバッハ
◆
カラヤン
◆
クナッパーツブッシュ (ウィーン・フィル、
ベルリン・フィル、
ミュンヘン・フィル、
国立歌劇場管、
レジェンダリー)
◆
クラウス
◆
クリップス
◆
クレンペラー (VOX&ライヴ、
ザルツブルク・ライヴ、
VENIASボックス
◆
サヴァリッシュ
◆
シューリヒト
◆
スイトナー (ドヴォルザーク、
レジェンダリー)
◆
フリート
◆
フルトヴェングラー
◆
ベーム
◆
ヘルビヒ (マーラー、
ショスタコ、
ブラームス)
◆
メルツェンドルファー
◆
ヤノフスキー
◆
ライトナー
◆
ラインスドルフ
◆
レーグナー (ブルックナー、
マーラー、
ヨーロッパ、
ドイツ)
◆
ロスバウト
【指揮者 (ロシア・ソ連)】
◆
ガウク
◆
クーセヴィツキー
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ゴロワノフ
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ペトレンコ
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マルケヴィチ
【指揮者 (アメリカ)】
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クーチャー (クチャル)
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スラトキン (父)
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ドラゴン
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バーンスタイン
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フェネル
【指揮者 (オランダ)】
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オッテルロー
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クイケン
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ベイヌム
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メンゲルベルク
【指揮者 (フランス)】
◆
パレー
◆
モントゥー
【指揮者 (ハンガリー)】
◆
セル
◆
ドラティ
【指揮者 (スペイン)】
◆
アルヘンタ
【指揮者 (スイス)】
◆
アンセルメ
【指揮者 (ポーランド)】
◆
クレツキ
【指揮者 (チェコ)】
◆
ターリヒ
【指揮者 (ルーマニア)】
◆
チェリビダッケ
【指揮者 (イタリア)】
◆
トスカニーニ
【指揮者 (イギリス)】
◆
バルビローリ
【指揮者 (ギリシャ)】
◆
ミトロプーロス
【鍵盤楽器奏者 (楽器別・生国別)】
【ピアノ (ロシア・ソ連)】
◆
ヴェデルニコフ
◆
グリンベルク
◆
ソフロニツキー
◆
タマルキナ
◆
ニコラーエワ
◆
ネイガウス父子
◆
フェインベルク
◆
フリエール
◆
モイセイヴィチ
◆
ユージナ
【ピアノ (フランス)】
◆
カサドシュ
◆
ティッサン=ヴァランタン◆
ハスキル
◆
ロン
【ピアノ (ドイツ・オーストリア)】
◆
キルシュネライト
◆
シュナーベル
◆
デムス
◆
ナイ
【ピアノ (南米)】
◆
タリアフェロ
◆
ノヴァエス
【チェンバロ】
◆
ヴァレンティ
◆
カークパトリック
◆
ランドフスカ
【弦楽器奏者 (楽器別・五十音順)】
【ヴァイオリン】
◆
オイストラフ
◆
コーガン
◆
スポールディング
◆
バルヒェット
◆
フランチェスカッティ
◆
ヘムシング
◆
リッチ
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レビン
【チェロ】
◆
カサド
◆
シュタルケル
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デュ・プレ
◆
ヤニグロ
◆
ロストロポーヴィチ
【管楽器奏者】
【クラリネット】
◆
マンツ
【ファゴット】
◆
デルヴォー (ダルティガロング)
【オーボエ】
◆
モワネ
【歌手】
◆
ド・ビーク (メゾソプラノ)
【室内アンサンブル (編成別・五十音順)】
【三重奏団】
◆
パスキエ・トリオ
【ピアノ四重奏団】
◆
フォーレ四重奏団
【弦楽四重奏団】
◆
グリラー弦楽四重奏団
◆
シェッファー四重奏団
◆
シュナイダー四重奏団
◆
ズスケ四重奏団
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パスカル弦楽四重奏団
◆
ハリウッド弦楽四重奏団
◆
バルヒェット四重奏団
◆
ブダペスト弦楽四重奏団
◆
フランスの伝説の弦楽四重奏団
◆
レナー弦楽四重奏団
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